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少数民族が集う湖畔の朝市。インレー湖観光の華「五日市」

ピチピチと跳ねる獲れたての魚、山積みになった真っ赤なトマト、お盆ほどもある大きな特産の煎餅。市場のあちこちには、オレンジや青のスカーフを頭に巻いたパオ族が茶葉を売ったり、大きな籠を抱えて買い物にいそしんでいます。ここはインレー観光におけるハイライトのひとつ、五日市です。

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五日市は文字通り、5日に1度行う市場。インレー湖周辺のいくつかの町や村が定期的に開く朝市で、朝7時頃に始まり10時頃には多くが店をたたみ始めます。毎日どこかの村で開催しており、複数の村を移動しながら商品を販売する商人が多く、2日続けて別の市へ行くと、前日に見かけた露店商にまた出会ったりします。

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現在、インレー湖周辺で五日市を開催しているのは主に以下の村々です。このうち太字にしてあるのは湖畔の市。舟でのインレー湖観光のついでに寄ることができるところで、ほかは車を利用することになります。

  グループ① ヘーホー、タウントー、タンタウン
  グループ② イワマ、タウンジー、アウンバン
  グループ③ マインタウッファウンドーウー、ナンテイン
  グループ④ カウンダイン、シュエニャウン、インデイン、カロー
  グループ⑤ ピンダヤ、ナムパン、ニャウンシュエ

 
今回は数ある五日市のうち、個人的におすすめの市を紹介します。

 

無数の小舟が集まる大規模市ナムパン

インレー湖の南東岸に位置するナムパン村の市は周辺五日市の中でももっとも規模が大きい市のひとつで、舟着場でボートを降りた目の前が市なのも嬉しいポイントです。野菜や魚、茶葉など販売される品もバランスがとれていおり、インレー湖の食の魅力が凝縮されたような市場です。

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カウンダインは広い敷地に露店がいっぱい

ナムパンと並び、規模が大きな市のひとつがカウンダイン。ニャウンシュエからは比較的近いため、陸路で行ってもよいかもしれません。広い敷地に整然と露店が並び、屋根のないエリアも多いので開放感を感じます。

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この市で何度か、日本のあんドーナッツそっくりな菓子を売る女性を見かけたことがあります。彼女が店開きするやいなや客が殺到し、あっとういう間に売り切れてしいます。運よく遭遇したらぜひ味見してみてください。日本人には懐かしい味です。

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元・水上市場のイワマは湖感たっぷり

湖の中ほど、西寄りの岸辺で開催されている市。かつては水上マーケットでしたが、市の日は水路が大渋滞に陥るとのことで、数年前から近くの陸地へ場所を移しました。それでも湖はすぐそこですし、全ての五日市中で最も「湖の市」の風情があります。ファウンドーウーパゴダといった観光ポイントが周囲にあり観光客も多いため、土産物の露店が多いのも特徴です。

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民族衣装遭遇率が高いナンテイン

湖畔というより、位置的には山の中。カローから車で40分ほど南下したあたりと少々遠いですが、なだらかな丘に畑がパッチワークのように広がる道中の車窓はなかなかのものです。この市はほかに比べて小ぢんまりしていますが、民族衣装を着たパオ族にたくさん出遭えるので、少数民族ファンの方にはおすすめします。

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遺跡と市を同時に楽しむインデイン

さほど特徴はない市ですが、常設部分も含めて規模は大きめ。パオ族遭遇率も何気に高いように感じます。インデインがあるのは、ファウンドーウーパゴダのあるエリアから西へ舟で30分ほど入り込んだあたり。インレー湖観光の際はわざわざ足を伸ばすか迷うところですが、市の日ならぜひ訪れてください。遺跡と市場の両方を楽しめます。

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五日市訪問は月の満ち欠けに注意

湖畔の市でもマインタウッやカウンダイン、イワマ、ナムパン、ファウンドーウーなどはインレー湖の通常の観光コースからさほど離れませんので観光のついでに寄れますが、タウントーやインデインは追加料金が必要になります。なお、タンタインは最寄の舟着場こそ観光コース上ですが、そこから30分以上は歩かねばならないので気をつけてください。

また、市を訪れる際に重要になるのが休みの日。五日市は満月の日と新月の日に休むので、五日市へ行きたい方はインレー湖に着いたらまず、ホテルのフロントなどでスケジュールを確認してください。旅程がどうしても合わない場合は、ニャウンシュエの市場をおすすめします。 市の日はいつもより賑わうとはいえ、常設部分でも規模が大きく雰囲気を十分楽しめます。

 
(text & photo : 板坂 真季)

 
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