インドネシア
カルチャー
ダイバーが熱視線を送る

最後の秘境サンガラキ、待望のダイブリゾートが再開

リゾートがある島のすぐ近くにマンタスポットが4カ所も!   撮影/水中造形センターマリンフォトライブラリー

「ジンベエザメとの遭遇の確実さに満足」、「島からすぐ近くのマンタポイントに、マンタが群れをなしていました!」、「バラクーダは全盛期のシパダン島を越えていると聞いていましたが、確かに」。これは、サンガラキへ訪れたダイバーの実際の声(詳しくは、『マリンダイビング』3月号(2月10日発売)を!)。 百戦錬磨の上級ダイバーを魅了するサンガラキの海って、どんなところ?


 
サンガラキは、インドネシアのカリマンタン島の東、セルべス海に浮かぶ小さな島。周辺には4つのマンタスポットがあり、遭遇率の高さがハンパない。なかにはお腹も真っ黒なブラックマンタと会えることも。また、漁師さんが撒く餌を目当てにジンベエザメもやってきます。運が良ければ、数匹のジンベエザメと一緒に泳げ、しかもタンク一本分泳げたというダイバーも!

これだけのバラクーダの群れが見られるのは、貴重な存在   撮影/北川暢男

さらに足を延ばせば、視界いっぱいバラクーダの壁が迫る大物狙いのマラトゥア島、ジェリーフィッシュレイクがあるカカバン島も待っています。

リーフフィッシュが舞い踊る、ドリーミンなダイビングも楽しめます   撮影/北川暢男

ピグミーシーホースなどマクロ派のココロに刺さる出会いも   撮影/北川暢男

そんなハイパーなダイビングが待っているサンガラキに、2016年2月、サンガラキ・リゾートが再オープン。長らくクローズしたおかげでポテンシャルがさらにアップしたダイビングが期待できそう。白砂が美しい小さな島の唯一のリゾートは、わずか9室。「朝はおかゆ、昼や焼きそばなど、インドネシア料理が美味」と、好評です。

サンガラキ島唯一のステイ先、サンガラキ・リゾート。ダイビング施設がきちんと整い、レンタル機材も充実しています   撮影/北川暢男

おまけに、7~9月はリゾート前のビーチにアオウミガメやタイマイが産卵のために上陸します。一晩で70匹も現れたことがあるとか!

サンガラキ・リゾートはわずか9コテージ。のんびりとしたアイランドライフが過ごせます   撮影/北川暢男

これだけ手つかずの自然が残るサンガラキ島。日本からは飛行機を3回乗り継ぎ、さらにボートで3時間30分と、正直、遠い。それでも、かつてのダイビングが忘れられず、再訪しているダイバーも。遠路を押しても訪れる価値があるようです。

7~9月は海ガメの産卵シーズン。海ガメの赤ちゃんに出会えるかも    撮影/北川暢男

 
■レベル
エントリーやエキジット、中性浮力など、基本的なスキルがあることがベター

■ダイビングスタイル
サンガラキ・リゾートにステイして1日2ダイブ。または、デラワンと組み合わせたダイブクルーズで潜りめぐることも。

■ダイビングシーズン
5~10月が乾季。平均水温は28~30℃あり、3ミリのフルスーツが快適。

 
ちなみに、4月~7日(金)・8日(土)・9日(日)は、年に1度のマリンダイビングフェア! 国内外のダイビングサービスからスタッフが、池袋コンベンションセンターに大集結します。現地のリアルかつ貴重な情報が得られるチャンス! ぜひ、会場へ!
詳しくはこちら>

 

情報、画像提供 : マリンダイビング

日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!
http://www.marinediving.com/

 
水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビング
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