ベトナム
グルメ
ベトナムにトリップした気分になる!

(名古屋・大須)ベトナム人に支持されるバインミー&フォー専門店


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ブラジルの鶏の丸焼き、トルコのドネルケバブ、メキシコのタコス、台湾風唐揚げ・・・と多国籍料理店が集まる「大須」。老若男女や外国人も楽しめる古くから栄えている商店街で、旅行などで名古屋に来たら必ず訪れたいおすすめスポットだ。

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今回は大須の仁王門通り商店街に2017年6月にオープンした新しいお店「ベトナムキッチン(BEP VIET)」をご紹介。こちらは八事のベトナム料理店「トゥアン」の姉妹店で、ベトナム人オーナーが「もっと気軽にベトナム料理を楽しんでもらいたい」と始めたお店だ。


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店員は全員ベトナム人だが、日本語が通じるので安心。また、店員だけでなく、お客さんもベトナム人ばかりであることに驚いた。オープンしたばかりだが、すでに愛知在住のベトナム人から支持を得ているようだ。


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店頭にはバインミー(ベトナム風バゲットサンド)とチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台が出ており、まるで現地にトリップしたような気分になる。


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食事メニューはフォーとバインミーの2種類。


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壁に掲げられたメニューも現地の雰囲気たっぷり。ドリンクはタマリンドジュースやハス茶のほか、ベトナムのビールもある。食事と一緒に注文してみてはいかがだろうか。


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鶏肉のフォーは700円。もやし、パクチー、レモンは別皿で出てくるので、パクチーが苦手な人でも安心だ。あっさり味のフォーは卓上の調味料で自分好みの味にととのえるのが醍醐味のひとつ。テーブルにはヌックマム、チリソース、酢漬けのにんにく&唐辛子が置いてあるので、ベトナム人のように積極的に使って味の変化を楽しもう。


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牛肉のフォーは780円。生の牛肉に熱々のスープをかけた状態で提供されるのも現地風。半生の牛肉が不安な人は注文時にお願いして、しっかりと火を通してもらおう。


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ベトナムハムのバインミーは550円。軽い食感の自家製フランスパンの中にベトナムハム、なます、ネギなどが入っている。隠し味の揚げたエシャロットがバインミーのおいしさをさらに高めているように感じる。筆者がバインミー好きということもあるが、フォーかバインミーのどちらか1つを選ぶなら、バインミーをおすすめしたい。

一緒に訪れたベトナム人の友人の感想は「これはベトナムの味だね」。家族用にと1本バインミーをテイクアウトしていた。


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五目のチェーは430円。小豆や緑のもち米などの上にクラッシュアイスとピーナッツ、ココナッツミルクがかかっているベトナム南部風のチェーだ。氷を溶かしながら、スプーンで混ぜて食べよう。

 

できたての味と現地の雰囲気を楽しめるため、お店で食べていくのがベターだが、全品テイクアウトも可能なので、家やホテルに持ち帰って楽しむこともできる。

オーナーさんは「最近は日本人のお客さんも増えてきました」と話す。これまでベトナム料理店はなかった大須。毎日多くの人が訪れる大須から、ベトナム料理の魅力がさらに広まっていくことを願っている。

 

ベトナムキッチン(BEP VIET)
・住所:名古屋市中区大須3-41-9 仁王門通り
・電話:052-265-9731
・時間:平日 11:00~19:00、土 11:00~21:00、日・祝 10:00~19:00

 

 

著者 : グッチ

中国(上海・北京)7年、ベトナム(ホーチミン)3年弱の約10年間の海外生活を経て、2016年より日本在住。 海外在住時より日本人向けフリーペーパー、旅行サイト、ガイドブックなどに記事を寄稿。TRIPPING!でコラム「ぐるりホーチミン歩き 〜美味しいと可愛いを探して〜」を連載中。

 

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