タイ
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熱帯写真家フォトエッセイ

タイの夢の国は超絶だった!「Dream World」に行ってみた

入り口付近にあるオブジェ。どこかで見たことあるような   著者撮影

バンコクから約50km北にある「Dream World」はバンコクっ子に人気のテーマパークらしいというので行ってみた。日本でいうところの「ディズニーリゾート」と「USJ」を合わせたような感じで、ある意味微妙ではあった(笑)

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入場料は全ての乗り物が乗り放題(それぞれ1回限り)で500バーツとちょっとお高い感じ。一部、例外のアトラクションもあった。一体、タイ版夢の国とはどんな感じなのであろうか。

3D撮影スポットで写真を撮ってみる   著者撮影

入り口を入るなりいきなり「ここは関西にあるテーマパークか?」と思ってしまった。巨大な地球を模したオブジェその下で人間が地球を支えている。そこの空きスペースに入り込み写真を撮るのがタイ人スタイルらしい。至る所に写真スポット(笑)とにかく撮りまくってSNSにアップしまくるのだろう。

この程度の絶叫マシーンは序の口  著者撮影

アトラクションは小さな子供用から大人まで楽しめるようにはなっていて、静かなモノから絶叫系まで一通り揃っているのだが、絶叫系が超絶だった。完成度は日本の絶叫マシーンの方が高いと思うのだが、とにかく乗っている時間が長い(そう感じた)のだ。日本の場合だと「もう、止めて~」というタイミングで終了の場合が多いと思う。しかし、ここのマシーンはそのタイミングでもう一回、そして、それが終わったもう一回来るのだ。絶叫系の多くはズンチャカ系のクラブミュージックを大音量で流し、オペレータのお兄さんがDJ風にMCをするのである。それに煽られるようにタイ人女性は「イェーイ!」と手を上げる人もいれば、「もう止めて~」と叫ぶ人もいる。

画面左下から着水もこの水しぶき。とにかくハンパない   著者撮影

ウォーター系のアトラクションでは、ホントにずぶ濡れになった。高所からスライダーを滑り落ちプールに着水するだけの簡単なアトラクションなのだが着水時の水しぶきがハンパない。暑いタイならではなのだろうか?売店ではレインコートを売っていてそれを来て乗る人もいた。

暗黒のなかを突っ走る「ブラックホールコースター」   著者撮影

ジェットコースター風のアトラクションもあった。真っ暗の建物の中を突き進む。ホントに暗闇でスリル満点だった。お化け屋敷「ホーンテッドマンション」もあった。ディスニーランドのやつをイメージして入ったのだが、音響、ディスプレイ等のホラー度は数倍も上をいっていて、一歩進む度に大声を上げてしまった(笑)

タイに来てまでテーマパークと思うかも知れないが、全てが常識を超えたパフォーマンスでそこがタイらしいのかな?とも思ったりした。タイ人と一緒に行ったら楽しさ倍増だと思う。寺院巡りや屋台めし、SPA&マッサージだけがタイじゃない。リアルなタイ人を見ることが出来ると思う。

 
(text & photo : 中島貴義)

 
熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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