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- チェンライで冬期合宿!マウンテンバイク五輪代表 山本選手が語る魅力とは?
著者撮影
毎年冬季に、タイの北部「チェンライ」でトレーニングをしているのが、マウンテンバイクライダーの山本幸平選手だ。
北京、ロンドン、リオデジャネイロとオリンピックに3大会連続出場している山本選手。チェンライでのトレーニング中、2016年12月に開催された自転車国際レース「ツアー・オブ・チェンライ」にも、ジャパンチームの一員として参戦。そんな山本選手にチェンライの魅力についてお伺いした。
ツアー・オブ・チェンライ 著者撮影
ツアー・オブ・チェンライ 著者撮影
──なぜタイ、なかでもチェンライでトレーニングするようになったのですか?
チェンライ郊外にある「ナーソンリゾート」のオーナー夫妻、中川さんのところで合宿をしたのがきっかけです。(ロードレーサーの)福島康司さんもここで合宿をしていましたし、新城幸也選手もタイで合宿をしています。
タイでトレーニングを始めて、11年目になります。なにより気候がいい。僕の故郷である北海道・幕別町は、冬は寒くてトレーニングには向きません。チェンライはタイの最北部なので、日中は30℃近くまで上がりますが、バンコクより暑くないですし、湿気も低い。物価も安いし、食べ物がおいしいので長くいたくなります。
足を止めずに、平坦で200キロ取れるというのも大きな魅力ですね。国境近くにあるプチファーという山では登りのトレーニングもできます。
──どのくらいチェンライに滞在するのですか?
12月中旬から2、3か月いることが多いです。この時期は雨も少ないですしね。チェンライに滞在して、体を作り、その後のヨーロッパでのレースの参戦へと調整していくイメージです。
時差も少ないですし、困っている人がいたら助けてくれる国民性もいい。なにか問題があっても、チェンライならなんとかなってしまいます(笑)。危ない目にあうこともほとんどないですし。
今回、一緒にレースに参加した若い子たちもすっかりチェンライが気に入っていましたよ。夜は星が満点です。日本のみなさんに、チェンライの良さをもっと知ってほしいです。
──チェンライではどんな過ごし方をしているのか。
普通ですよ(笑)。朝は豆乳やミューズリー、バナナを食べることが多いですが、昼は、クイティアオやカオマンガイを食べに行きます。カオニャーも好きですね。ときどきは日本料理屋に行くことも。美味しいコーヒー屋さんもあります。マッサージにも行ったりしますね。
ときどき、チェンマイまで自転車で行き、1泊して都会の空気を味わったりもします。チェンマイもいいですが、チェンライはより交通量が少ないので、トレーニングには向いていますね。
山本幸平選手 著者撮影
──チェンライに興味のある人へのメッセージをお願いします。
チェンライはすべてを叶えてくれる街。お金がある人もない人も楽しめると思います。お金のある人はもちろん、1日350THB(約1,100円)あれば、存分に楽しめるはず。いいレストランもあるけれど、屋台もおいしいですよ。
山本幸平選手HP
http://yamamotokohei.com/
(text : Aya Hasegawa)
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