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- (東京・新大久保)タイ料理フリークが支持する料理人・タムさんの店
著者撮影
タイ料理フリークから絶大な支持を受ける名料理人、タムさん。彼が在籍したお店は食べログで瞬く間にハイスコアとなり、暫くするとお店を去ってゆく…。渡り職人のようなタイ料理人こそが、タムシェフだ。
以前、本サイトに投稿したバーンリムパー2号店も諸事情により去ることとなり、その後、彼は何処に現れるのか?タイ料理フリークが注視していたところ、今度は大久保に降臨。しかも、店名は自らの名を冠した「バーンタム」(=タムさんのお店)。今回は遂に定着されるのか!?と強い期待を抱きつつ、オープン早々に訪問した。
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入口の看板は中々の自己主張!笑 しかし、タイ料理好きにとっては疑う余地の無い、広げて然るべき風呂敷だろう。
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お店のロゴは瀟洒で、店内もすっきりしている。タイ料理的な内装は無く、カフェのような雰囲気だ。オープン直後であっても、店内は彼の料理を待ち焦がれる人たちで満席であった。
ネームクルック (1,280円)
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彼の料理の中でも、タップワーンと並んで人気のあるスターター。
期待とともに頂いてみると、甘み、辛味、酸味、塩気のバランスが秀逸で、これぞ!と言った味わい。
揚げたライスボールの香ばしさが食欲を増進させ、ネームの旨みと風味が箸を加速させる。
タムさんはネームを少し寝かせて、酸味を立たせてから使用するとのことだ。
レバーを使用し、ハーブの量が多いタップワーンよりも食べ易い料理なので、初めて訪問された方は是非とも試して欲しい。
野菜の盛り合わせ
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これでネームクルックを巻いて頂く。
野菜はフレッシュで、バイシャプー(大葉やエゴマのようなハーブで、タイの市場の香り)がアクセントになる。
コームーヤーン (1,100円)
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火入れが良く、豚の喉肉の甘みを引き出している。
肉の下味は甘みを利かせ、ナムチム(タレ)は酸味と辛味を利かせる。
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ナムチムの完成度の高さもシェフの料理の魅力の一つ。
プーニムパッポンカリー (1,500円)
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カレーをバシッと利かせ、味わい深い卵がトロトロとソフトシェルクラブに絡んでいる。
プーニムパッポンカリーの妙は一に火入れ、二に味付けだと考えているが、シェフのカレー風味と甘みのバランスはとても素晴らしい。
全体的に、クルワンプルーン(卓上調味料)を使わなくても成立しているところがタムさんの凄みだ。
カオマンガイ (1,200円)
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定番の〆。日によってご飯の硬さが異なるが、ベストの状態に当たると食べた人は皆感動する。
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ナムチムはニンニクを強めに利かせており、あっさりした料理にパンチを与える。
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スープには珍しくカボチャが入っており、鶏の旨みに甘みの華を添えていた。
カームーパーロー (2,500円)
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おまけ。隣の方がオーダーされており、「撮影して!」と言われて(笑)
豚足を煮込んだ豪快な料理で、作るのに三時間以上掛かるとのこと。
ありがたくも少し頂いたところ、丁寧な下ごしらえと調理を感じさせる、見た目よりも上品な味わいであった。
揚げた「トート」バージョンもオススメとの事。
時間が掛かるので、要予約品だ。
©TRIPPING!
いやはや、大満足の味わいだった。
心より、お店が末永く繁盛することを祈る!
バーンタム(Baan Tum)
・住所:東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保ビル B1
・TEL:090-1257-2517
・時間:17:00~24:00(L.O. 23:30)
・定休日:月曜日
著者 : yuya
手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。
INFORMATION
名称 | バーンタム(Baan Tum) |
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住所 | 東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保ビル B1 |
電話番号 | 090-1257-2517 |
営業時間 | 17:00~24:00(L.O. 23:30) ※月曜休 |
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