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シンガポールの必食料理!

チリクラブの老舗!シンガポール「ノー・サインボード・シーフードレストラン」

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代表的なシンガポール料理の一つ「チリクラブ」で有名な「No Signboard Seafood Restaurant(ノー・サインボード・シーフード・レストラン)」。カニを食べる習慣がまだ珍しかった時代に屋台村で開業し、現在ではガイドブック掲載常連店に。シンガポールで一度は訪れたい老舗シーフードレストランだ。

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日本人の口にも合うチリクラブ

中華味噌、チリ、ケチャップ、ニンニクなどで作られたソースをカニに絡ませたシンガポールの名物料理「チリクラブ」。甘辛いソースにニンニクが効いた癖になる味付けは、日本人観光客にも人気。ほんのりと甘い中華風の揚げパンを、残ったソースに付けて食べるのもおススメだ。

 

「看板なし」という店名の由来

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1970年代、Matter Road Hawker Centreという屋台村の中に店を構えたのがノー・サインボード・シーフード・レストランの始まり。「No Signboard=看板がない」という店名は、開店当時の様子を物語っている。

料理が得意であった創設者のMdm Ong Kim Hoiは、まだカニを食べるという習慣があまりなかったシンガポールで「white pepper club(ホワイト・ペッパー・クラブ)」という料理を考案。もう一人の創設者Ah Kawは、貴重な食材である生きたカニを探しに、Tekka Market(テッカ・マーケット)まで買い出しへ行った。それでも当時貴重だったカニ、一日3匹しか調理できなかったという。

そもそもシーフードを提供する店舗が珍しかった当時のシンガポールのホーカーセンターで二人の店は瞬く間に人気に。現在では、Vivo City(ビボ・シティー店)、The Central @ Clark Quay(クラークキー店)、The Esplanade(セスプラネード店)、No.414 Geylang(ゲイラン本店)の4店舗を構え、ガイドブックの掲載常連店になっている。

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©TRIPPING!   No.414 Geylang本店

 

ウェットティッシュ必須!大胆に味わおう

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ローカル料理とはいえ、意外とお値段が張るのがこのチリクラブ。オーダーする際、メニューに記載されている値段は1キロ毎の値段なので注意しよう。何人でシェアするか伝えると、ちょうどよい大きさのカニを調理してくれる。カニの産地によってもお値段が変わるので、こだわりのある人はじっくりお店の人に相談してみて。尚、調理法はチリクラブの他にもホワイト/ブラック ペッパークラブなどバリエーション豊富にラインアップしている。(写真:雌蟹のスモールサイズ(大人2〜3名分ほど)=64S$  ※2015年10月15日ゲイラン本店の時価)

チリクラブには付け合わせに中華風揚げパンをオーダーし、ソースにつけて食べよう。

ちなみに、手を使って食べるのでウェットティッシュは必須。忘れてしまった場合は0.6S$で購入も可能。

 

サイドディッシュもお忘れなく!

チリクラブの他におすすめなのが、エビのガーリックフライ(Crispy cereal prawn)や空心菜の炒め物(Sanbal kang kong)。サイドメニューはどれも日本人好みの味付けだ。

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シーンに合わせて選べる雰囲気の異なる4店舗

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©TRIPPING!   No.414 Geylang本店

4店舗の中でも特に高級感のあるのはThe Esplanade(エスプラネード店)。マリーナ地区の夜景も楽しめる。一方、一番庶民的なのは本店のNo.414 Geylang(ゲイラン本店)で、価格も他の店舗よりもリーズナブル。シーンや予算に合わせて店舗を選べるのも嬉しい。

 
初回投稿日:2015年12月1日
更新日:2018年4月25日(情報更新)

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