ベトナム
グルメ
お客さんの約7割がベトナム人

(東京・大塚)ホンモノの現地の味!ベトナム料理店「ミーアン」

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著者撮影

ぽつぽつとヴェトナム料理店が増えつつある大塚。
もともと「渋い」街だったところ、近年は数ある日本酒の名店を求めて若い女性も降り立つようになり、イメージが変わってきているように感じる。

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そこで、次のフェーズとして、リトルヴェトナムタウンにならないか?と淡い期待を抱く次第だ。ヴェトナム料理も女性のファンが多いので、日本酒を飲んだ後にヴェトナム料理で〆…そういったマニアックかつ魅力的な流れが出来れば大変微笑ましい。

 

在住ベトナム人にも支持される店「ミーアン」

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著者撮影

今回紹介するお店は、大塚で現地同様のヴェトナムの味を提供する、「ミーアン」である。

こちらのお店は2016年1月時点で、開店からほぼ1年が経過したとのこと。お話を伺ったところ、お客さんの70%ほどがヴェトナム人で、日本人はランチタイムに多く来られるそう。僕が訪問した平日の夜はヴェトナム人のみで、お店に入った瞬間にガッツポーズを取りそうになった。こういったお店は間違いない。しかも、お客のみならず、お店の方のお子さんがお店のテーブルで宿題をしている光景も実に素晴らしい。

メニューを開いてみると、期待が持てる写真が次々と飛び込んでくる。全てパッと見からして本格的で、雑然としたレイアウトも現地さながら。また、昼はフォーを出しているのに夜は出していないところにも何やらこだわりを感じる…。色々と迷いましたが、結局定番の「チャーゾー(揚げ春巻き)」と「ブンボーフエ(牛肉の米粉麺)」をチョイス。そして、チャーゾーのお供に「サイゴンビール」を。

 
「チャーゾー(揚げ春巻き)」850円
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著者撮影

豚ひき肉の味よりも、海老と魚(?)の風味が際立っている。野菜にくるんでヴェトナム式のスイートチリソースをつけて頂く。こんがり揚がったライスペーパーの香ばしさとサクサク食感がたまらない!

 
「ブンボーフエ(牛肉の米粉麺)」900円
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著者撮影

届いた瞬間、香りが違う。ブラックペッパーの香りが強いものの、他にもハーブの香りが複雑に絡まっている。頂いてみると辛味がバシッと利いており、レモングラスとフライドオニオンの風味が箸を進める。かなりの辛口だが、玉ネギ、青ネギ、ラォトァン(=コリアンダー、パクチー)の風味が引力を発し、別皿のモヤシを投入すると辛味が和らげる。モチモチの麺が実に美味しい。牛肉はビーフジャーキーのような特有の香りがあるもので、量は入っていないまでも良きアクセントとなりスープとの一体感がある。

 
「サイゴンビール」550円
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著者撮影

ヴェトナムビアは他に333、ハノイがメニューに載っていた。ちなみに、アサヒの生ビールは500円。

 
料理を頂き、一般的なヴェトナム料理とは異なる、パンチのある魅力を実感した。頂いた後、ご主人に、ホンモノの現地味のお店こそ面白いので頑張ってください!と心からのエールをお伝えしたのは言うまでもない。

 

著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

※店舗情報やメニュー、価格は初回投稿日(2016年1月31日)時点のものです。訪れる際には予めご確認をお願いします。

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