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- (東京・上野)ランチから本格ベトナム料理を堪能「リトルサイゴンキッチンⅡ」
著者撮影
ベトナム・フエ名物の「ブンボーフエ」。丸みを帯びた麺であるブンを辛いスープと合わせた麺料理だ。日本では、フォーと並んで人気が高いメニューだろう。筆者はフエにあるブンボーフエ発祥のお店に行くと言う酔狂な事を行ったが、日本で頂けるブンボーフエも中々レヴェルが高い事が分かった。
本格ベトナム料理が楽しめる「リトルサイゴンキッチン」
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こちらは上野で本格的なベトナム料理を供するお店。外観、内装ともにカフェ風だが、麺料理とバインミー(ベトナム式サンドイッチ)をメインに提供しており、ランチのコストパフォーマンスは上々だ。平日の12時過ぎに伺ったところ、女性を中心に賑わっていた。
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メニューは幾つかあり、プレートランチも気になったが、目的はブンボーフエ。浮気せず頼もうとしたところ、たまたま伺った曜日がブンボーフエのサービスデーだった。通常料金は1,100円とお値段が張るので、サービスランチを目指して訪問するのが得策だろう。
サービスランチ(ブンボーフエ) 890円
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サービスランチにはサラダと、何故かワカサギの唐揚げが付いてくる(笑)ヌックチャムで頂くワカサギの唐揚げは初めてである。
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これらをつまんで待っていると、さほど待たずしてブンボーフエが到着。サラダのみならず、具にも野菜が盛りだくさんなのが嬉しい。もちろん、もやしとパクチー、レモンも付いてくる。
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まずスープを頂いてみると、しっかりと深みがあり、好印象。麺の茹で加減も良く、クタッとしていない。ブンはやや太めのブンなので、非常に滑らかに感じる。
具は牛肉、チャーシュー、肉団子で、牛肉が筋周りで現地的なのに対して、他はどことなく和風なテイストだ。
レモングラスの香りは非常に穏やか。よって、全体的に優しい味わいだなと思った方は、卓上の辛味調味料を!特に自家製のエビペーストは辛味に加えてコクと風味が増加するので、是非ともお試しを。ハッキリ言って使うのと使わないのではお店への印象が変わるほどの出来栄えだ。
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上野界隈はエスニック料理店が多いものの、ベトナム料理店はこちらだけ。お値段が張る分、更にマニアックな料理を提供されると魅力がアップするだろう。昔とは異なり、現地寄りの味を提供しても付いてくる日本人は多い状況なので!
著者 : yuya
手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。
初回投稿日:2017年2月13日
情報更新日:2020年3月31日(情報追加更新 by 編集部)
INFORMATION
名称 | リトルサイゴンキッチンⅡ |
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住所 | 東京都台東区東上野1-19-8 向井ビル1F |
電話番号 | 03-5812-0323 |
営業時間 | 11:30~15:00 / 17:30~22:30(平日) 17:30~22:30(土日祝) ※年中無休 |
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