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- シンガポール家族旅行で外せない!熱帯ジャングルの動物園巡り
©Singapore Tourism Board Photo by Tan Kay Chin.
近年、家族旅行の旅先としても注目を集めるのが、アジア屈指のリゾートシティ「シンガポール」。治安がよくて衛生的、また英語圏でもあるので、安心して旅を楽しめることはもちろん、子供も大人も一緒に楽しめるスポットが揃い踏みだから、初めての家族海外旅行にもぴったり。日本との時差も1時間と、子供への負担も少なく安心だ。
マリーナベイやリゾートのセントーサ島と、見どころの多いシンガポールだけれど、郊外の自然豊かな熱帯ジャングルにも大きな魅力がある。中心街から車で30分ほどのところに、広大な敷地と豊かな自然を活かした動物園がなんと4つも! どれも日本では見たことのないようなユニークな展示が特徴的で、キッズフレンドリーでありながら大人も見応えたっぷり。
そこで今回は、家族で訪れたい、シンガポールならではのユニークな動物園を一挙ご紹介。
熱帯ジャングルでのびのび暮らす野生動物たちに会いに行こう!
シンガポール動物園
©Singapore Tourism Board Photo by Afur Wong.
シンガポール北部にある、熱帯ジャングルの中でのびのびと暮らす動物たちに会える「シンガポール動物園」。檻や柵が見えないように設置し、なるべく野生の環境に近い展示をコンセプトしているため、動物たちの自然な表情を間近で見ることができる。
©Singapore Tourism Board Photo by Afur Wong.
美しいホワイトタイガーや、木登りをするオランウータンの姿をじっくり観察したり、アジアゾウの水浴びショーや、キリンの餌付けに参加したり……。さまざまな動物と対面できる体験は、子どもたちにとっても忘れられない思い出になりそう。広い園内を移動するのに便利なトラムが走っているほか、レストランやグッズショップなども充実している。
ママレポーターに聞いた!シンガポール動物園の耳寄り情報
photo by Aiko Suzuki
広大なシンガポール動物園で、“これだけは外せない”ことと言えば、キリンの餌やりもそのひとつ。
「10:45からの“キリンの餌やり”は午前中に絶対押さえておきたいことのひとつ。近距離で見るキリンは迫力があり、子供はもちろん、観ている大人も楽しめます。」 by TRIPPING!シンガポールレポーター Aiさん
また、シンガポール動物園ならではのおすすめスポットとしてあげてくれたのが、熱帯に暮らす小動物がゲストとの境界線なしに走り回り、飛び回るドーム「フラジャイル・フォレスト」。
photo by Aiko Suzuki
「豆鹿や、オオコウモリ、マダガスカルモンキーなどを、手を伸ばせば触れられるような距離で見られます。まれに、動物が肩に乗ってくることもあるんですよ。」 by TRIPPING!シンガポールレポーター Aiさん
とにかく敷地が広いので、餌やりの時間やショーの時間は事前に押さえて、あとは園内のトラムを上手に使うことがスムーズに回る秘訣だそう。事前に公式HPで園内MAPを確認しておくのもおすすめ。
世界でも珍しい「川」をテーマにしたユニークなテーマパーク
リバーサファリ
©Singapore Tourism Board
「リバーサファリ」は、2013年に誕生した淡水生物の専門動物園。その名のとおり「川」をテーマにしたアジアでも唯一の施設だ。園内には、ミシシッピ川やナイル川をはじめとした世界6つの川が再現され、その水中や陸地に生息する6,000種もの生き物が展示されている。たとえば、メコン川ゾーンの巨大水槽には、迫力満点のマナティやオオナマズが。またガンジス川ゾーンでは、絶滅危惧種でもある貴重なワニ「インドガビエル」にも会える。
photo by Aiko Suzuki
また、ボートに乗り込んで動物たちを見に行く「アマゾンリバー・クエスト」などのアトラクションや、パークの人気者、2頭のジャイアントパンダも必見だ。野外の展示場でもほとんど屋根付きで、扇風機も設置されているので、快適に見学できるのもうれし
い。
©Singapore Tourism Board Photo by Marklin Ang.
ママレポーターに聞いた!リバーサファリの耳寄り情報
シンガポール動物園と比べて、道順がある程度決まっているため、迷うことなく見て回ることができるリバーサファリ。基本的には歩いてまわるが、ボートに乗ってリバークルーズするアトラクションも人気。
©Singapore Tourism Board
「ボートに乗って動物を見て回る“アマゾンリバー・クエスト”は、身長が1.06m以上あれば乗船できるので、幼稚園年長さん以上のお子さんなら楽しめると思います。」 by TRIPPING!シンガポールレポーター Aiさん
「一度見学し始めると、途中にレストランが1軒しかないので、入園前にお腹が空いているならエントランスにあるフードコートで食事を済ませてしまうのがオススメです。」 by TRIPPING!シンガポールレポーター Aiさん
暗闇で活動する夜行性動物をウォッチング!
ナイトサファリ
©Singapore Tourism Board
1,000頭以上の夜行性動物を集めた動物園「ナイトサファリ」も、シンガポールで外せない人気スポット。日本語ガイド付きのトラムに乗って暗闇の中を進みながら、ゾウやサイ、ライオンなどさまざまな動物たちの、昼間とはまた違う一面を見ることができる。ジャコウネコやサーバルなどの夜行性動物によるショーもお見逃しなく。
©TRIPPING!
開園は19時だが、少し前に到着してエントランス・プラザのフードコートで腹ごしらえするのもおすすめ。ちなみに、ベビーカー使用の小さな子どももトラムやショーに参加できるので、ファミリーにも安心だ。なお、「シンガポール動物園」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」は隣接しているので、体力次第で同日に訪れるのも効率的。
ママレポーターに聞いた!ナイトサファリの耳寄り情報
ナイトサファリでは、子供の体力も考慮して効率よく園内をまわりたいところ。ママレポーターに聞いたおすすめのルートは……
©Singapore Tourism Board
「開園前に、まず19:25発の日本語トラムの申込みを済ませておくとスムーズです。40分かけて日本語の解説を交えながら園内をトラムで回ります。20時過ぎにトラム乗り場に戻って来たら、隣接する野外劇場へ移動し、20:30からのショーを鑑賞。そうすると、早ければ21:00過ぎには帰路につけるので、小さなお子さん連れの家族でも無理なく楽しめますよ。」by TRIPPING!シンガポールレポーター Amyさん
心癒される、色鮮やかな鳥たちの楽園
ジュロンバードパーク
©Singapore Tourism Board
最後は、シンガポール西部のジュロン地区にある、アジア最大級の鳥類動物園「ジュロンバードパーク」。広大な敷地に、約400種、5,000羽もの鳥類が集まっている。熱帯雨林を囲んだ、ビル9階の高さの巨大な鳥小屋「ローリー・ロフト」や、約30メートルの人口滝「ウォーターフォール・エイビアリー」など、より自然に近い環境での展示は圧巻。
©Singapore Tourism Board
色鮮やかなインコにフラミンゴ、かわいいペンギンにペリカン、サイチョウ……まるで鳥たちの楽園に迷い込んだかのような、癒しの空間は、子供はもちろん大人も童心にかえって楽しめる。ワシやハヤブサによる迫力満点の空中ショーも、必見!
ママレポーターに聞いた!ジュロンバードパークの耳寄り情報
©Singapore Tourism Board
南国ならではの鳥たちと触れ合えるプログラムは、地元の子供たちにも大人気。
「ローリー・ロフトで参加できるオウムの餌やりは子供に人気です。餌の入ったカップをもって、吊り橋に向かえば色とりどりオウムたちが集まってきますよ。」by TRIPPING!シンガポールレポーター YUKOさん
「次の家族旅行はシンガポールへ!」特集の“後編”では、動物園を効率よく楽しむ編集部のおすすめツアー情報をご紹介!
「次の家族旅行はシンガポールへ!」特集
前編:シンガポール家族旅行で外せない!熱帯ジャングルの動物園巡り
後編:家族みんなで思いっきり遊ぶシンガポールの旅!
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