シンガポール
グルメ

歴史を味わえる、あのコーヒーショップ

今日は世界各地で愛されている、あのお店のご紹介です。

旅先や観光でその土地ならではのものを味わうのは旅の醍醐味ですが、ちょっとリラックスしたい時にはオーダーもメニューも考えなくていいあのコーヒー屋さんに飛び込みたくなることってありませんか?

私はあります!
そうです、スタバ!
140318_cafe

こちらの店舗はシンガポールで100店舗目の記念プレートがかかっています。
20140318_122449
日付を見ると、この間のバレンタインデーですね。

建築遺産であるこの建物は19世紀終わり、入港した船や貨物の登録、停泊料や入港許可料の回収、新鮮な水や薪(燃料)の供給などのすべての港湾活動の管理をしていた事務所だったそうです。また初期植民地時代では郵便局の役割も果たしていたそうです。

中に入ると、
20140318_122702
壁にはシンガポールならではのサンスイさんの絵が描かれています。
赤い帽子が特徴のサンスイさんは三水さんと書き、20世紀初めから中国広東省の三水地方からシンガポールに出稼ぎにやってきた女性のことで、20世紀半ばには2,000人もいたそうです。その多くは建設現場などで肉体労働をしていたとのこと。
彼女たちは誇り高く、慎ましく、故郷の家族のために文字通り汗水流して強く懸命に働いたため、シンガポールの建築にはなくてはならない存在となったようです。そんな彼女たちを称える像や絵はシンガポールを歩くといくつもあります。
つい歴史を感じるものに反応してすみません。

お土産などにいかがでしょうか?マーライオンとトーマス・スタンフォード・ラッフルズ卿のデミタスカップのセットがございます。
20140318_122841
上の棚にはこちらの店舗限定のタンブラーもございます。

ドリンクを受け取り、さらに店内の奥へ進むと、お抹茶色のシンガポールリバーが広がります。
20140318_123022

こちら壁側。
20140318_131450
たくさんの写真があり、中には古い年代物の写真もありました。お客さんが少ない時間帯だったのをいいことに写真撮りまくりました♪
20140318_131520

これはシンガポールの店舗MAPですね。
20140318_131547

近隣にはフラトンホテル、対岸にアジア文明博物館もあります。
デミカップにも描かれたラッフルズ卿の像の実物だってあります。

いつもの味をちょっと違う雰囲気で、歴史とともに味わってみるのはいかがでしょうか?

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます

RECOMMEND COLUMN
連載コラム

RECOMMEND
COLUMN
連載コラム