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フィエスタで花の季節をお祝い!

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春の訪れを感じさせる、花の舞い。それはまた日本の四季を思い出させる瞬間でもある。世界各国にもまた、花咲く季節を祝う文化が多種多様にある。そのうちの一つが、フィリピンで行われる「フラワーズ・デ・マヨ/サンタ・クルーサン」だ。

 

花に包まれて女性たちが美しくなる日

フィリピンでは、5月はフェスティバルシーズン。花々が芽吹くこの季節、国内各地でその土地の伝統の祭りが盛大に行われる。その名もスペイン語で「5月の花」を意味する「フラワーズ・デ・マヨ」は、聖母マリアに対する尊敬の気持ちを捧げる祭りで、全国規模で1か月にわたって行われる。実際には、少女や女性たちは華麗なドレスを身につけ、また男女はペアとなってドレスアップをし、花々で作られた聖母マリアを象徴する花飾りを手に街中をパレードするという。女性たちを引き立てる花々の美しさにもまたうっとりしそうだ。

 

 

日々の感謝をキレイに込めて

一方、花を身にまとって綺麗になるのは、人間だけではない。

 

プリランやアンゴノなどの地方の町で行われる祭り「カラバオ・フェスティバル」の主役は、フィリピンの農業にとって大切な存在、ガラパオ(=水牛)である。いつも泥まみれになって働くガラパオだが、そんな彼らに日頃の感謝と労いの気持ちを込めて、彼らの体は綺麗にされ、花などが飾り付けられる。また、聖水を浴びせた後には、ガラパオの背中に人が乗ってレースなども盛大に行われる。牛のお祭りというと、世界各国から多くの人々が参加するスリリングなスペインの牛追い祭を連想してしまうが、こちらはあくまで牛へ感謝の気持ちを贈る祭り。フィリピンの農業文化の一コマが覗けそうだ。開催は毎年、5月15日に行われる。

 

愛情や感謝の気持ちを伝えるものとして、世界共通で愛される花々。その舞いが一番美しい季節を異なる土地でお祝いするのもまた楽しそうだ。

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