ラオス
カルチャー
熱帯写真家フォトエッセイ

アジアの街をゆく~ラオスバンビエンのブルーラグーン

バンビエンに来たらぜひとも訪れたいブルーラグーン  著者撮影

ルアンパバーンに次いでラオスの人気観光地バンビエン。風光明媚な自然が旅行者を惹きつけるのだろう。何もせずにのんびりと過ごすだけでも「バンビエンに来てよかった」と思うに違いない。

本文を読む


 
バンビエンに来たら絶対に訪れたいのが『ブルーラグーン』だ。バンビエン観光トップ3のひとつとも言えよう。ブルーラグーンとはいっても内陸のラオスに海があるはずもなく、川の水がエメラルドグリーンの色をしているのでそう呼ばれるようになったのだろう。レンタルバイクを借りてブルーラグーンに行くことにした。

バンビエンを流れるナムソン川  著者撮影

バンビエンのメインストリートから約7km。通行料の5,000キップを払いナムソン川の橋を渡りる。集落を抜けると『THE LAOS』といわんばかりの自然の中を進む。鮮やかな緑に奇岩、青い空が眩しい。ゆっくり走ってもバイクなら20分程度で到着する。美しいラオスの自然を満喫すること間違いない。急がずのんびりと行こう。途中、日陰は無いので日差し対策や水などの飲み物は忘れずに持参しよう。ブルーラグーンまではほぼ道なり。途中、看板も出ているので迷うことは無いだろう。しかし、この看板が曲者で『偽ブルーラグーン』があるのだ。どうやら地元のおばちゃんが勝手に看板を出してるらしい。本家と同じように入場料を取るのだが、綺麗さでは数段劣るとのこと。

水面はエメラルドグリーン  著者撮影

ゲートで入場料として10,000キップを払う。右手に進むと待望のブルーラグーンに到着だ。ブルーラグーンと呼ぶには些か大袈裟な気がしないでもないが、エメラルドグリーンは確かにキレイだ。水は結構冷たい。木の上から飛び込む強者がいるが、かなり高いので無理は禁物。泳ぎが苦手な人のためにライフジャケットのレンタルもある。水中には小さな魚がたくさん泳いでいる。屋台があるので簡単なラオス料理などは食べることが出来る。東屋もあるのでのんびりとくつろぐのもいいだろう。

東屋でまったりするのも悪くない  著者撮影

バンビエンの旅行代理店でもブルーラグーンのツアーを扱っているのでバイクや自転車をレンタルしなくても行くことは可能だ。水着も忘れずに持って行こう。

これぞラオスという風景が広がる  著者撮影

 
(text & photo : 中島貴義)

 
熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
その他の記事を読む>

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます

RECOMMEND COLUMN
連載コラム

RECOMMEND
COLUMN
連載コラム