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- 満足度1位に輝く観光名所!カンボジア世界遺産「アンコール・ワット」
“日本人が行って良かった海外旅行先”“一度は行ってみたい観光名所”として常に上位にランクインする「アンコール・ワット」。いわずと知れたカンボジアの世界遺産で、その圧倒的スケール、神秘的な佇まいに惹かれ世界中から観光客が絶えない、憧れの観光スポットだ。
「アンコール・ワット」は「アンコール遺跡群」のひとつで、周辺エリアには大小あわせて約600の石造りの建造物が立ち並ぶ。その中でも人気・知名度ともにナンバーワンなのが「アンコール・ワット」。12世紀の前半に、30年の歳月をかけて造営されたヒンズー教寺院で、創建者であるスールヤヴァルマン2世の墳墓だったとされる。
石造りのものとしては世界最大級の寺院で、外周およそ5キロの外堀に囲まれ、面積は奈良の平城宮跡に匹敵する広さ。西側の掘の中央に橋がかけられていて、参拝者は西門から境内へ入場する。建物内部は外から中央に向かって、第1回廊・第2回廊・第3回廊・そして中央祠堂と続き、中央祠堂を頂点にピラミッドのような形になっている。これは神々の住む須弥山(メール山)を表現したもので、中央祠堂が須弥山、回廊はヒマラヤ山脈。参拝者は天を仰ぎ見るように中央祠堂=神の世界に向かっていくことになる。
どこを切り取ってもフォトジェニックな「アンコール・ワット」だが、特に、日の出とともに、光の中浮かびあがるシルエットは息を呑むほどの絶景!この風景をハイライトとしたツアーも多く、訪れる人に人気だ。建物は真西を向いているため、正面からの姿を逆光にならずに映すならば、午後がベストショットを狙える。敷地が広いので、予定が許せばゆっくり時間をかけて回りたい。
また第3回廊の階段は昇ることが可能で、上から眺める「アンコール遺跡群」の眺望は昇る価値あり。階段はかなり急なので、サンダルよりスニーカーがベターだ。なお、神聖な場所である第3回廊に上るためには帽子を脱ぎ、女性は体の露出が大きすぎない服装を忘れずに。
もちろんその独特な外観だけではなく、回廊をびっしりと埋め尽くす浮き彫りも芸術的価値が高く、見応えたっぷり。ヒンズー教の神話からとったものが多く、「ラーマヤーナ」「マハーバーラタ」、「乳海攪拌」、「天国と地獄」などが有名だ。
アンコール・ワット (Angkor Wat)
・住所:Angkor Archaeological Park, Siem Reap, Cambodia
・入場時間:5:00~18:00、無休
・入場料: 遺跡共通で1日券20アメリカドル、3日券40アメリカドル、7日券60アメリカドル。11歳以下は無料。
※第三回廊は仏教の日はクローズされ、入場不可となるため注意が必要。
※上記以外にも国家行事などで急遽クローズされる場合がある。
INFORMATION
名称 | アンコール・ワット (Angkor Wat) |
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住所 | Angkor Archaeological Park, Siem Reap, Cambodia |
営業時間 | 5:00~18:00、無休 |
地図 | Googleマップで確認する |
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