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- すべてが絵になる!バンコク最新インスタ映えスポット巡り
日本以上にインスタにハマっている女子が多いバンコク。新しい店がオープンすると写真を撮りに訪れる女の子たちでいっぱになるのはもはや定番といってもいい光景ですが、そんなバンコクインスタ女子の中でも、とくにおしゃれな子たちがこぞって訪れているのがオールドシティと呼ばれる旧市街の新スポット! というのも高級レストランからかわいいカフェまで、感度の高い若手オーナーたちの多くが、最近はこの旧市街エリアに新店を出すからなのです。というわけで、最新のバンコクおしゃれスポットを探すならまずは旧市街へ!
朝から夜までおしゃれ女子で満席状態!
今、1番注目されているフレンチアンティークカフェ 「EDEN’S」
パリのカフェを思わせるシックな空間 著者撮影
バンコクの英字誌で「今、1番バズってるカフェ」と紹介されるほど、注目を集めている店。タイのライフスタイルマガジン『Lips Love Magazine』のクリエイティブディレクターが手がけているというだけあり、インテリアから食器、カトラリー、提供しているフードやスイーツまで、今までのバンコクのカフェとは一線を画す洗練度。パリやニューヨークの片隅にあってもなんの違和感もないほど、シックで大人かわいい空間を演出しています。
著者撮影
どこから撮ってもおしゃれにまとまるインテリア 著者撮影
特筆すべきは、アンティークの使い方。イスやテーブルなどのインテリアはもちろん、ケーキを並べている大皿にも日本で買ったら数万円はしそうなモントローやムスティエなどのフレンチアンティークを使っていて、古いものが好きな人にはたまらないはず! また、その中にパリ発の人気ブランド、アスティエ ド ヴィラットのプレートなども混ざっているのだから、食器好きならそのセンスの高さに心のなかで「キャーッ!」と絶叫してしまうかも……!
ブラックコーヒー 90Bとレモンケーキ 120B 著者撮影
かわいさだけではなく、提供しているフードの充実度も忘れちゃいけないチェックポイント。1番の人気はバンコクで大流行中のオールデイブレックファーストメニューですが、ほかにもフルーツたっぷりのタルトなど、写真映え抜群のメニューがずらり。丁寧にいれられたシングルオリジンのコーヒーをはじめ、見ためだけではなくドリンク、フードともに質が高いので味にうるさい食通のアラサー、アラフォーローカルたちの支持もしっかりと集めています。
まるで撮影スタジオのような2階のフロア 著者撮影
もともと古いショップハウスを改装した店内はゆったりとした空間使い。店内各所に置かれたアンティークインテリアはもちろんのこと、窓から入る自然光と室内の影のコントラストまでが美しく、カメラを持った女の子たちがさまざまな角度から写真を撮りまくっているのも納得。タイ人女子は日本人以上にセルフィーも大好きなので、ひと目を気にせず女子旅の思い出写真をたくさん撮影するのにもぴったりですよ。洗練されているのに温かみがあり、新しさと古さがバランス良く同居している。観光にちょっと疲れたら、バンコクにいるのを忘れてしまいそうな旧市街の静かなカフェでひと休みするのもおすすめです。
EDEN’S
・住所:7/1 Lan Luang Rd., Bangkok
・電話:非公開
・時間:9:00-17:00(火-木)9:00-20:00(金-日)月曜定休
旧市街の夜カフェならここ!アイスクリームとお酒を楽しむ大人のパーラー
「Hazel’s Ice Cream Parlor and Fine Drinks」
どこを撮っても絵になる、がバンコク旧市街で人気になる絶対条件 著者撮影
『Seven Spoons』や『Sheepshank』など、旧市街でレストランを次々と成功させているシェフが手がけたパーラー。パーラーには珍しく夜だけの営業で、ビールやウイスキーなどのアルコールが充実していることから男性にも人気の高いお店です。
ストロベリーサンデー 著者撮影
おじいちゃんの日曜日のサンデー サンデーはどれも200〜300B前後 著者撮影
アイスクリームは旧市街にあるオーガニックアイスの人気店、『Farm to Table』のものを使用。間違いないおいしさのストロベリーサンデーのような定番のほか、バーボンやビールのアイスにキャラメルブランデーソース、クリスピーベーコンを合わせたサンデーなど、ちょっと変わったメニューも。味の想像がつかないかもしれませんが、お酒を飲みながらアイスクリームを食べているような不思議な感覚になれるデザートです。好きなアイスクリームのフレーバーを選んでオーダーすることもできますが、写真映えを考えるなら断然サンデーがおすすめ!
ヴィンテージ感のある店内は、どこも撮影向き 著者撮影
17時からの営業なので、夕食後のデザート兼バーとして利用するのにぴったり。旧市街のレストランのほか、シーフード屋台も多いヤワラー通り周辺で夕食をとってから訪れるのもいいかも。ちょっと遠いイメージがあるかもしれませんが、タクシーに乗れば10分前後で到着します。ただ、この辺りの通りの名前は発音が難しかったり運転手さんが知らないこともあるので、Grab TaxiやUberなどのネット配車サービスをうまく利用すると、旧市街巡りがより快適になりますよ。
著者撮影
Hazel’s Ice Cream Parlor and Fine Drinks
・住所:171 Chakkaphatdi Phong Rd., Bangkok
・電話:(+66)95-918-9898
・時間:17:00-23:00 月曜定休
旧市街巡りの拠点はここ!ヴィンテージ感満載のミュージアムホテル
Bangkok Publishing Residence
宿泊客しか入れない、特別な空間 著者撮影
話題のお店が続々誕生しているバンコクの旧市街。ひとつだけ欠点があるとすれば、街の中心部からのアクセスがちょっと不便な点……。ですが、そんな悩みを解決してくれる素敵なホテルがオープンしました!
ここ『Bangkok Publishing Residence』は、おしゃれカフェ『EDEN’S』からもほど近い場所にある小さなホテル。その昔印刷所が入っていたショップハウスを改装し、タイの出版全盛期だったミッドセンチュリーから1990年代くらいまでの貴重な資料を身近に鑑賞できるミュージアムホテルとして生まれ変わりました。一見ホテルとはわからないシンプルなエントランスには警備員がいて、チェックインする旨を伝えると扉を開けてくれるシステム。普通のホテルとは違い基本的に宿泊客以外は敷地内に入ることができないうえ18歳以下はお断りとしているため、静かでプライベート感のある大人の滞在を満喫できます。
印刷所時代の社長室にあったデスクもそのまま展示 著者撮影
ホテルを運営するのは、かつてこの会社を経営していたファミリー。創業者の孫にあたる三世代めが、この貴重な歴史的資料を埋もれさせることなく、人々に伝えていきたい、との想いからホテルを開業したそう。
著者撮影
創業当時から使われていた、貴重な品々も展示 著者撮影
館内で使われているインテリアや展示物のほとんどは、当時から印刷所やオーナーファミリーの家で実際に使用されていたヴィンテージ品ばかり。それだけに、はやりの“ヴィンテージ風”とはひと味もふた味も違う、重厚感を身近に感じられます。
著者撮影
著者撮影
ミュージアムツアーで見せてくれた創業当時の作品や資料 著者撮影
また、こちらのホテルでは宿泊客限定でミュージアムツアーも開催しています。館内のあちこちに展示してある当時の資料についてお話を聞けるだけでなく、創業当時に発刊された週刊誌の創刊からのバックナンバーや手書きで描かれた50年代のバンコクの地図、鉛筆で描かれた当時の挿絵の原画など、普段は目にすることのできない貴重な資料の数々も特別に見せてくれます。50〜60年代前のタイの出版物や印刷に関わるさまざまな資料をこんなにたくさん見る機会はほとんどないと思うので、出版や印刷、ヴィンテージ品などに興味のある方はぜひ予約時にツアーの問い合わせをしてみてください。
著者撮影
著者撮影
写真はマスタースイートルーム。ほかにジュニアスイート、ジュニアツインスイートがある。
著者撮影
緑たっぷりで落ち着く屋上ガーデン。小さなジャグジーは予約制だそう。隣には古い雑誌などを手に取れる書斎スペースもあり。
著者撮影
朝食のブッフェテーブル。シンプルながら厳選した食材を使っているので、味は確か。砂糖や塩を一切加えないフレッシュスイカジュースや、スクランブルエッグは絶品で、気持ちのいい朝を迎えられます。
古い建物を改装しているので、高級ホテルのような設備やサービスとはやはり違いますが、人の少ないこぢんまりとした空間でゆっくり、古いものに囲まれて過ごしたい方にはぴったりのホテルです。館内全体が美術館のような美しさなので、どこを撮っても絵になるのも嬉しいポイント! 基本的に泊まった人しか入れないので、他人とかぶらない“おしゃれな最新バンコク”写真をどんどん発信できちゃいます。2017年9月末まではオープニングプロモーションで全室半額なので、この機会に試してみるのもおすすめですよ。
Bangkok Publishing Residence
・住所:31-33-35-37-37/1 Lan Luang Rd., Bangkok
・電話:(+66)2-282-0288
・HP:http://www.bpresidence.com
(text & photo : 白石路以)
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