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タイの地産地消の考えをそのままに

【移転】(神奈川・鎌倉)鎌倉野菜とタイ料理の共演「kuriyum」

※移転しました。現在の店舗情報はINFORMATIONをご確認ください。

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鎌倉駅から江の電で3つ隣の長谷駅に、地元の人々や観光客に評判のタイ料理店がある。駅から海岸線に向かう途中に佇むレトロなビルの2階にあるのが、タイ料理店「kuriyum(クリヤム)」だ。

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日当りがよく気持ちのいい店内はまるでカフェのようで、いわゆるタイ料理店のイメージはない。それも、オーナーシェフ・河栗さんのこだわりのひとつだ。

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鎌倉の豊かな食材を使用した料理の数々

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kuriyumの一番の特徴は、鎌倉野菜を始めとした、地元の新鮮な食材をふんだんに取り入れたタイ料理を提供していること。

海や山という豊かな自然に恵まれたタイでは、その土地で収穫したものをその土地で消費するという「地産地消」が根付いているが、タイと同じく自然に恵まれた鎌倉の地で、新鮮な野菜や魚を使ったタイ料理を提供したいという河栗さんの想いを料理から感じることができる。

例えばゲーンキヨワーン(グリーンカレー)。本来であれば、鶏肉のほかにナス、パプリカ、タケノコあたりがメジャーな食材であるが、kuriyum のゲーンキヨワーンは、その時々の旬の野菜を使っていて、そのほとんどが鎌倉で穫れたもの。(写真は、2015年春のゲーンキヨワーンで、具材は鶏肉のほかに「菜の花」「あやめカブ」「むらさき芋」。)

ランチセットの前菜で出される季節野菜のサラダでも、その時々の旬な野菜を楽しむことができる。

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2週間に一度変わる「今月のランチ」にも注目

ランチメニューには、ゲーンキヨワーンの他にガパオ・ガイ(鶏肉のバジル炒め 目玉焼きのせごはん)やパッタイ(タイ風焼きビーフン)、カオマンガイ(茹で鶏のせごはん)が並ぶが、注目は約2週間に一度変わる「今月のランチ」。日本では、なかなか口にすることのないタイ料理が登場する。

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取材時(2016年2月上旬)の今月のランチは「パットカイヨーマ(ピータンと野菜のバジル炒め)」。揚げたピータンときのこ、青菜、豚ひき肉をたっぷりのニンニク、オイスターソース、バジルなどで炒めた料理で、ジャスミンライスとの相性抜群。初めての味に出会えるのもkuriyumを訪れる楽しみのひとつだ。
※今月のランチは公式Facebookでお知らせ

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©TRIPPING!     定番メニューのパッタイ(タイ風焼きビーフン)

尚、ディナータイムにも、素材の味を活かした様々なタイ料理を楽しむことができる。

 

毎年訪れるタイで、現地の味をリサーチ

2009年にお店をオープンしてからも、毎年タイを訪れ現地の味をリサーチしている河栗さん。主に北部(チェンマイのあるエリア)や東北部(イサーン地方)を訪れて、現地で気になるお店にどんどん入って行くそう。

 
素材にこだわり、丁寧に作られたkuriyumのタイ料理は、本場の味を押さえながらも、やさしい味わいが魅力。初めてタイ料理を食べる人でも楽しめる一店だ。

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