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ベトナム人で連日賑わう!

(東京・高田馬場)ベトナム人がオープンしたバインミー専門店「シンチャオ」

著者撮影

今やフォーと迫る知名度、人気度になったのではないかと思われる、バインミー。フランス統治下の名残を感じさせるフランスパンのサンドイッチで、ベトナム風味の具は意外な事にパンとの相性が抜群だ。ベトナムらしくハーブと野菜もたっぷり使用されるので、特に女性のファンが多い気がする。

 
そして、東京にあるバインミーのお店と言えば、バインミーを世に知らしめた「バインミー☆サンドイッチ」が有名だろう。

この度ご紹介する「シンチャオ」はバインミー☆サンドイッチと同じ高田馬場に2016年10月にオープンしたベトナム人によるお店だ。店名の「シンチャオ」は日本語で「こんにちは」を意味し、「日本とベトナムが仲良くなるきっかけにしたい」と言う店主・ユイさんの気持ちが込められている。

著者撮影

ある日の夕飯にお伺いしたところ、店内はベトナム人のお客さんで一杯。頂く前から期待が高まった。メニューを見ると6種類のバインミーがあったので、「スペシャルバインミー」を頂いた。そして、美味しさに舌鼓を打ち、気づいたら「焼き豚肉バインミー」を追加していた次第である。

 

スペシャルバインミー   680円

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確かに、見た目からスペシャル感が漂うバインミー!ベトナム現地に比べると高級だが、具の量は現地以上だ。

具は目玉焼き、ベトナムハム、豚肉、レバーペースト、なます、ネギ、キュウリ、パクチー。種々多様だが一体感があり、止まらない美味しさだ。卵の甘み、豚の旨味をなますの酸味が支え、程良いレバーペーストのアクセントが後を引く。

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パンはさくさく、パクチーもしっかり入っており、「スペシャル」の名に値する。ちなみに、辛さは控え目なので、誰でも安心して頂けるはず。

 

焼き豚肉バインミー  530円

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追加でどれを頂こうか?と店員さんに相談したところ、これが一番人気!との事。人気度に加えて、スペシャルとは味が「全然違う」と聞いて、頼んでみた。

届いたバインミーは確かにスペシャルとは全然違う。豚肉は日本の焼き肉的な、こってり味。そして、レバーペーストがスペシャルよりも多めなので、肉とパテが交互に主張し合って魅力を高める。実に力強い味のバインミーだ。

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香辛料も利いており、八角などの香りが最後まで失速感無しに食べさせる。これは2つ頂いて良かったな〜と思う味わいだった。

 
ちなみに、各種ミニサイズ350円もあるので、通常サイズ2つは厳しいな…と言う方でも組み合わせて楽しむ事が可能だ。

著者撮影

 
シンチャオ
・住所:東京都新宿区高田馬場4-13-9 笹尾ビル 1F
・TEL:03-6279-1588
・時間:10:00~21:00

 

著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

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