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(東京・神泉)ベトナム料理×ナチュラルワインが楽しめる店

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松見坂交差点近く、淡島通り沿いに佇む「Sugahara pho(スガハラ・フォー)」は、ナチュラルワインを楽しめるベトナム料理店。オーナーの人柄が滲み出た気取らない空気感が、訪れる人々を自然体に戻してくれる、そんな魅力をもちあわせた一軒だ。

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知る人ぞ知る名店揃いのエリアに出店

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松見坂、淡島通りはオシャレな隠れ家的名店が点在する、美食ストリート。その一角に昨年オープンしたのがスガハラ・フォーだ。

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店内は、厳選されたワインのボトルが窓辺にならび、スタイリッシュな趣。従来のベトナム料理店のイメージとは異なりまるでカフェのような印象だ。

 

滋味あふれるフォーとベトナム風おかずの数々

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店名の通り看板メニューはフォー。特におすすめの鶏肉のフォーは、さっぱりした鶏出汁のスープが優しく、滋味あふれる味わい。使用するのはフリーレンジで育てられた森林鶏だ。ゆっくりと時間をかけて蒸し上げた胸肉は、驚くほどに柔らかくジューシー。

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別添えのスイートバジルやパクチー、ライムを合わせると、さっぱりとした中に複雑な味が加わる。

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DSC_0552eカウンターにはチリのトウモロコシオイル漬けやチリソースも   ©TRIPPING!

その他にも、ローストビーフが贅沢にのった「牛肉のフォー」や、野菜たっぷりの「生春巻き」が人気。更に、ワインに合うベトナム風おかずの数々はオーナーが考案したオリジナルメニューがほとんど。日本人の口に合うものばかりだ。

 

国内外から厳選されたワイン

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ワインセラーには、ナチュラルワインを中心に常時50種類以上のワインが並び、中には入手困難な珍しい逸品も。ワインリストは作らず、そのときにおいしいワインを取り揃えている。リクエストがあれば、お客さんの好みや雰囲気、料理に合わせたワインの提案もしてくれるそう。エスニック料理店でここまでワインにこだわるお店は珍しく、日本各地からワイン通が訪れるほど。

 

ベトナム料理とワインという組み合わせ

そもそも、ベトナム料理とワインという斬新な組み合わせは、オーナーの経歴に由来する。高校卒業後、ソムリエ専門学校に入学した菅原さんは、専門学校を卒業すると東京・新丸ビルのモダンオーストラリア料理店に勤務し、その後オーストラリアに渡り、メルボルンのレストランのフロアを任された。

「色々あって、日本に帰国せざるをえなくなって……」と、現地で結婚を考えていた女性との破局を打ち明けてくれた菅原さん。帰国後、何をやろうか考えている最中に思い出したのが、オーストラリア時代によく食べたベトナム料理と、人々がお酒を自由に持ち込みレストランで賑やかに食事をする、メルボルンの日常の光景だった。

日本人の日常にもベトナム料理を……と、フォーを中心としたベトナム料理店をオープンすることを決め、さらに今迄の経験を活かし、自らが厳選したワインを気軽に楽しんでもらえることも店作りのコンセプトに加えた。

「ベトナム料理とナチュラルワインはどちらも体に優しいもの。2つの組み合わせは僕にとっては自然なことなんです」 老若男女問わず、連日多くのお客さんで賑わうのは、この意外ながらも自然なマッチングのお陰なのかもしれない。

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ヘルシーなベトナム料理と体にやさしいナチュラルワイン、そしてオーナーが醸し出す自然な雰囲気も相まって、連夜ベトナム料理好き、ワイン好きが集う「Sugahara pho」。とっておきの日も、普段通りの日にも、ふらりと訪れたくなる一軒だ。

※店舗情報やメニュー、価格は初回投稿日(2016年8月22日)時点のものです。訪れる際には予めご確認をお願いします。

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