- TRIPPING! トップ
- ASEANトップ
- 日本で楽しむ東南アジア
- カンボジア
- (東京・神楽坂)本格カンボジア料理を味わえる隠れた名店「バイヨン」
著者撮影
首都圏でも数少ないカンボジア料理店。カンボジアを旅した事のある人ならば味が恋しくなり、アンコールに憧れる人はせめて料理だけでも…と興味を抱かれるのではないだろうか。
今回ご紹介するお店「バイヨン」は、神楽坂の奥まった場所にあり、現地訪問の有無を問わず多くの人を惹き付ける隠れた名店だ。
店名である「バイヨン」とはアンコールトムの中心にある寺院の名前であり、四面仏塔で有名だ。お店に伺ってみると、入り口に金色の四面仏塔があり、テンションが一気に上がる。インパクト絶大なので、驚かない人はいないかと思う。
著者撮影
更に、お店に入ると奥はまさかの座敷で意外性抜群だ。手前にテーブル席もあるので、テーブルが良い人は予約時に伝えた方が良いかもしれない。ちなみに、結構な人気を誇っているので、予約するか事前に電話を入れた方がベターである。
メニューを開くと、本気のカンボジア料理が並んでいる。エスニック料理店で周辺国の料理が含まれているとのっけからガッカリ感が高まるので、これは嬉しい。何回かに分けて色々頼んだが、肝心の味の方は申し分無く美味しかった。一部ポーションが小さな料理もあったが、複数人で頂けば色々頂ける上に、そこまでの金額にはならないだろう。
チュルッ 350円
著者撮影
名前が可愛い一品。実は漬物なのだが、予想以上に美味しい。匂いは発酵感があるものの、食べるとサッパリでピリ辛。妙に癖になる味わいである。
ニョアム・ルホン 950円
著者撮影
タイのソムタムのようなパパイヤを用いたサラダ。干し海老、調味料ともに発酵感があるものの、柑橘を巧く用い、酸味で爽やかにまとめている。全体的なバランスと香りに長けたパパイヤサラダだ。
チャイヨー 330円
著者撮影
サツマイモの春巻。これは未体験の味わいで、驚く。サツマイモの風味はしっかりしており、食感はしっとり、みっちり。素朴な味わいなのに後を引く味わいで、塩気やシナモン、葱などのバランスが絶妙。
ポンモアン・チャン・ソンボック 350円
著者撮影
卵の肉詰めフライ。すぐには出来ないとの事で冒頭に頼んだところ、終盤に登場。これは手が込んでおり、頼んだ甲斐がある。卵と挽肉を用いた揚げ物なんて、美味しくないわけがない。
著者撮影
ポーンティア・チアン・トライプロマー 950円
著者撮影
塩魚入オムレツ野菜添え。一見さっぱりしているが、「塩魚」がかなり利いており、発酵好きには嬉しい料理。付け合せのキャベツと頂くとキャベツの甘みが増え、更に美味しくなる。
チャー・クダウ 1100円
著者撮影
豚は皮付きを用いており、かなり雄々しい豚の香り。オイスターソースとレモングラスを用い、日本人に親しみ易い味わいに仕上げている。
アモック 950円
著者撮影
ココナッツをしっかり利かせた魚のカレー。生姜も効果的に用いているのでココナッツがダレていない。カンボジアを代表する誰もが頼む料理でありながら、ポーションが極めて小さく驚いたものの、味は良い。
レモングラス・バーイ・チャー 1000円
著者撮影
カンボジア式炒飯。レモングラスがしっかりと香り、黒胡椒がアクセントに。ベースには玉葱の甘みと調味料の甘みがあり、メリハリのある炒飯。オススメ。
クイティウ・チャー 900円
著者撮影
麺は春雨なので、軽やかに頂く事が出来る。シナモンっぽい香りがふんわり感じられ、香ばしい。
ラパウ・ソンクチャー 650円
著者撮影
カンボジアを代表するスイーツ。カボチャの甘みを活かしつつココナッツプリンと合わせている。
バイヨン
・HP:http://bayon-restaurant.jp/
・住所:東京都新宿区袋町26森田マンション1F
・TEL:03-5261-3534
・時間:11:30~14:30 17:30~22:30
・定休日:月曜日
著者 : yuya
手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。
INFORMATION
名称 | バイヨン |
---|---|
住所 | 東京都新宿区袋町26森田マンション1F |
電話番号 | 03-5261-3534 |
営業時間 | 11:30~14:30 17:30~22:30 ※月曜休み |
URL | http://bayon-restaurant.jp/ |
地図 | Googleマップで確認する |
何を読む?
国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます