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- 隠れ家カフェが集まるホーチミンの古いアパートメントに注目
路上にプラスチックのイスを並べた簡易的なカフェからハイセンスなお洒落カフェまで、さまざまなタイプのカフェが存在するホーチミン。近年では古いアパートの一室を利用した隠れ家的なカフェが続々とオープンし、若者や在住外国人が集う場所となっている。
そこで、今回は隠れ家カフェが集まるホーチミンの古いアパートを3軒ご紹介。年季の入った建物にもぜひ注目してほしい。
1.ドンコイ通り151番地のアパート(151 Dong Khoi , District1)
ホーチミンの目抜き通り、ドンコイ通りにある築100年以上のアパート。カフェスタッフによると、1930年代には工場として使われていた建物なのだそう。「Art Arcade」と書かれた路地を入り、突き当りまで進むと、左右両側に各カフェへとつながる階段がある。
左:L’USINE(1F) 右:COM NHA(2F)
「L’USINE」はホーチミンのカフェシーンを牽引するお店。店内にはハイセンスな衣料品や雑貨を扱うセレクトショップが併設されている。「COM NHA」は黒豆ジュースやレモングラス茶などのヘルシードリンクが楽しめるカフェ。
「CATINA café」は旧サイゴンの風景写真が飾られたノスタルジックな雰囲気のカフェ。
「Saigon Chic」はカフェ好きのインテリアデザイナーが始めたお店。古いタイプライターや鉄製の窓枠がインテリアのアクセントとなっている。
2.グエンフエ通り42番地のアパート(42 Nguyen Hue , District1)
カフェやブティックが多数入居する築40年ほどのアパート。各カフェの窓際の席からは、2015年4月よりベトナム初の歩行者天国として生まれ変わったグエンフエ通りが見渡せる。大型書店「FAHASA」の向かって左側にある入口から入ろう。
英国式ティールーム「Partea」では乙女な空間でこだわりの紅茶とスイーツがいただける。ティーカップが選べるので、その日の気分に合わせて選んでみては。
「Saigon Oi」は白を基調とした明るくナチュラルな雰囲気のカフェ。
「buihaus coffee & workshop」はシンプル&スタイリッシュな空間が心地良いカフェ。テラス席からはホーチミン市人民委員会庁舎やサイゴン川が見える。
3.トンタットダム通り14番地のアパート(14 Ton That Dam , District1)
銀行が建ち並ぶ金融街にある築100年以上のアパート。現在も多数の住民が住んでいるアパートで、至るところに洗濯物が干されており、庶民的な風景が広がっている。薄暗く、ちょっと怪しげな階段を上がると、まるで探検をしているかのような気分になる。
「things cafe」はレトロな空間にゆったりとした空気が流れるカフェ。1Fの広い踊り場を通って一旦外へ出ると、黄色のドアが目を引くお洒落カフェが突如現れる。
「Mockingbird Cafe」はレトロで落ち着いた雰囲気のカフェ。おすすめは風が通り抜けるテラス席。ベンゲー川が見渡せ、開放的な気分になれる。
「The Other Person Cafe」は日本のアニメ好きの若者が集うカフェ。お菓子の家のようなメルヘンな空間でメイドのコスプレをしたスタッフが迎えてくれる。
それぞれ個性的な隠れ家カフェ。お気に入りを見つけて、コーヒーを片手に、思い思いの時間を過ごしてみては?
※ベトナムのフロアの数え方はフランス式。日本でいう1階がGround Floor(GF)、2階が1st Floor(1F)となるので、エレベーターに乗る際は注意しよう。
(text & photo:グッチ)
ぐるりホーチミン歩き 〜美味しいと可愛いを探して〜
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