- TRIPPING! トップ
- 東南アジアトップ
- インドネシア
- バリ
- バリのカルチャー
- イスラム教聖地巡礼の最終日に行われるお祭り「犠牲祭」
10月5日はイスラム教のお祭り「犠牲祭(イドゥル・アドハー、イード・アル=アドハー)」でした。イスラム教の聖地「サウジアラビア・メッカ」で年に1度行われる大巡礼の最終日にあたる日に行うお祭りです。
ちなみに、インドネシアからサウジアラビアまでは渡航費もかなりかかるため、イスラム教徒の多くは何十年も積立してメッカに巡礼に行きます。(我が家は積立してませんが・・(>_<))
このお祭りは、神に羊や牛などの動物を生け贄として捧げ、感謝の気持ちを表す大切な行事です。
生け贄にした動物の肉の3分の1は貧しい人への施し、次の3分の1はご近所へ、残りの3分の1は自分の分となります。家畜を殺すのは可哀そう・・という教えではなく、食べられるために生まれてきた家畜は、美味しく食べてあげるのが幸せだと言う教えだそうで。
山羊をさばくのは近所のお父さんたち・・
我が家も今日はヤギの串やき(サテカンビン)に、ヤギのスープ(グレ)。
そしてご近所さんやお友達にもおすそわけ。
なかなか旅先では見かけない光景ですが、是非是非このような行事も見てもらいたいですね。
※犠牲祭は、イスラム暦の12月10日に行われるため、毎年開催日が異なります。
何を読む?
国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます