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2017.3.22 19:55
板坂 真季:編集者&ライター
この著者の記事 ミャンマー鉄道 鉄道 鉄道の旅
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イギリス植民地だったミャンマーに、最初の鉄道が敷かれたのは1877年。インド鉄道で不要になった資材などを利用し、ヤンゴンからピィまでの約260kmを繋いだそうです。その後、第二次世界大戦でダメージを受けた橋や線路を補修し、鉄道網は全土へ広がっていきました。

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現在、ミャンマーには日本の中古列車がたくさん走っています。堂々と「回送」の表示を掲げた満員列車、日本語表示があるゴミ箱、昔見た覚えのある広告がそのまま残っていることも。日本の鉄道ファンを対象にした、ミャンマーで日本の中古列車に乗る、なんていうパッケージツアーもあるようです。

そんなミャンマーにおける、鉄道愛好家におすすめスポットをご紹介しましょう。

 

ゴティッ橋 : 目がくらむ高さの鉄橋が圧巻

黄色くかわいい車輌はチャーター列車。ゴトゴトと軽やかな音を響かせながらよたよたと進んでいく   著者撮影

ゴティッ橋は、少し前まで「世界で2番目に高い鉄橋」といわれていましたが、ここ数年で高さ自慢の鉄橋がいくつかでき、正確なところ、今は何位なのかはっきりしません。それでも、世界有数の高さであることは確かです。

列車に乗って渡ることもできますが、その場合、高い鉄橋の上をソロソロ渡る列車の姿を写真に収めることはできません。車で片道2時間ほどのピンウールインから日帰りで訪れるのがおすすめです。

鉄橋を通過する列車は、臨時のチャーター列車がない日は、上り下り1日各1本のみで、どちらも昼の12時から13時前後(2017年2月時点/変更や遅延の可能性あり)。鉄橋の進入口付近には撮影にほどよい丘もありますが、民家の畑に無断に立ち入るなどはしないようご注意を。

 

ヤンゴン中央駅 : ビルマ様式の外観にコロニアルな趣きの内観


流れる時間さえゆったりと感じる、優雅な雰囲気漂う駅舎   著者撮影

鉄道好きならヤンゴン中央駅もはずせません。高い天井と丸みを感じさせる構内のデザインは、まさに“ザ・レトロ”。プラットホームの看板が丸を連ねたようなビルマ文字なのも、異国情緒満点です。

 

ヤンゴン環状線 : 座ったまま、ヤンゴン市内を1周


環状線の列車も、日本からやってきた中古車輌   著者撮影

ここで乗りたいのはヤンゴン環状線。1周約3時間をかけて、ヤンゴン市内をゆっくり回ります。中央駅から出てしばらくは住宅街。庭で水浴びする家人と目が会うほどの距離です。でも、変な期待はしないように。ミャンマー人は男女とも、民族衣装ロンジーをからだに巻きつけたまま水浴びしますから。


線路の中まで露店があふれかえるダニンゴン駅   著者撮影

最大の見所はダニンゴン駅。中央駅からは環状線の輪の反対側あたりになります。ここは、駅全体が市場になっているのが見所です。線路までお店がびっしり。列車が来ると売り子たちは持ち場を離れていきます。列車に轢かれない、ギリギリの位置まで商品を並べているのはさすがです。

 

人民公園 : 蒸気機関車に触り放題


広い公園内に、ぽつんとたたずむ蒸気機関車   著者撮影

次は、お手軽な鉄道体験を。ヤンゴン市街中心部にある人民公園の南西エリアには、古い蒸気機関車が野外展示されています。あまり人が来ないため、写真撮影をしたり運転席を覗き込んだりと、独り占めできます。実はミャンマーは、けっこう最近まで普通に蒸気機関車が走っていたんです。経済発展は喜ばしいですが、これだけはちょっと残念ですね。

 

インセイン鉄道工場 : 何時間いても飽きないワンダーランド


車体だけこうして積まれている光景は、なかなかシュール   著者撮影

ヤンゴンで忘れてならないのは、インセイン鉄道工場。車体や輪軸など、部品ごとにエリアが分かれた広大な工場の中を見て回れます。日本なら、絶対に一般の人が入れないようなエリアまで入れますが、安全には各自で注意を払ってください。隅々まで楽しんでいたら、1日中でもいてしまいそうです。


同じパーツばかりがこれだけ並ぶと壮観   著者撮影

見学にはあらかじめ、首都ネーピードーの関係省庁で許可(有料)を取る必要があります。手数料がかかりますが、現地旅行会社などに申し込んだ方が確実。時間がかかることもあるので、訪問の1ヶ月ほど前には申請を始めた方が安心です。

 

おまけ : 運行開始から半年で消えた臨海線の珍光景

2016年7月に、わずか半年の運行をもって、不採算性などを理由に休止となったヤンゴン臨海線。ミャンマー初の電車として、広島電鉄から譲り受けた車輌がヤンゴンに到着した日には、メディアで大きく報道されたものでした。臨海線は路面電車で、一部区間が有料道路上を通過。そのため、料金所を電車が通るというユニークな光景が見られることで、鉄道好きには人気でした。最後に今は亡き、その珍光景をご覧いただきましょう。


列車は当然、通行料を払わずに料金所を通過する   著者撮影

 
(text & photo : 板坂 真季)

 
隅から隅まで!魅惑のミャンマー探検
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