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2015.4.19 20:27
熱帯写真家フォトエッセイ

水をかけあい新年を祝う「ソンクラーン」

中島貴義:熱帯写真家
この著者の記事 ソンクラン フォトエッセイ 水掛祭り 熱帯写真家 熱帯写真家フォトエッセイ
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ソンクラーン期間中はアロハ風シャツを着るのが流行っている。
三日間におよぶソンクラーンも終わり、いつもの平常さを取り戻したバンコク

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。ソンクラーンとはタイにおける旧正月で、サンスクリット語の「サンクラディ(変化、移動)」に由来する。年ごとに日程は異なっていたが、

現在は4/13~15までが政府により休日と定められている。タイをはじめ、周辺諸国、カンボジア、ラオス、ミャンマーでもこの時期が旧正月にあたり、水をかけあい新年を祝う。
日本では「水かけまつり」として知られ、盛大に水を掛け合いお祭り騒ぎをするのが「ソンクラーン」だと思われている。しかし、本来は新年のお祝いであり、仏像や仏塔に水をかけてお清めを行ったり、年少者が家族の年長者の手に少量の水を注ぎ敬意を示す。というのが本来の「ソンクラーン」なのである。ソンクラーンの時期が、一年で最も暑い時期ということもあり、若年層を中心に単なる「水かけ」に発展したといわれている。それが今ではタイ人の楽天的な「万事楽しく」の発想のためか、国民的「水かけまつり」になってしまったのかも知れない。
外国人も例外ではない。道を歩いていようが、バイクタクシーで移動してようが、バスに乗っていようが「水攻撃」にあうのである。中には本気で怒っている外国人も見かけるが、本当に濡れたくないのであれば、ソンクラーン期間中は外出しないか、移動はタクシー限定といった「予防策」が必要だ。
家の軒先に水を入れたドラム缶をおいたり、ホースを延長し道行く人に放水したり、ピックアップトラックの荷台に水を積み、水をかけながら走っている人たちもいる。「水かけ」は、敬意を示すということから「無礼講」である故、誰これ構わず水を掛け合うのである。
ソンクラーンが終わると、三日間の大騒ぎが嘘のように静かになる。まさに「水に流す」とは、タイの人たちのためにあることばなのかも知れない。
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どこから水が飛んでくるかわからない
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交通量の少ない路地では通行車両を止め水をかける
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イベント会場では防水ケースのPRも
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路線バスは格好の標的だ

 

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