シンガポール
観光
子連れでミュージアムへ

シンガポールの親子で楽しめる期間限定の展示会

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観光本には必ず掲載されていると言ってよいほど定番の観光名所である「Singapore Art Musum(シンガポール・アート・ミュージアム=SAM)」。その別館のSam at 8Qでは、只今「imaginarium-A Voyage of Big Ideas- 」が開催中です。

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2010年からスタートしたこちらの展示会。毎年春に開催されるそう。親子で楽しめる展示会との噂を耳にし、早速息子を連れて行ってきました。

 

Sam at 8QはSingapore Art Musiumの向かいにあり、本館にも案内標識がありました。
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Sam at 8Q

4階建てのこちらの建物がSam at 8Q。

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受付で入場料をお支払いします。

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入場料は、大人 S$10、学生S$5、6歳以下は無料です。

お支払いをすると入場券と丸いシールを受け取ります。シールは入館証のようなものですので、洋服など見えるところに貼ってください。これがあると出入り自由となります。

 

それでは、1階から順にご案内いたします!

カラダを使う体験型アート

まず最初にお目見えするのはこちらの展示。

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大きなテトリス型のブロックがたくさん!まるでプレイグラウンドのようです。

こちらは、「We Built this Estate!」という作品。子供たちに建築家や設計家になった気分で自分たちの街を創造してもらおうという趣旨のアートです。その趣旨通り、子供たちは思い思いにブロックを積んでお家や橋などを作り、自分たちの街を築いていました。頭を使いながら体も動かす。そんなアートですね。

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また、壁には人形と本がマジックテープで貼られていて、剥がしたりくっ付けたりして遊ぶことができます。

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こちらは2階に続く階段。

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「Imagin-a-doodle」という作品。“らくがき”がテーマのアートです。4階までこの作品が描かれています。

 

壁にもOK!思う存分お絵描きを楽しめる空間

2階に到着して、まず目に飛び込んでくるのは、壁一面のらくがき…ではなくアート作品(笑)

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壁に絵を描いたり色を塗ったりすることができる体験型コーナーです。普段はNGな壁のお絵かき。ここでは思う存分させてあげられます!

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テーブルには、それぞれ折り紙の作り方が描かれています。

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ロケットや紙飛行機など、簡単なものから少し難易度の高いものまで5種類の折り紙が楽しめます。もし分からなくても、スタッフの方が丁寧に教えてくださいますよ。

 

紐を使った手芸アートを楽しもう

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続いて3階へ。こちらは紐を使った手芸や刺繍が体験できる参加型のアートです。体験できる手芸は3種類あり、挑戦したいデザインを選んで、必要な紐を受け取ります。

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一番難易度の低いポンポンに挑戦。女の子であれば一度は作ったことがありますよね。作品は飾ることもできますし、持ち帰ることもできます。

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一つひとつは小さな手芸ですが、これだけ集まると正に芸術作品!

 

同じく3階には、「エコ」をテーマにした自家発電のコーナーも。
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自転車を漕ぐとLEDライトが点灯したり、ステレオを通じて音楽が流れる仕組み。簡単かと思いきや、意外にハードでした……。

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小さなお子様を後ろに乗せて体験することもできます。

 

夢に見たお菓子の家が出現

4階には、子供の時に夢見たあのお菓子の家が!!まさに“imaginarium”!
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シャンデリアはよくみるとキャンディ。その下にあるボックスからキャンディを取り出して、キャンディーの木に吊り下げます。

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小さな子供たちは吊り下げることはできませんでしたが、きれいなキャンディを手に何度も何度もボックスと木の間を往復していました。

 

不思議な空想の世界を歩こう

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こちらは、Kikoという女の子の空想の世界がテーマ。

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3つの箱(部屋)には何とも不思議なKikoの世界観が広がっています。

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魚の鱗をイメージしたアート。手前にある2つの箱にはパーツが入っていて、鱗の黄色の部分にパズルのようにはめ込んでいきますが、これが意外に難しい!

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それでも子どもたちは飽きずにあーでもないこーでもないといった感じで試行錯誤しながら楽しんでいるようでした。ちなみにパーツは小さなものも含まれているので、小さなお子様が手に取る際はお気をつけください!
1階から4階まで隈なく堪能し、気づけば3時間も(!)滞在しておりました…。やんちゃな子どもがいるから美術館は到底無理…と敬遠していたママもここなら大丈夫!お子様も楽しみながら芸術に触れてくれるはずです!

 

開催は2015年7月19日まで。火曜日から金曜日の午前10時30分からは、日本語のツアーもあります。

 

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