台湾
ますます行きやすくなった台中へ!

台中で食べたいおすすめ朝ごはん3選

著者撮影

大家好!台湾ブロガーのコバシイケ子です。

最近私が注目している台湾情報といえば、タイガーエア台湾が7月より成田と名古屋から台中行きのチャーター便の運航をはじめたということ!

従来台湾と日本を結ぶ国際空港といえば、桃園国際空港、台北松山空港、高雄空港のみで、
今年の3月からスターラックス航空が週3回、台中空港への定期チャーター便の運航を行っています。

もともと台中は台湾第3の都市ということもあり、台北から新幹線で1時間ほどと行きやすい場所ではありましたが、直行便ですぐにその土地での旅をはじめられるのはやはり魅力的。
私も台中空港はまだ利用したことがないので、これからもっと路線も本数も増えることを期待しています。

かねてより台中は大好きな街。このコラムでも何度かご紹介してきましたが、スターラックス航空の就航情報を耳にしたこともあり、もっと台中の魅力を発信出来たらと今年の春、リサーチもかねて少し長めに台中に滞在していました。

やはりそうしていると、これまで出会えなかった美味しいお店なども発見でき、よりいっそう街を楽しめるようになりましたよ。
今回は、そんな風に出会った、また行きたいと思うお気に入りを3選でご紹介します。
まずは朝食編です。

 

焼きたての葱肉餅が美味しい「三佳早點」

三佳早點外観 著者撮影

まず1軒目はローカル朝ごはん屋さんの三佳早點(サンジャーザオディェン)。
今回、台中での滞在はAirbnbメインで時々ホテルという方な滞在スタイルだったのですが、Airbnbのお家の方がおすすめだよと教えてくれました。

メニューは多くないけれど牛肉蛋餅などめずらしいものも。 著者撮影

なので、ここはローカルから教えてもらったお店。やはりそういうお店に外れはありません。
お店は老舗ですが、改装したようで、とても清潔感があります。
宿からも近かったので、食事をする以外にも前を通りかかることも多かったのですが、いつでも賑わっていて、人気店なのだということがわかりました。

ひとつひとつ手作りしている葱肉餅。絶品。 著者撮影

台湾の葱メニューが好きな私が見逃せなかったのが「葱肉餅(ツォンロウビン)」。そのほかにも食べる豆乳の「鹹豆漿(シエンドウジャン)」、シンプルな豆乳や揚げパンの「油條(ヨウテャオ)」などをいただきましたが、焼きたて熱々の「葱肉餅」がとにかく絶品。連続で注文してしまいました。

焼きたての葱肉餅と鹹豆漿。 著者撮影

そのほかにも、気になったのは牛肉入りの牛肉蛋餅(ダンビン)や、牛肉餡餅(シャンビン)。
朝食店で使用するのは豚肉が多いという印象だったので、牛肉メニューはめずらしいなと気になりました。といいながらも、実は食べそびれてしまったので、次回訪れたら絶対に食べてみようと思っています。

お店で食べている人が多い温かく甘い豆乳と油條 著者撮影

三佳早點

住所 台中市北區健行路436號
電話 (+886)422355860
時間 5:30~10:00(水曜定休)

 

カフェ風の可愛い店内でいただく「土木公社」のトーストサンド

土木公社外観。店名のフォントは渋め。 著者撮影

「土木公社炭烤土司」は台中にいくつかある、炭焼きトーストが看板メニューの朝食店。「土司(トゥースー)」はトーストのこと。
以前から、名前は知っていて、いつか食べてみたいと思っていたのですが、三佳早點と同じエリア、すなわち滞在先からも近い場所に永興店があったので、とある日の朝訪れてみることに。

台中は一応MRTがありますが、まだまだ路線は少なく、どちらかというと郊外寄りに駅があります。なので、市内を巡るには結局はバスかタクシー、もしくはYoubikeがいまのところ主要交通手段。この辺りも観光地ではないので、そのような方法でわざわざ訪れるような場所ではあるのですが、グルメなお店も多いので、なかなか侮れません。


可愛い店内その1 著者撮影
可愛い店内その2。まるでカフェのよう。 著者撮影

さて、土木公社の永興店、InstagramやGoogleマップの写真を見てみると、店内がとても可愛かったので、ワクワクしながら訪れると、まさに期待を裏切らない雰囲気。
こんな朝ごはん屋さんが近所に欲しい!と思わずにいられないようなお店です。

炭焼きトースト以外に蛋餅などもあり、どれも具材のバリエーションが豊富。
非常に迷いましたが、おすすめマークのついていた「特製花醤烤肉蛋(トゥジーホアジャンカオロウダン)」とミルクティーの公社奶茶(ゴンスーナイチャー)をオーダー。

おすすめメニューの公社奶茶と特製花醤烤肉蛋 著者撮影

「特製花醤烤肉蛋」は中身の具材がそのままメニュー名になっているのですが、ピーナッツバターと厚切りのローストポーク、そして卵が入ったトーストサンド。+10元でチーズ入りに出来たので、そのようにオーダーしました。
日本ではあまり馴染みのない組み合わせですが、ピーナッツバターとローストポークを組み合わせたトーストサンドは台湾では定番。食べ応えがあり、甘じょっぱい風味はやみつきになる美味しさです。

ピーナッツバターと厚切りのポーク。甘じょっぱさが絶妙な美味しさ。 著者撮影

そして、ミルクティーも紅茶の味がしっかりしてとても美味しかった!
お会計は2点で105元(約500円)。この雰囲気と作り立ての美味しさを堪能でき、このリーズナブルさは感動ものです。

土木公社炭烤土司(永興店)

住所 台中市北區德化街320號
電話 (+886)422368788
時間 7:00~13:30

 

「日正豆漿」で食べた海苔入りの鹹豆漿にドハマり!

日正豆漿外観 著者撮影

最後はこれまでの2軒に比べると、ホテルなども多い街の中心部。気軽に行くことができるのではと思うのですが、伝統的な朝食メニューをこれまた綺麗めな店内でいただくことのできる「日正豆漿(リーヂェントウジャン)」です。

台中の主要幹線道路、台湾大道沿いにあるショッピングビル内にあるお洒落な伝統市場「第六市場」へ向かう際、ちょうどGoogleマップでお気に入り登録していたこのお店が近くにあることに気が付き、急遽立ち寄ってみることに。

日正豆漿店内 著者撮影

朝食店では、メニューにあれば食べる豆乳の「鹹豆漿(シエンドウジャン)」をよく注文するのですが、ここで食べたものがとても好みの味で、他のメニューも気になったこともあり、2日連続で訪れてしまいました。

外観も店内もいまどき風。お洒落な雰囲気ですが、メニューは豆乳がメインで、パイとパンの中間的な焼餅(シャオビン)に蛋餅(ダンビン)、台湾式おにぎりの飯糰(ファントゥアン)や小籠包などの朝食店の定番が並びます。

日本人の姿はほぼ見かけませんでしたが、オーダーはメニューシートに記載しレジで会計、出来上がったら番号が表示され取りに行くスタイルですので、観光客にも使用しやすいお店です。

1日目は鹹豆漿とツナの蛋餅、2日目は同じくハマった鹹豆漿と焼餅に油條をサンドした、驚きの見た目ながらも台湾の朝食店では定番メニューの「焼餅油條」、台湾ソーセージ入りの飯糰をオーダー。

ツナ入りの蛋餅と鹹豆漿。 著者撮影

正直なところ、鹹豆漿以外は平均的な美味しさで、次回は違うメニューにしてみようかなといった感じでしたが、鹹豆漿目当てにきっと再訪するはず。

鹹豆漿は、しっかりと濃いめの味付けに油條と海苔のトッピング。海苔を合わせているのは初めてだったのですが、これがまた良かった。
自宅でもたまに鹹豆漿は作るのですが、真似してみようと思っています。

左上から飯糰、焼餅油條、鹹豆漿。 著者撮影

そしてこちらのお店の営業時間は夜6時から朝11時半まで。
そう、夜食から朝食までをいただくことができるのです。遅い時間の食事処に困った時や、小腹が空いたときなどにも覚えておくと便利なお店です。

日正豆漿

住所 台中市西區健行路1000號
電話 (+886)423230307
時間 18:00~11:30

 
(text & photo : コバシイケ子)



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