著者撮影
こんにちは。台湾ブロガーのイケ子です。
また、自由に旅ができるそのときまで、次回の台湾旅で食べたいものやしたいことのあれこれをテーマにお届けしています。
今回は台中旅!台北から新幹線で約1時間。台北よりもゆったりしていて、美食やアートなどの名所も多い大好きな街。台湾に行くときは、台北をメインに滞在することが多いけれど、ときおり無性に台中の空気感が恋しくなります。
台中の名所といえばランドマーク的存在の「宮原眼科」。地元企業の「日出」が運営するお菓子屋さんなのですが、お菓子の美味しさはもちろんのこと、スケールの大きさやコンセプト、世界観がとにかくお見事。台北など他の地域への出店はしないことがポリシーのようで、「ここでしか買えない」ところも魅力のひとつ。
そんな日出グループのお菓子屋さんは台中に何店舗かありますが、今回は宮原眼科を起点に徒歩で回れる3つのお店をご紹介します。
どこも個性的でそれぞれに異なる雰囲気が素敵なのでぜひ巡ってみてほしいです。
スタートはここから。「宮原眼科」で世界観を堪能
宮原眼科店内 著者撮影
宮原眼科は日本統治時代に眼科だった建物を「日出」がリノベーションし2012年にオープン。瞬く間に話題のスポットとなり、その人気は衰えることはありません。吹き抜けで開放感のある店内はクラシカルだけれどラグジュアリー。「ハリーポッターの世界みたい」と表現されているのをよく耳にしますが、その品のある華やかさは行くたびにうっとり。
ボリューミーな名物アイス。こちらはトリプル(220元+ワッフルボール20元) 著者撮影
2階のレストラン「醉月樓台灣菜」 著者撮影
1階はパイナップルケーキをはじめとした、お菓子ショップとドリンクスタンド、そして名物のアイスクリーム店。2階はレストラン「酔月楼台湾菜」となっています。
アイスクリームは台湾フルーツや台湾茶など台湾らしさあふれる素材のものばかり。チョコレートアイスもカカオ分が違うものなどを取り揃えていて、とにかく種類が豊富。1~3球まで選べ、最後にアイスの個数に合わせ、宮原眼科自慢のお菓子をトッピングしてくれるところが最大の目玉です。
テーブルで選べるオリジナルパフェのトッピング。 著者撮影
ボリューミーで美味しさいっぱいのアイスクリームはやはり必食。ただ、アイスクリームショップには座席がないので、ゆったり座って味わいたいときは、2階のレストランの「醉月聖代(レストランオリジナルパフェ/450元)」というメニューがおすすめ。
アイスの種類は選べませんが、店員さんが運んでくるトッピングから好きなものを選べ、同じような商品が味わうことができますよ。
しかも2階はレストラン利用者しか上ることが出来ないので、そんな特別感もまた魅力のひとつです。
醉月聖代(レストランオリジナルパフェ/450元)。蝶々のクッキーで華やかに。 著者撮影
宮原眼科
住所 | 台中市中區中山路20號 |
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電話 | (+88)64-2227-1927 |
時間 | 10:00~22:00 |
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醉月樓台灣菜
住所 | 台中市中區中山路20號2F |
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電話 | (+88)64-2227-1926 |
時間 | 月-金 11:00~14:30/17:30~21:00、土日11:00~21:00 |
地図 | Google Mapで確認する |
イートインスペースが充実「台中市第四信用合作社」
台中市第四信用合作社外観 著者撮影
こちらもまた個性的な店名の「台中市第四信用合作社」は元銀行だった建物をリノベーション。宮原眼科の支店で2013年にオープンしました。宮原眼科からはお店の前にある「中山路」を北へ進むと約3分で到着。
台中市第四信用合作社の煌びやかな店内 著者撮影
ずらりと並ぶアイスケース。その数60種類以上! 著者撮影
同じアイスクリームを取り扱っていますが、テーブルを配置し、イートインスペースが充実しているので、休憩がてらゆっくりアイスを堪能したいわたしはこちらのお店がお気に入り。
内装は宮原眼科とはまた違った角度で同じような高級感はありながらも、ネオンなどを使用したポップさがとても斬新。というか、ギラギラしていてかっこいい。
シングル(90元)でもスペシャルトッピング(80元)で豪華盛りに。 著者撮影
アイスの他にはワッフルや皿盛りデザート、アレンジドリンクなどが楽しめるのもこちらの特徴。
美しいパッケージデザインが特徴的なギフト商品も宮原眼科とほぼ同じラインナップがコンパクトなスペースにまとめられているので、買うものが決まっているときなどはこちらのほうが待ち時間なく、さっと購入出来る点も気に入っています。
ギフトコーナー。こだわりのパッケージも必見。 著者撮影
台中市第四信用合作社
住所 | 台中市中區中山路72號 |
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電話 | (+88)64-2227-1966 |
時間 | 10:00~22:00 |
地図 | Google Mapで確認する |
スタイリッシュなお茶専門店「櫟社」
櫟社入口 著者撮影
「櫟社」は2019年6月にオープンした日出グループの最新店舗。台湾茶の販売がメインの新しいコンセプト店です。場所は台中市民憩いの場、台中公園のそば。
宮原眼科からは徒歩で約10分、台中市第四信用合作社からだと徒歩約8分で到着します。周辺はかなりローカルな雰囲気で、櫟社自体もひっそりと隠れ家感のある立地。
櫟社店内 著者撮影
ですが、お店に一歩入っただけで感じられる世界観はさすがの一言。凛とした大人の雰囲気が漂う店内に、デザイン性の高いパッケージや缶に入ったお茶がずらり。
個包装でひとつひとつ違ったデザインのお茶は一袋45元~と買いやすいお値段で、まさにお土産にぴったり。お菓子はクッキーやチョコレートなど種類は多くはありませんがオリジナルの商品が揃っています。
すべてパッケージが違うお茶はお土産にぴったり。 著者撮影
テイクアウトでドリンクとお茶のソフトクリームを販売。ソフトクリームはフォトジェニックな上に、食べすすめると中からプリン、クッキー、パイナップルなどが出てくるサプライズ感。こんなところにも「日出」らしさを感じ、ますますファンになってしまうのでした。
台湾茶のソフトクリーム(160元)。東方美人茶や高山烏龍茶などのフレーバーが日替わりで楽しめる。 著者撮影
櫟社
住所 | 台中市中區市府路150號 |
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電話 | (+88)64-2222-1903 |
時間 | 10:00~19:00 |
地図 | Google Mapで確認する |
(text & photo : コバシイケ子)
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