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今注目の台湾コスメ♪

日本でも買える!手に入れたい台湾コスメ3選

著者撮影

こんにちは。台湾ブロガーのコバシイケ子です。

ここ数年で、優秀な台湾コスメが日本でもどんどん購入できるようになってきました。わたしはコスメ・ビューティー系に関してはまだまだ疎くて勉強中。それでもやっぱり台湾現地で評判のいいものや、いま、日本に進出してきたブランドは気になるので、密かに試してはその良さを実感し、そのまま愛用品として使用しています。

今回は、そのように出会ったお気に入りのブランドを紹介します。どれも消耗品ではあるけれど、そのこだわりや美しい見た目は、宝物にしたくなるようなとっておきばかりです。

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ジェルネイルのような仕上がりの「JNF」


秋の新色。左上から時計回りに「紺碧の空」、「実りの季節」、「冬の時間」、「思いを糸に」 著者撮影

シンプルだけれど高級感のあるボトルとくすみがかった色合いが大人っぽく、でも眺めているだけでワクワクしてくるカラーバリエーション。

「JNF」は台湾で生まれたネイルブランド。わたしはネイルを塗るのは好きだけれど、あまり器用に塗ることはできません。長年飲食業界にいたので、ずっとつけているのもなんだか落ち着かず、出かける時や、気分を高めたいときにたまにつけるくらい。

でも、艶やかなのジェルネイルや綺麗に塗られた爪を見ると、やっぱり羨ましく、どうしたらあんな仕上がりになるんだろうと思っていたのですが、JNFのネイルをはじめて使用したときに、「出会ってしまった感」がありました。


艶やかなジェルネイルのような仕上がり。カラーは「古代のことわざ」 写真提供:JNF

ひと塗りで綺麗な発色。つやつやで仕上がりも憧れのジェルネイルのよう。独特のにおいもしないし、専用の道具を使わずに塗って乾かすだけで理想の仕上がりになることに驚きました。

しかもすごいのが、ネイルリムーバーいらず。数分間、水またはお湯に指を浸して、すこし柔らかくなったところを端からめくると、するっと綺麗に剝がれるのです。これがまたなんとも言えない気持ちよさ(笑)。気分でさっとチェンジできるのは嬉しいですよね。

ネーミングもひとつひとつが可愛らしく、ヨーロッパの神話や物語、詩的な言葉がそれぞれのカラーにつけられているのですが、そんなところもストーリー性があって素敵なんです。ネイルの楽しさを教えてくれたブランドです。

全国のドラッグストア、バラエティーショップ、ECサイトなどで購入することができます。

JNF

HP https://pos-tec.jp/jnf-nail/

 

ドクターズコスメ「DR.WU(ドクター・ウー)」


ピーリング美容液の「マンデリック リニューアル 18%セラム」 著者撮影

DR.WU(ドクター・ウー)はその名の通り、ドクターズコスメ。台湾の皮膚科医である吳英俊氏がこれまでの経験を基に、「高機能」「低刺激」「クリニックのスキンケアを自宅で」をコンセプトとしたコスメブランドとして、2003年に誕生しました。

台湾のドラッグストアにはほぼ専用の棚があり、吳氏のPOPとともに商品がずらり。ドクターズコスメシェアNo.1のブランドとして君臨しています。

2020年1月に日本に上陸。看板商品ともいえる、マンデル酸(杏仁酸)を使ったピーリング美容液「マンデリック リニューアル 18%セラム」をはじめとした商品を展開しています。

「マンデリック リニューアル 18%セラム」は「15秒に1本売れたピーリング美容液」とコピーにあるくらいのヒット商品。肌のターンオーバーをサポートする商品で、週2~3回、夜に使用することで、毛穴や黒ずみに効果を発揮。透明感のある肌を目指します。


美容オイル「エイジバーサル リペア オイルセラム」 著者撮影

それとともに、毎日愛用しているのがエイジバーサルシリーズの美容オイル「エイジバーサル リペア オイルセラム」。

このオイルは「@COSME台湾」の美容オイル部門で3年連続受賞、昨年は1位という栄誉に輝いた人気商品。フランス産スクワラン配合の万能美容オイルで、オイルなのにさらっとしたつけ心地に多くの人が魅了されています。


オイルなのにさらっとした使用感。ヘアオイルやマッサージにも使用できる 著者撮影

メイク前に使用してもべたつかず、保湿力もあるので、洗顔後、朝晩化粧水の後にはいまはこれのみ。家で仕事していることも多いので、このくらいのシンプルさで完結しています。ゼラニウムをはじめとした精油も配合してあるので、ほんのり心地いい香りにもほっと癒されています。

DR.WU(ドクター・ウー)

HP https://drwu.jp/

 

台湾茶の香水ブランド「P.Seven」


金萱茶香水のパフュームオイルタイプ(10mL)。オードパルファム(22mL)とともに手に入れたい 著者撮影

台湾を代表する香水ブランドの「P.Seven」。日本では東京の誠品生活に直営店があります。ティーマスターでもある創業者の潘さんが創り出すのは、台湾茶の香水。そのほかにも「台湾をまるごと瓶に閉じ込める」をブランドメッセージに、台湾の文化や土地を表現した、夢のある香りを生み出しています。

ブランドの代表作は「金萱茶香水」。高級緑茶のようなまろやかさの中にミルクのような甘い香りも楽しめる金萱(きんせん)茶はわたしも大好きなお茶のひとつ。

台湾茶を楽しむときは「聞香杯」という茶器にて、まずお茶の香りから楽しむのですが、この「金萱茶香水」は“その香りを香水として残したい”という思いから作られたそう。

はじめてこの香水を使用したとき、ふんわりとどこか甘くほっとするような香りに、心がほぐれて思わず笑顔に。それはまさに金萱茶を味わったときと同じで、だけど香水には、お茶そのものとは違う複雑さのバランスも感じられ、とにかく「見事」のひとこと。一瞬で心を奪われました。

トップノートは森、ミドルノートはお茶、ラストノートは墨を表現。柑橘とフレッシュな森のような香りから、金萱茶特有のミルクのような甘い香り、そして最後は優雅でクラシカルな墨の香りが楽しめます。墨が意外だったのですが、これは華人文化のひとつでもある、水墨画や書道をイメージしているのだとか。

すっかり「P.Seven」に魅了されたわたしは、その後、「東方美人茶」と「桂花紅茶」の香水も手に入れました。「桂花紅茶」は日本では未発売だったので、台湾のサイトから直接日本へ送ってもらい、先日手元に届いたばかりです。


左から「東方美人茶」、「桂花紅茶(日本未発売)」、「金萱茶」の香水。パッケージも美しい 著者撮影

出かける時、原稿を書く前、ちょっと疲れた日の眠る前、この香水を纏うと本当にいい気分になり、香りでこんなにも気分が変わるものなのかと、忘れていた何かを思い出させてもらった感覚でした。

今日もまた、台湾の色々な風景を思い浮かべながら、時間とともに変化する香りを楽しんでいます。

P.Seven

HP https://psevenjp.official.ec/

 
(text & photo : コバシイケ子)



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