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- ついにノービザ再開!台湾旅行でやりたいこと2022-23(初級・前編)
著者撮影
こんにちは。台湾ブロガーのコバシイケ子です。
いよいよ台湾も水際対策が緩和され、9月29日からビザなし渡航が可能となりました!
ただ、現段階ではまだ隔離が必要。独立したトイレ・浴室がある1人1室の自宅または友人宅、または隔離用防疫ホテルで隔離3日+自主防疫4日とのことで、ビザがなくなるだけで、現在と状況はほぼ一緒です。
中央感染症指揮センターによる9/29からの入境後検疫措置
自主防疫期間は外には出られますが、定期的に家庭用抗原検査キットでの検査や、外出時も必要最小限の行動が求められます。台湾では入国日は0日目とカウントされるので、実質期間は8日間。隔離用の防疫ホテルも決して安くはないので、観光目的だけでは制限が多く、まだ現実的ではないといった感じです。
ただ、今回の緩和は2段階に分けられており、10月13日からはついに隔離が0日に!
自主防疫期間7日間のみとなりました。
10/13~実施の入境後検疫措置
ということで、いよいよ誰もが台湾に行ける日がやってきました!
行けない日々が長すぎて「台湾でできること」がどんなことだったのかちょっと忘れかけている方もいるかも……ということで、今回から数回に分けて、台湾旅行のおすすめプランを初級・中級・上級別にお伝えしていけたらなと思っています!
今回は初級編。はじめての台湾ではとにかく楽しい体験をしてほしい! 美味しいものを食べ、日本とは違う台湾らしい文化に触れ、日本に帰ってからもその楽しさを思い出せるようなお土産を買う! 帰国後もまたすぐ台湾に行きたくなるような、台湾の魅力を詰め込んだおすすめプランを前後編でお届けします。
名店の小籠包&ハイレベルのB級グルメを堪能
小籠包と空心菜の炒め物。 著者撮影
世界中の食が集まる台湾。とにかく胃袋が足りないくらい美食ぞろいですが、やっぱり押さえておきたいのが名店揃いの小籠包や魯肉飯をはじめとしたB級グルメ。
小籠包ならまず日本語も通じ、安定感のある鼎泰豊(ディンタイフォン)で名店の味を堪能し、そのほかのお店を食べ歩きしてみるのがおすすめ。同じ小籠包でも大きさや皮の厚み、味付けなど個性が様々。ノーマルな小籠包のほか、皮に烏龍茶を練りこんだものや、餡子やチョコレートを包んでデザート風に仕立てたものなどアレンジ小籠包も美味しいですよ。
金峰魯肉飯の魯肉飯。トッピングは瓜の漬物。いい色の煮卵は追加で。 著者撮影
B級グルメなら日本でもすっかりお馴染みの台湾グルメとなった「魯肉飯(ルーローファン)」はやっぱり押さえておきたいところ。私のイチオシはこのコラムでも何度か登場している西門の「天天利」ですが、中正紀念堂駅近くの「金峰魯肉飯」もファンが多い人気店。観光名所の中正紀念堂からも近いので合わせてプランを組むのもおすすめ。深夜1時までと遅い時間まで営業している上に、ここは通し営業。食べたいと思ったタイミングで訪れることができるのも魅力です。
散策も楽しい「永康街」や「迪化街」で台湾らしいお土産を買う
永康街・マンゴーかき氷の有名店「思慕昔(スムージー)」。 著者撮影
はじめての台湾、ガイドブックを見て食べたいものや行きたいところは色々あるけれど、一体どこに行ったらいいのか迷っている場合は「永康街(ヨンカンジエ)」と「迪化街(ディーホァジエ)」がおすすめ。
「永康街」は台北中心部にあり、MRT東門駅5番出口を出るとすぐ街歩きがはじめられます。地上に出て東側を向くと、台北のシンボル「台北101」を望むことができ、目の前にはさっそく「鼎泰豊本店」が。鼎泰豊は予約が出来ないので、いつでも行列。ピーク時には2時間待ちなども発生するのですが、アプリをダウンロードしておけば、待ち時間などがわかるので、その間永康街を散策しましょう。
可愛い雑貨が集まる「来好(ライハオ)」のオリジナルビールグラス。 著者撮影
メインストリートには台湾グルメの食堂やドリンクスタンド、台湾コスメや台湾茶などお土産にもぴったりなショップが立ち並び、コスメやお茶は台湾でも評判のいいブランドばかりなので、安心して購入することが出来ます。
スイーツ系では豆花やマンゴーかき氷の有名店なども。また、路地にも雑貨店やカフェなども色々あるので、好奇心が色々刺激されるはず。街もコンパクトで道もわかりやすいところも永康街をおすすめしたい理由です。
迪化街の街並み。 著者撮影
「迪化街」は台北西部にある問屋街。MRT北門駅または大橋頭駅が最寄り駅です。かつてこの辺りは貿易で栄えたエリアで、西洋風のバロック建築の建物が立ち並び、異国情緒たっぷりなレトロな雰囲気が味わえるところも魅力です。
老舗のお店が多く、薬膳食材などの乾物、ドライフルーツなどが手に入る。 著者撮影
台湾土産としてすっかり定番になった、カラフルな漁師網バッグやプラカゴも迪化街で買えるので、私は、最初に大きなカゴバッグを買って、それに買ったものをどんどん入れていきます。老舗で乾物やドライフルーツを買うほかに、近年は建物をリノベーションしたお洒落なお店も増えているので、カフェや雑貨店も多くあり、新旧入り混じった雰囲気が台湾らしさを感じられ、飽きることなく楽しめる街。
大華源豐行で販売している漁師網バッグ。小さいものは45元とお手頃。 著者撮影
縁結びの神様「月下老人」が祀られていることで有名な「台北霞海城隍廟」やその隣にはレトロな模様と色づかいが可愛らしい台湾花布を販売している布市場「永楽市場」もあるので、この2つも欠かさず立ち寄るスポットです。
永楽市場2階の布市場で販売している台湾花布。 著者撮影
九份で名物夜景と台湾茶でほっと一息
一度は見たいフォトジェニックな九份の夜景。 著者撮影
台湾の人気観光スポットといえばやはり九份。赤い提灯がフォトジェニックなあの景色はやはり一度は見ておきたいですよね。
台北から九份は約1時間。主なアクセス方法は、公共交通機関を利用する場合だと、MRT忠孝復興前や西門駅前から「金瓜石」行きの高速バスに乗車するか、台湾鉄道で九份の最寄り駅「瑞芳」まで乗車し、そこから路線バスに乗り換えます。
賑やかな九份でも茶芸館に入るとゆったりとした時間が流れます。 著者撮影
中国語が理解出来たり、現地に詳しい人が一緒の場合は特に難しいこともないのですが、いきなりの路線バスや在来線の利用はやはり難易度は少し上がります。人気スポットなだけに、時期や時間帯によっては混雑し、台湾のバスは時刻表がないため、時間が読めない上に、特に帰りは座れないなど、距離があるだけに台北到着時にはぐったりしてしまうことも。
水心月茶坊からの絶景 著者撮影
九份の夜景を楽しむ半日ツアーなど、様々な旅行会社から販売されているので、公共交通機関に比べると費用はかかりますが、送迎付きで困った時にはガイドさんに頼れるというのはやはり安心。はじめての台湾旅の場合は、こういった現地オプショナルツアーを上手く利用するのもおすすめです。
そして九份には茶芸館が沢山あるので、九份の素晴らし景色を眺めながら、美味しい台湾茶を味わいましょう。ゆったりとした時間が流れるお茶の時間は九份旅の醍醐味です。
(text & photo : コバシイケ子)
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