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簡単に台湾の味を再現!次の台湾旅で仕入れたい万能調味料3選

著者撮影

こんにちは!台湾ブロガーのコバシイケ子です。
お家で過ごすことも多い今、助けられているのがこれまでの台湾旅で買ってきたストック食材。いつも購入していた定番のほか、特に台湾に行けないいま、簡単に台湾の味を思い出せる調味料の存在の大きさに気づかされました。今回は次回の台湾旅で買って帰りたい、そんな調味料をご紹介します。

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花椒の辛さが味わえる「KiKi 椒麻粉(ジャオマーフェン)」

コンパクトなのでお土産にもぴったり。 著者撮影

数年前から台湾で巻き起こった乾拌麺ブーム。ノンフライで天日干しした麺を茹で、付属のタレで和えるだけという簡単さとヘルシーさで、スーパーでは様々なブランドの乾拌麺がずらりと並ぶ光景が日常になりました。
中でも不動の人気を誇るのが台北を中心に四川料理のレストランを展開する「KiKi餐廳」がプロデュースする「KiKi食品雜貨」シリーズの乾拌麺。味もよく、お土産としてもファンが多い商品です。

椒麻粉が楽しめる「KiKi食品雜貨/椒麻拌麵」 著者撮影

わたしもファンのひとりで、いくつかのフレーバーがある中でも、仕上げにたっぷり付属の唐辛子パウダーをかけていただく「椒麻拌麵」がお気に入り。見た目は日本の七味のようですが、花椒がブレンドされているので、花椒の痺れる辛さと爽やかな香りが楽しめ、辛すぎることもない。これまでに味わったことのない、クセになる風味です。
そんなKiKiの唐辛子パウダー「椒麻粉」は単独でも販売していて、これがいま自宅で大活躍。

パスタにかけても美味しい。 著者撮影

少し辛さが欲しい時、なんにでもかけていただきます。パスタにかけるとKiKi麺風の味わいが楽しめるので、KiKi麺が食べたい欲も満たされます(笑)。
KiKi各店や大型スーパーのカルフールでも販売していました。価格は120元です。

 

揚げ物に!「椒鹽粉(ジャオイェンフェン)」

椒鹽粉。スーパーに行くと様々なメーカーのものがある。 著者撮影

一見ただの塩コショーのブレンドかなと思いきや、「椒鹽粉」は蓋を開けただけで漂う香りに、台湾を、特に夜市の光景を思い起こさせるスペシャルな調味料。こんなに小さくて、価格も100円くらいなのに、底知れぬパワーを秘めています(笑)。

台湾夜市で味わう好きなメニューのひとつが、揚げたて唐揚げの「鹽酥鷄」。鶏肉をはじめ、好きなメニューをその場で揚げてくれる屋台料理なのですが、熱々の唐揚げの仕上げにかかっているのがこの椒鹽粉。

塩、胡椒に五香粉やシナモンがブレンドされているので、八角などの香りがほんのりする、ちょっぴりクセのある味。好き嫌いが分かれるかも知れませんが、でも、これぞ台湾の味といった風味が楽しめます。

夜市で買った揚げたての「鹽酥鷄」。 著者撮影

一番相性がぴったりなのがやっぱり揚げ物。ニンニクやバジルなどのハーブも一緒に揚げて、最後に一振りするだけで、台湾夜市の気分を味わえます。
写真のブランドは「珍鶴」というメーカーのもの。寧夏夜市の近くにある24時間スーパー「小北百貨」にて30元で購入したものです。

 

魯肉飯の味付けに「紅葱醬(ホンツォンジャン)」

ひと匙で台湾風の味付けになる「紅葱醬」 著者撮影

魯肉飯や鶏肉飯、牛肉麺や食堂で味わうスープなど人気の台湾B級グルメのほとんどに使われている調味料のひとつが揚げエシャロットの「油葱酥」。煮込むときに一緒に入れると香ばしさやコクなどが加わり、まさに台湾で味わう「あの味」が完成。

結構オイリーなので好みに合わせて少しずつ調整してみるのがポイント。 著者撮影

わたしがいま自宅で重宝しているのが、油葱酥に各種スパイスや調味料をブレンドし、オイルで漬けてある「紅葱醬」。
スーパーで見かけたのをきっかけに使ってみると、作っている料理にこれをスプーン一杯加えるだけで、すぐさま台湾風味が再現でき、今後もマイストック食材に認定した万能調味料です。

魯肉飯のほか、鶏肉飯のタレなどにも。 著者撮影

挽肉と煮込めば魯肉飯、あとは炒め物に使ったり、麺と絡めてシンプルに食べたり。
八角が結構効いているので、苦手な人は難しいかもしれませんが、台湾の味が定期的に恋しくなる方には保存もきくのでおすすめの調味料です。
写真のものよりももう少し小さい瓶のタイプもあるので、まずはトライしてみたい場合にはそちらがおすすめ。
「牛頭牌」というブランドでどこのスーパーでも手に入ると思います。360g入りで104元でした。

 
(text & photo : コバシイケ子)



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