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- 大阪で台湾を旅したみたいな美味しさを味わえるお店3選
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こんにちは。台湾ブロガーのコバシイケ子です。
前回の記事でご紹介した、あべのハルカス近鉄本店にオープンした神農生活。その取材のタイミングで、大阪の台湾グルメのお店も巡ってきました。
「大阪の台湾グルメがすごい!」という情報はかねがね耳にしていて、大阪に行くにあたり、地元の方からもおすすめのお店を色々教えてもらったのですが、数日間では回り切れないくらい、お店の数も多く、実際に食べた感想も本当にハイレベル!
ご紹介したいお店はいくつもあるのですが、今回は、「徒歩ではしごコース」として、朝食・B級グルメ・おやつ、3つのお店をご紹介します。お散歩がてら、歩いて回ることができますよ。
台湾朝食専門店「wanna manna (ワナマナ)」
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1軒目は4月7日にオープンしたばかりの台灣早餐(朝食)専門店「wanna manna (ワナマナ)」。カフェのような、清潔感のあるおしゃれで可愛らしい外観と店内は、まさにいまどきの台湾にありそうな雰囲気。デザインのひとつひとつにもときめく要素がいっぱいです。
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店内に入るとスタッフのみなさんの「早安!(おはよう)」という声。台湾人の店員さんも多く、明るく活気ある雰囲気が台湾らしさを盛り上げます。
メニューは台湾の朝ごはん屋さんでもこれだけの品揃えのところはなかなかないのでは、というくらいに豊富!台湾朝食店定番の「豆漿(豆乳)」はなんと台湾から仕入れた機械で毎朝手作り。台湾の豆乳は日本のものよりもあっさりとして飲みやすいので豆乳が苦手でも台湾の豆乳なら飲めるという人も多いんですよ。そして、台湾旅行でハマるひと続出の温かい豆漿に酢や調味料を入れて食べる「鹹豆漿」ももちろんここではいただけます。
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どのメニューも注文が入ってから手作りしてくれるので、出来たてがいただけるのが嬉しい。この日はローストポークがはさまったボリューミーなトーストサンド「碳烤土司(肉蛋)」、そして、もち米でつくる具沢山の台湾式おにぎり「招牌飯糰(肉蛋)」。こちらもよくばってローストポークを追加で。サンドイッチはマヨネーズがちょっと甘いのが台湾風。クセになる美味しさです。
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そのほかにも、おかずクレープのような蛋餅や台湾のベーカリーでは定番だけれど、日本ではみたことのない焼きたてパンまで!ここに来れば本物の台湾朝ごはん文化を丸ごと感じられることは間違いなし。ちなみにこちらのお店は営業時間も長く、夜までこのメニューが食べられます。すごいお店が誕生しました……!
wanna manna (ワナマナ)
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋1丁目10-13 |
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電話番号 | 06-6809-2128 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
HP | https://wanna-manna.com |
地図 | Google Mapで確認する |
台湾直送の生地で作る「忠将葱抓餅」
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2軒目は葱がたっぷり入った生地を抓みながら焼くことで、パイのような断層とサク・フワ・モチな食感が楽しめる、台湾粉ものB級グルメのお店「忠将葱抓餅」へ。
wanna mannaを出て、1分もかからない距離で見えてくる「天神橋筋商店街(1丁目)」の入口。そのまま商店街内を北の方へ6丁目まで進むと「忠将葱抓餅」へ到着します。何も知らずに、この商店街を歩いていたのですが、どこまでも続くアーケードに随分長い商店街だな、と思っていたら、ここは「日本一長い商店街」と言われているそう。wanna mannからは1.6㎞、徒歩20分ほどの距離でしたが、色々なお店が並んでいるので飽きずに歩くことができました。
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屋台のようなお店を想像していたら、しっかりとした店構え。現在店内利用はできませんが、元々はイートインスペースもあるようで、冷蔵庫の中には台湾ビールなども冷えていました。葱抓餅は「ネギパイ」と表記され、プレーンのほか、卵入り、チーズ入り、キャベツ入り、牛肉や豚肉入りなど、台湾よりもバリエーションが豊富なのでは?と思うくらいにアレンジメニューが並んでいます。
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今回はシンプルに卵入りに。注文後に鉄板で焼き、タレとお好みで辛いソースを塗ってもらえば完成です。焼きたての美味しさはやっぱり格別!葱の香りと生地の独特の食感と香ばしさ。満腹にも関わらず、どんどんお腹の中に入っていく……。
聞けばこちらは台湾にもお店があり、生地はなんと台湾から冷凍で直送しているとのこと。どうりで美味しいわけです。
忠将葱抓餅
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋6丁目5−4 |
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電話番号 | 080-2537-3622 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
地図 | Google Mapで確認する |
「南所豆花」は通いつめたい台湾の味
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さて、このコースの〆は台湾スイーツ「豆花」です。3軒目の南所豆花までは忠将葱抓餅から北に向かって約800m、およそ10分で到着します。本庄川崎公園のすぐ近くにあるお店は2020年4月にオープンしたばかり。「豆」のネオンが入口に輝くお店はピカピカです。そしてお洒落!カウンターとテーブルが数席の小さなお店です。
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台南出身のオーナーさんが作る豆花は「まさに台湾の味!!」とオープン当初から話題で、カウンターにずらりと並ぶトッピングの豊富さを見ただけで、わたしもあまりの嬉しさに動悸がしました(笑)。豆花の種類は、シンプルに豆花だけをシロップでいただく「原味豆花」、爽やかなレモン風味の「檸檬豆花」、4種のトッピングが選べる「南所豆花」、シロップを豆乳にした「豆乳豆花」の4種類。
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この日は「南所豆花」に小豆・台湾パイナップル・粉粿・芋頭(タロイモ)をトッピング。丁寧に作られているのが見ただけでわかるトッピングの数々、この4種類を選ぶのにとっても迷いましたが顔は始終にやけていたと思います。
粉粿はサツマイモ粉が原料で食感はわらび餅に似ています。鮮やかな黄色はくちなしで着色していて、台湾でも定番のトッピングです。タロイモもずーっと恋しかった!わたしの2大好物を日本でこうして豆花にのせて食べられるなんて……と夢のような時間でした。
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さて、こちらのお店ではプリンも評判。追加オーダーでいただきました。南所豆花のプリンは上に「麺茶」がかかっているのが特徴。麺茶は日本のはったい粉のようなもの。ほんのり香ばしい風味がプリンのまろやかな甘さとカラメルのほろ苦さとが絶妙なバランスで、このセンスのいい組み合わせにもう完全に惚れ込みました。
メニューには愛玉や仙草など台湾の伝統的スイーツのほかにもかき氷などもあって、まだまだ食べてみたいものばかり。ご近所の方が本当に羨ましいです!
南所豆花
住所 | 大阪市北区本庄東2丁目7-13 |
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電話番号 | 06-7709-4887 |
営業時間 | 12:00~20:00 |
地図 | Google Mapで確認する |
(text & photo : コバシイケ子)
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