台湾
グルメ
日本にいながら台湾旅気分♪

札幌で台湾を旅したみたいな美味しさを味わえるお店3選

著者撮影

こんにちは。台湾ブロガーイケ子です。
今回はわたしの地元札幌でお気に入りの「台湾を感じられるお店」をご紹介します。
台湾人の方がオーナで故郷の自慢の味を提供していたり、台湾に何度も足を運びそこで感じた美味しいものを再現してくれる小さな茶楼など、いまここにあってくれてありがとうと思うお店ばかりです。

本文を読む

台湾人が集まるススキノの台湾料理店「Plasmid x 台湾食」

店内には大きな台湾の地図が。 著者撮影

札幌の繁華街ススキノ。飲食店ビルの4階にある「Plasmid(プラスミド) x 台湾食」はお店の扉を開けたとたんに香る薬膳スパイスの香りに一気に気持ちが台湾へトリップ出来る、本物の台湾料理を味わえるお店です。お店を切り盛りしているのは台湾雲林出身の陳美櫻さん。サクラちゃんとみんなから呼ばれています。台湾人の旦那さんと一緒に北海道に移住し、このお店を構えたのは2017年。カウンターとテーブルが数席のアットホームで隠れ家的なお店です。

手前にあるのが滷味。干し豆腐や野菜、肉、内臓系など好きな具材を選び漢方スープで煮込む。 著者撮影

魯肉飯や鶏肉飯、台湾式居酒屋「熱炒」にあるような炒め物など、メニューは豊富。なかでもプラスミドのおすすめは台湾式煮込み料理の「滷味(ルーウェイ)」。好きな具材を選んで、特製の漢方スープで煮込んでもらう台湾屋台の人気B級グルメなのですが、これをメニューで提供しているのは日本でも珍しいのでは。滷味の人気具材、インスタントラーメン「王子麺」もあるので、好きな人はときめくこと間違いなし。しかも、漢方スパイスはお店オリジナルでブレンドとかなりの本格派です。

牛肉麺も毎日スープを手作り。ハーフサイズも選べるので飲んだ〆にもぴったり。  著者撮影

「台湾の味を札幌で」というお店の熱い情熱がビシバシと伝わってくる居心地のいいお店。
週末は札幌在住の台湾人の方が集っていることも多いので、中国語が飛び交う店内はここが札幌だということを本当に忘れそうになるくらい。

ボリューム満点の予約制台湾弁当。 著者撮影

現在予約制で昼と夜に販売しているテイクアウトのお弁当もおすすめ。ご飯の上に数種のおかずとメインがどかんと載っているこのスタイルこそまさに「台湾弁当」。おうちで台湾気分を味わいたいときはこんなテイクアウトもおすすめです。

Plasmid x 台湾食

住所 札幌市中央区南六条西3丁目6番地31ジョイフル酒肴小路4階
電話 050-5217-7936
時間 月~木18:00~22:00、金土17:00~23:00(日曜休)
HP https://www.instagram.com/plasmidtaiwanfood/
地図 Google Mapで確認する

 

「The TEA」で味わう手作りの白いタピオカと台湾麺線

カフェのような広い店内。 著者撮影
 
「The TEA」は札幌琴似にあるタピオカドリンク専門店。台湾人スタッフの方が作るハイクオリティなタピオカドリンクが楽しめます。店内はお洒落で広々。イートインスペースも充実しているので、ゆったりカフェ感覚で利用できるのも嬉しいお店です。

ドリンクのベースとなるお茶はアールグレイの他、台湾産の杉林渓烏龍茶、鉄観音、台湾青茶などが揃い、冬瓜茶やほうじ茶も。ストレートでも、ミルクティとしても楽しめます。ミルクも北海道産ミルクを使用しているので、北海道で飲むタピオカミルクティは格別ですよ。自慢のタピオカはなんと手作り。無添加・無着色の真っ白いタピオカは安心安全。食感にもこだわっていて、歯切れのいいもちもち感が特徴です。

右から冬瓜ミルク(600円)、イチゴミルクティーフォーム(600円)、タピオカ・仙草入りミルクティ(550円) 著者撮影

おすすめは「冬瓜ミルク」。オリジナルの冬瓜シロップをミルクとブレンドしたドリンクなのですが、冬瓜シロップの味わいは黒糖やキャラメルよりもマイルドで、でも香ばしさもあり、他では味わえない優しい甘みがクセになります。手作りのイチゴシロップがたっぷり入った苺シリーズも見た目の可愛らしさだけでなく、爽やかな風味がやみつきに。オリジナルのロゴが入ったカップも可愛いので写真映えもばっちり。

冬季限定の台湾麺線。トッピングに辣油とにんにくたっぷりも台湾風。 著者撮影

また、こちらでは冬季限定で台湾麺線もいただけるのもポイント!一度食べると好きになる人続出の麺線は、鰹風味のトロトロスープで素麺のような細い麺を煮込んだもの。北海道で味わえるところはここだけ!食べると体が温まり、ほっとする味わいは寒い今の季節にまさにぴったり。ぜひドリンクと一緒にこのとっておきも味わってみてください。

注文は事前に電話予約がおすすめ。 著者撮影

The TEA

住所 北海道札幌市西区琴似3条2丁目8-18
電話 080-8299-4040
時間 11:00~19:00
HP https://www.instagram.com/the.tea_sapporo/
地図 Google Mapで確認する

 

札幌の中心部「札幌茶楼 茶譜」で味わう癒しの時間

ゆったりとした時間が流れる店内。 著者撮影

札幌のシンボル「テレビ塔」。まさに札幌の中心部にあり、アクセスしやすいその場所のすぐ近くにあるのが「札幌茶楼 茶譜」です。こちらはビルの3階にあるカウンターのみの小さな茶楼。日中は柔らかな光が差し込み、こぽこぽとお湯が沸く音が心地よい、まさに癒しの空間。壁一面に販売用の茶器などが飾られているので、とても雰囲気があります。

台湾から仕入れた茶器が並ぶ。 著者撮影

店主の秋元美穂さんは長年中国茶や台湾茶に携わる仕事をしていて、2016年にこの場所にお店を構えました。お茶は種類豊富に取り揃えており、あっさりめや濃いめなど好みを伝えるとおすすめを教えてくれるので、迷ったらぜひ相談してみましょう。台湾茶は小さな茶器で提供され、お湯を継ぎ足しながら何杯も味わうことができます。初めての方は淹れ方も丁寧に教えてもらえるので、安心して美味しいお茶を楽しめますよ。

小さな茶器が可愛らしい。淹れ方は教えてもらえるので安心して楽しめる。 著者撮影

また、茶譜では美穂さん特製の台湾スイーツや軽食メニューもお目当てのひとつ。彼女が何度も足を運び味わった台湾の美味しい味を再現し、豆花やいまの時期なら焼仙草などの伝統的なものから、オリジナルを加えたアレンジメニューまで、どれも作り手のセンスを感じるものばかりです。

冬季限定の焼仙草(500円)。+100円でアイスクリームをトッピングするのもおすすめ! 著者撮影

カウンターでお茶を楽しんでいると、常連さんをはじめ、台湾旅行をきっかけに台湾茶の美味しさに目覚め、お茶が飲みたくてやってきましたという方もよく見かけます。九份でゆったりお茶を味わった思い出に浸ったり、味わったことのない新たなお茶の味と出会ったり、カフェ感覚で気軽に利用できるわたしのとっておきの隠れ家です。

札幌茶楼 茶譜

住所 札幌市中央区南2条東1丁目1-12フラーテ札幌三階
電話 011-213-1970
時間 11:30〜20:30、日祝11:30〜19:00(第1月曜、火曜休)
HP https://www.instagram.com/sapporo_sarou_chapu/
地図 Google Mapで確認する

 
(text & photo : コバシイケ子)



何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます