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台湾ブロガーおすすめの台湾小吃レシピ3選 

著者撮影

こんにちは!台湾ブロガーコバシイケ子です。
今回は簡単に作れる台湾の小吃(一品料理)レシピ3選をお届けします。
ご紹介するのは「涼拌干絲(干し豆腐の冷菜)」、「涼拌毛豆(枝豆のスパイシー和え)」、「麻油鶏(鶏とごま油のスープ)」。街の食堂や屋台でも定番の料理ですが、材料も日本で揃うもので作れますので、ぜひ気軽に作って台湾気分を味わってみてくださいね。

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涼拌干絲(干し豆腐の冷菜)

涼拌干絲 著者撮影

台湾の小籠包屋さんや水餃子のお店など、小さなローカル食堂では一角に小皿料理がずらりと並べられています。セルフで好きなものをテーブルに持ってきて、最後にまとめてお会計をするシステムなのですが、この涼拌干絲はそんな食堂的なお店で見かけることの多い定番の一品。

台湾製の「豆腐干絲」。冷凍で販売されている。 著者撮影

まるで麺のような干し豆腐を調味料で和えたものなのですが、食べ応えのある食感とあっさりとした味付けはまさに前菜にぴったり。
干し豆腐は「豆腐干絲」という名前で、日本では冷凍ものが手に入ります。アジアン食材店や富澤商店(TOMIZ)やAmazonや楽天でも取り扱っているお店があるのでお取り寄せも可能です。

材料(2人分)

・干し豆腐(茹でたもの) 200g
・セロリ 40g
・人参 40g
・パクチー お好みで

(A)
・塩 小1
・薄口しょうゆ 小1
・砂糖 小1/2
・ごま油 大1.5
・胡椒 少々

下準備

・干し豆腐は解凍しておき、塩を少々入れた熱湯で5分ほど茹でた後、流水でよく水洗いをし(3回くらい水を変える)、ザルに上げ水気を切っておく。

作り方

1.セロリと人参は千切りにし、1分ほど軽く茹でる。
2.ボウルに茹でた干し豆腐、セロリ、人参とAの調味料を入れしっかり和える。
※パクチーを入れても美味しいので、好みで適量加えよく和える。
3.器に盛りつけて完成。

 

涼拌毛豆(枝豆のスパイシー和え)

涼拌毛豆 著者撮影

2品目も「涼拌」メニューから一品。涼拌は冷製の和え物のことで、「涼拌毛豆」は枝豆にニンニクと黒コショウなどでスパイシーに味付けをした一皿。台湾のスーパーのお惣菜コーナーなどでは量り売りでよく売っています。

蓋つきの耐熱容器で作ればラクで簡単。 著者撮影

身近にある材料でさっと作れるのに、いつもの枝豆とは一味違った味わいが楽しめるこちらはまさにビールにぴったり。ぜひおつまみのレパートリーに。材料の五香粉も近頃はスーパーのスパイスコーナーでもよく販売されています。枝豆はトップバリューの商品で台湾産の冷凍枝豆が手に入るので、今回はそちらを使用しました。辛いのがお好きな方は輪切りにした唐辛子を追加するのもおすすめです。

材料(2人分)

・冷凍枝豆 200g
・にんにく 2かけ
・塩 小1/2
・ごま油 小1
・五香粉 小1/4
・黒胡椒 適量(たっぷりめがおすすめ)

下準備

・枝豆は耐熱容器に入れて、600wで1分50秒加熱し、解凍しておく。
・耐熱容器はそのまま使用します。

作り方

1.解凍した枝豆にみじん切りにしたニンニク、調味料をすべて入れ、容器の蓋をして振ってよく混ぜる。
2.味を見て、塩味を調整する(少し濃いめの方が美味しいです)。
3.冷蔵庫で30分程度寝かせて味をなじませる。
4.器に盛りつけて完成。

 

麻油鶏(鶏とごま油のスープ)

麻油鶏 著者撮影

「麻油鶏」は屋台などでもよく見かける薬膳スープ。鶏肉と生姜のスープでごま油とお酒をたっぷり使用するのが特徴です。濃厚なチキンスープといった感じで、シンプルな材料で簡単に作れるだけでなく、飲めばカラダがぽかぽかになるので冬は特に恋しくなるスープ。台湾では、産後の女性が毎日飲むといいとされるほど、滋養強壮や補血の効果があると言われています。

台湾米酒。手に入ればぜひこれで作りたい。 著者撮影

もし手に入れば「台湾米酒」を使うと本格的な味わいが出せるのでおすすめなのですが(今回は東京の誠品生活日本橋で購入)、代用としては日本酒よりも甲類焼酎の方が近い味わいが楽しめます。

また、30分ほど煮込めば完成しますが、煮込み時間を増やすとスープの量は減るものの、味わいはより濃厚に。鶏肉もよりほろほろになりますので、お好みで調整してみてください。今回、写真のものは50分ほど煮込みました。

材料(2~3人分)

・骨付き鶏肉 400g
・生姜 80g
・ごま油 大3
・米酒 300cc
・水 300cc
・塩 小1
・クコの実 小1

下準備

・生姜をスライスする

作り方

1.鍋に半量のごま油と生姜を入れ、焦がさないように生姜から香りがでるまでしっかり炒める。
2.鶏肉を入れ、軽く焦げ目がつくくらいまで炒める。
3.米酒と水を入れ、5分くらい沸騰させる。
4.弱火で30分ほど煮込む。
5.クコの実を入れ、塩で味を整える。
6.残りのごま油を加え、ひと煮立ちさせる。
7.器に盛りつけ完成。

※麻油鶏は沸騰させて煮込むので多少のアルコール分は飛びますが、使用するお酒の量が多いので、飲んだ後の運転などはお控えください。

 
(text & photo : コバシイケ子)



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