台湾
グルメ
ワインと一緒に楽しみたい♪

おしゃれで美味しい! 台湾素材にこだわった台北カジュアルレストラン3選

著者撮影

B級フードをはじめとした格安グルメが魅力の台湾ですが、お洒落なカフェやレストランのレベルも高く、みな生活の中で楽しみながら使い分けている印象です。

豊かな台湾食材や伝統的な料理を取り入れつつも現代風にアレンジされたお料理やこだわりのある素敵なインテリアのお店も多く、ワインと一緒に楽しみたい、そんな雰囲気。 

今回は日本からの大切なお客様やクリエイティブなものが好きだったりお洒落に敏感な友人、そんな人たちと利用することが多い、お気に入りのカジュアルレストランを3つ選んでみました。「少しお洒落に、でも台湾らしさも感じられる食事がしたい」。そんな気分の時にぜひ訪れてみてください。

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アンティークに囲まれた美しく優雅な空間
「香色 Xiang Se」


「香色」入口。週末ブランチの際には看板が出るが、ディナータイムは何もなくまさに隠れ家 著者撮影

MRT中正紀念堂駅から遠くない距離にある「香色」は路地にあるアパートの1階をリノベーションしたレストラン。看板もなく、一見通り過ぎてしまいそうなくらい日常に溶け込んだ普通の外観。ですが、ベルを鳴らし開けてもらったアンティークの扉の先には思わず声を上げてしまうような開放的で素敵な空間が広がっています。


扉を開けると広々としたテラス席が現れる 著者撮影


アンティーク家具でまとめられたヨーロッパスタイルの店内 著者撮影

外観とのギャップがここまであるお店というのもはじめてというくらい、また、ここは本当に台湾なんだろうかという感覚にも陥るくらい、ヨーロッパのアンティークを取り入れたインテリアが「香色」というオリジナルの世界観を見事に作り出しています。


ディナーメニューの鶏胸肉の香草オイル焼き 著者撮影

女性シェフのゾイさんが作り出すお料理は台湾素材を巧みに取り入れたもので、女性らしい繊細さと鮮やかさを併せ持ち、一皿ごとにしっかりと記憶に残る感動を与えてくれます。


週末ブランチメニューのパンケーキ。気軽に雰囲気を楽しめる 著者撮影

今年の3月からは週末のみブランチカフェ「CAFÉ XIANSE」として昼の営業をスタート。よりカジュアルにこの素敵な空間でオリジナルのブランチメニューを楽しめます。ひとり旅でも普通のカフェのように利用できるので、ぜひこの空間で味わうお食事を楽しんでみてください。

香色 Xiang Se

住所 台北市中正區湖口街1-2號1F
電話番号 02-2358-1819
営業時間 火~木17:30~22:00、金17:30~22:30、土11:00~15:30、17:30~22:30、日11:00~15:30、17:30~22:00(月曜定休)
HP(FB) https://www.facebook.com/xiangse/
地図 Googleマップで確認する

 

人気の隠れ家レストラン
「TUA 攤」


1階はビビットな赤い壁。気取らなカジュアルな雰囲気で楽しめる 著者撮影

お洒落な飲食店が集まる四維路。その通りにある隠れ家的レストラン「四知堂」と系列店の「TUA 攤」は四維路と言えば、というくらいこの界隈を代表する名店です。モダンなインテリアはもちろん、台湾料理をアレンジしお洒落な一品に仕上げた一皿は盛り付けをはじめとしたセンスのいいプレゼンテーションでここを訪れる楽しみのひとつ。

日本の雑誌、ガイド本においてもすでに多く取り上げられているお店ですが、多くの人に愛されているだけあり、やはりいいものはいいと言い切れる、素敵な空気感と満足度を味わえます。


2階。青い壁といくつか飾られた大きな絵画が印象的 著者撮影

「TUA」は2階建ての建物をリノベーションしており、特に2階の青い壁と絵画に囲まれた空間が個人的にはお気に入り。どこを切り取っても絵になる美しい空間は安らぎと癒しを与えてくれます。大切な人たちと語り合いながら、リラックスした時間を過ごす。日常が非日常になる瞬間を味わえるとっておきの場所といえばやはりこのお店ははずせません。


エビ水餃子イチジクサラダ添え。日本語メニューもあり 著者撮影


カラスミと甘エビ入り玉子焼き、鶏肉のせごはん 著者撮影


デザートも美しく、美味しい。食事の最後にはぜひ 著者撮影

TUA 攤

住所 台北市大安區四維路44巷15-1號
電話番号 02-2708-2082
営業時間 ランチ12:00 ~14:00、ティータイム 14:00~18:00、ディナー 18:00~21:00
HP(FB) https://www.facebook.com/tuaculture/
地図 Googleマップで確認する

 

ワインによく合うアレンジ眷村料理
「南村 私廚‧小酒棧」


南村外観。お店は路地に 著者撮影

眷村料理をいただけるお洒落なレストランがあるらしい。そんな噂を聞きつけ訪れた「南村 私廚‧小酒棧」は評判通りの素敵なお店でお洒落な台湾人のみなさんがワイン片手に食事を楽しんでいました。  


湖南臘腸はオーナー手作りのソーセージ。台湾バジルなどがアクセントになっている 著者撮影

戦後、中国から台湾に移住してきた外省人の家庭料理と呼ばれる「眷村料理」はこれまで味わったことのある台湾料理とはまたひと味違い、中国各地の様々なテイストが融合、そして進化したような料理の数々です。ソーセージなど手の込んだものまで手作りしているオーナーの料理は現代風にアレンジされ、非常にお洒落な一品に仕上がっており、台湾人にとってはどこか懐かしく、我々日本人にとっては新鮮な、そんなお料理が楽しめます。


豚の角煮「毛澤東紅燒肉」は蒸し饅頭の刈包にサンドしていただく 著者撮影


2種類の絶品手作り肉団子「丸子」が入ったスープ「手工丸子湯」 著者撮影

スタッフのみなさんも非常にホスピタリティ高く、お洒落な雰囲気のなかわいわいと始終笑顔で楽しめる、そんな明るさも併せ持つ気取らないお店です。人気の料理はすぐに売り切れてしまうこともあるので、食べたいものは予約時に注文しておくのがおすすめですよ。


シックな店内は木も多く使われているので温かみもある 著者撮影

南村 私廚‧小酒棧

住所 台北市大安區忠孝東路四段216巷33弄10號
電話番号 02-2711-7272
営業時間 11:30~14:00、17:30~22:30
HP(FB) https://www.facebook.com/44svbistro/
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(text & photo : コバシイケ子)

 

 



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