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ついにノービザ再開!台湾旅行でやりたいこと2022-23(初級・後編)

著者撮影

こんにちは。台湾ブロガーのコバシイケ子です。
台湾もビザなし渡航がついに解禁。
10月13日からは隔離0日+自主健康管理期間7日という入境ルールとなりました。

入境時、症状がなければ公共交通機関での移動も可能。7日間はホテルの場合は1人1室が原則。外出時、2日以内の簡易検査の陰性結果が必要になるため、入境時に配布される抗原検査キットで必要に応じて検査を行います。

ルールは色々ありますが、自主健康管理期間の帰国も問題ないので、例えば3泊4日などの観光旅行も可能。早速台湾へ出発している人も増えているようで、台湾在住の友人からも日本人観光客が増えてきているよと耳にします。

このコラムでは前回から久々の台湾旅行に向けて、「台湾旅行でやりたいこと」を初級・中級・上級にわけてお届けしています。

今回は初級・後編です!

早起きして伝統的な台湾朝ごはんを食べに行く

豆漿(豆乳)、鹹豆漿、肉包(肉まん)、大根餅を卵で炒めたもの、揚げパンのようなものは油條(ヨウティァオ)。 著者撮影

朝ごはんは外で食べたり、仕事前に買って会社で食べる人が多い台湾。早朝から営業している安くて美味しい朝食店が充実しています。

豆乳屋さんが多く、日本でも大分その名が広まりましたが、豆乳に酢と調味料を入れ、おぼろ豆腐のように固めた「鹹豆漿(シェンドウジャン)」も日本人は大好きな味。ぜひ本場の味を堪能しましょう。

阜杭豆漿の鹹豆漿。 著者撮影

私のおすすめ店は「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」。超有名店ですがやっぱりここの鹹豆漿は絶品です。行列のできる店なので、行列覚悟で行く必要がありますが、観光客以外に地元の人も多いので、ちゃんと美味しいお店なのだということが実感できます。

「鼎元豆漿」もローカルな雰囲気が味わえるお気に入りのお店。ここは観光スポットの中正紀念堂が近いので、朝ごはんを食べた後、中正紀念堂の見学も合わせて楽しむのがおすすめコースです。

 
地元の人に混ざって食べた高雄の「寬來順早餐店」で食べた朝ごはんも、どれもこれもが美味しくて、忘れられない思い出の味です。

高雄の寬來順早餐店。 著者撮影

 

豪華絢爛なお寺へお参りと台湾式占いで運気アップ

龍山寺 著者撮影

台湾のお寺は豪華絢爛。日本のしっとりとした雰囲気とは真逆で、色づかいも鮮やか。まさにパワースポットという言葉がぴったりです。
台湾の人たちにとってお寺や廟は身近な存在。神様にお祈りするのは特別なことではないので、生活の一環として多くの人が祈りを捧げています。

行天宮 著者撮影

規模も大きく、行くたびに感動するのは「龍山寺(ロンサンスー)」と「行天宮(シンティェンゴン)」。どちらも最寄りのMRTの駅名にもなっているくらいなので、アクセスも便利です。

龍山寺は様々なご利益のある神様が祀られていることから「神様のデパート」と呼ばれることも。恋愛成就の神様「月下老人」もいらっしゃるので、叶えたい願いがある方はぜひ。
行天宮は商売の神様が祀られているので、仕事の成功や商売繁盛のご利益があることで有名です。

台湾の占いで使用する「ポエ」。神様にお伺いをたてながら投げ、裏表がでたら「イエス」の意味。 著者撮影

お参りのポイントは名前・住所・具体的な願い事を心の中で唱えること。
台湾式のポエという道具を使ったおみくじなどもあるので、ぜひ体験してみましょう。
龍山寺の月下老人では赤い糸、行天宮ではお守りカードなどを無料でいただくことができます。

行天宮の占い横丁。 著者撮影

また、龍山寺、行天宮ともに、すぐそばに占い横丁があるのが特徴。
龍山寺は向かい側にある、MTRの駅に繋がる地下の一角に、行天宮は入口前の地下道の入口を進んでいくと、地下道の中に占いブースがずらりと並んでいます。

鳥占い。神様の使いの文鳥がカードを3枚引いて占う。 著者撮影

四柱推命、鳥占い、亀占い、米粒占い、手相・顔相、風水などなど、日本では馴染みのない占いも多く見かけます。日本語が出来る先生も多いので、当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、ぜひ本場の占いを。台湾では出産・結婚・お葬式など、占いで日を選ぶという人も少なくないなど、占いもまた生活に寄り添っている国なのです。

 

夜は夜市とマッサージ

夜は夜市に繰り出しましょう。台湾では大きな観光夜市から、一般道に屋台を並べたような地元密着の夜市まで、夕方ごろから屋台が並び始め、ほぼ毎日、深夜1時ごろまで賑わいを見せています。
食事をする人やゲームで遊ぶ子どもたち。どこかで食事をすませてから、夜市をぶらつきつつ、ドリンクやデザートを食べに来たり、夜食を買いになんていう台湾人も多く見かけます。


台北最大の夜市、「士林夜市」や「饒河街夜市」はお店の人も観光客慣れしていて、屋台以外のショップも充実しているので、ぶらぶらと雰囲気を感じながら歩くだけでも楽しめる夜市。どちらの夜市も「福州世祖胡椒餅」という屋台の胡椒餅が美味しいので、出来たてをぜひ食べてみて。

迪化街にも近い「寧夏夜市」もまた、美食揃いの夜市なので、夜市で何か食べてみたい!という時におすすめ。こちらは牡蠣オムレツや鶏肉飯がおすすめです。

寧夏夜市の牡蠣オムレツ。著者撮影

そして最後はマッサージで疲れた体をリフレッシュ。台湾は足裏マッサージが有名で、至るところにお店があります。足湯込みで60分1000元前後が大体の相場。全身マッサージと組み合わせたコースなどもあるので、旅の疲れは台湾でしっかり癒していくのが台湾旅を楽しむ秘訣です。

足裏マッサージで旅の疲れもスッキリ。 著者撮影

 
(text & photo : コバシイケ子)

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