通化街夜市で食べたい台湾伝統スイーツ３選

ふるふるのゼリーみたいなデザート「愛玉之夢遊仙草」

愛玉之夢遊仙草の外観 著者撮影

可愛いフォントの看板が目を引く「愛玉之夢遊仙草」。大きな通り「通化街」に面していて、なおかつ夜は常に行列ができているのでお店の場所はすぐにわかるはずでしょう。店内は広くはありませんが、持ち帰りの人や店内の回転も早いのでぜひ行列に怯まずトライしてみてください。

仙草綜合冰（50元）。コーヒーゼリーのような仙草スイーツ。ポーションミルクをかけていただきます 著者撮影

こちらのお店の看板商品は店名にもあるように「愛玉」と「仙草」。どちらも天然素材から作られたゼリーのようなスイーツ。それぞれ好きなトッピングをすることができますが、おすすめは「綜合」。「ミックス」という意味です。

スタンバイ中の仙草（手前）と愛玉（奥） 著者撮影

「仙草綜合冰（50元）」は仙草の上に芋団子、タピオカ、小豆、「愛玉綜合冰（50元）」は仙草と同じく芋団子、タピオカの他、小さな白玉団子がトッピングされ、爽やかなレモンシロップでいただきます。トッピングが加わるとなかなかボリューミーになりますが、それでも体に優しいあっさりスイーツ。お腹がいっぱいでもするすると食べられますよ。

愛玉之夢遊仙草名

ふわふわかき氷ともちもち団子のコラボ「御品元傳統手工元宵」

御品元傳統手工元宵の外観 著者撮影

まるで鳥の巣のようなビジュアルがインパクト大の御品元傳統手工元宵のかき氷。こちらも行列必須の人気店。ゴマやピーナッツが入った手作りの湯圓（白玉団子）が看板商品のお店です。

かき氷オン湯圓の「冰火湯圓」 著者撮影

熱々の茹でたて湯圓をふわふわのかき氷にトッピングした「冰火湯圓」。金木犀がふんわり香るシロップでいただくのも特徴です。トッピングする湯圓の種類も選べるのですが、ここはやはりゴマとピーナッツ、両方の味が楽しめる「桂花綜合湯圓（80元）」がおすすめ！氷に載せられた湯圓はどんどん固くなってしまいますので、写真撮影はほどほどに、さくっといただくのがスマートです。

湯圓を食べ終えたらぜひカウンターに置いてあるレモンシロップを追加で。追い金木犀シロップもできます 著者撮影

さらに押さえておきたいのは湯圓を食べ終わった後に、カウンターに置いてあるレモンシロップを追加する食べ方。レモンの風味が加わることでかき氷がぐんと爽やかに！最後まで楽しみながら食べることのできる通化街夜市のイチオシスイーツです！

御品元傳統手工元宵

ユニークな形が魅力の通化街夜市名物のベビーカステラ

ふんわりと甘い香りが漂う小さな屋台 著者撮影

最後は個性的な形とどこか懐かしい味にほっこりする雞蛋糕（ベビーカステラ）の屋台。ひとつひとつ手作りされる雞蛋糕は焼きあがるとすぐに売れていくので、注文時には常に焼きたてが食べられるのも嬉しいところ。

焼き上がったベビーカステラ。鈴カステラ２個分くらいの大きさ 著者撮影

鶏の形。リアルさが逆にかわいい 著者撮影

特徴的なのはその形。象や鳥などの動物にピストルやバイクと全６種類。どれも妙にリアルなところがなんだかカッコよく、ついつい写真をパチリ。焼き立てを頬張ってみるとほんのり甘く、ふんわりと卵の香り。どこかホットケーキを思わせる風味で、生地ももっちり食べ応えがあります。お値段は小が4個入り40元、大が6個入り60元。

６種の形がイラストで描かれた紙袋 著者撮影

入れてくれる紙袋もオリジナルで可愛いですよ。ちょっと甘いものが食べたくなった時などぱくつきながら夜市を歩くのにぴったりなおやつです。

日本電視冠軍剪刀式雞蛋糕

 
(text & photo : コバシイケ子)

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