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おうちで台湾気分!

台湾風・お手軽おうち火鍋のマストアイテム3選

著者撮影

こんにちは。台湾ブロガーコバシイケ子です。
すっかり寒くなってしまった今日この頃。本格的な冬の始まりを迎えるこんな時期には、台湾の冬をいつも思いだします。

台湾の冬は短い。でも寒い。気温は大体15℃前後なのですが、湿度が高いため、体感温度はとても低く感じます。そして、暖房を備えているお店はほぼないので、どこにいっても寒い……。なので、年中火鍋は人気ですが、特に冬は火鍋屋さんが大繁盛。人気店などは予約なしでは絶対に入れないほど賑わいます。

そんなことを考えていると、やっぱり火鍋が無性に食べたくなるのですが、最近はいいアイテムを見つけたので、自宅でさっと楽しむことが増えました。今回はそんなおうち火鍋をより台湾らしく、簡単に楽しむ方法をご紹介します。


 

カルディの火鍋の素が美味しい!


気に入りすぎて多めにストック 著者撮影

まずは、自力で用意するには難易度の高い麻辣スープは市販のもので済ませます。ここ最近愛用しているのがカルディの「火鍋の素」。辛い火鍋「麻辣火鍋」が簡単に作れる商品です。白湯と麻辣スープのブレンドとのことで味わいは比較的マイルド。辛さもそこまでではないのでとても食べやすい味に仕上がっています。価格は298円(税込)。

見かけた際、とりあえず試しに買ってみたところ、なかなか本格的な味わいにびっくり。というか感動ものでした。以来、まとめ買いして、この冬はストック食材のひとつに決定。火鍋は一度食べると中毒性があるのかまたすぐ食べたくなってしまうので、本当に重宝しています。


開封して水に入れた状態。結構たっぷり唐辛子が入っています 著者撮影

パッケージの中には、液体の火鍋の素のパウチと唐辛子やクコの実などが入ったスパイスの2種類が入っているのですが、それに300㏄のお水を入れて、沸騰したら好きな具材を入れて煮込むだけ。

2~3人前と書いているのですが、スープもしっかり飲みたいのであれば1~2人前くらいかなと思います。むしろわたしはランチに1人鍋などでよく楽しむのですが、ひとりで1袋でもちょうどいいくらい。


具材はお好みで! 著者撮影

具材に特に決まりはないので、お肉や海鮮、野菜、練りもの、肉団子などのお団子系などなど、その時冷蔵庫にあるものをなんでも入れちゃう感じで大丈夫。そのほか、もっと薬膳っぽさを出したいので、家に常備してあるナツメや花椒をスープに追加しています。花椒のしびれ感がアップして、旨味も倍増。おすすめアレンジです。

 

つけダレにも沙茶醤が大活躍!


この日のタレは沙茶醤・醤油・かんたん酢を1:1:1の割合で。葱とパクチーはたっぷりめに! 著者撮影

台湾の火鍋屋さんに行くと、セルフで作るタレコーナーというのがあるのですが、大抵どこも置いてあるのが沙茶醤。以前のコラムでは炒め物をご紹介しましたが、つけダレに使うのも定番中の定番。むしろ本領発揮といったところでしょうか。

BBQソースとも言われる沙茶醤ですが、ココナッツや魚介の風味がベースなので日本人が想像するBBQとはちょっと違うとは思うのですが、アジアンっぽい風味は食べれば食べるほどにハマる味。というか求めている味!

つけダレにするときは沙茶醤、酢、醤油をお好みでブレンドして、葱やパクチーをたっぷり入れます。さらに卵黄を追加する人も多いです。コクのある旨味がお肉や野菜をより味わい深く。焼肉のときのつけダレとしてももちろん使えます。先日は、ジンギスカンのつけダレにして食べたのですが、ラムとも相性抜群でした。

麻辣火鍋の場合、それ自体に味がついているので、そのままでももちろん楽しめるのですが、味変用、そしてより台湾っぽさを感じるために、沙茶醤のつけダレはやっぱりマストなアイテムです。

 

ドリンクはカバランのカクテルシリーズが気分


ジントニック(左)とハイボール(右) 著者撮影

火鍋と一緒に楽しむドリンク。これまでなら、迷わず台湾ビールといったところですが、最近気に入ってよく飲んでいるのが、カバランの「カバランバーカクテル」。

カバランは台湾を代表する世界的なウイスキーブランドなのですが、そのカバランが販売している缶入りカクテルが今年の4月から日本でも買えるようになりました。

著者撮影

現在、「ハイボール」と「ジントニック」の2種類が販売されているのですが、ハイボールは「カバラン クラシック シングルモルト」を40ml使用した贅沢な1杯、ジントニックもカバランが製造している自慢のジンを使用した爽やかな味わいです。

どちらもカクテルなので少し甘みがついているのですが、その甘さが麻辣火鍋の辛さを和らげてくれるので、ペアリング的にも相性がいい気がしています。氷をたっぷり入れたグラスを用意して、あっさりめにぐいぐい楽しむのがお気に入りの飲み方です。

 
(text & photo : コバシイケ子)



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