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業務スーパーで買いたいおすすめ台湾食材3選

著者撮影

こんにちは!台湾ブロガーのコバシイケ子です。
今回はおうちで簡単に楽しめる台湾メニューのご紹介。食材は「業務スーパー」で仕入れてきました!

業務スーパーは取り扱っている台湾食材の種類は多くないけれど、どこよりも手頃なお値段で台湾食材が手に入るのが魅力!今回はこの3つの食材をセレクトしました!

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わたしの楽しみ方と合わせてご紹介しますね。


台湾屋台の味が楽しめる「葱抓餅」


冷凍コーナーの人気商品 著者撮影

まずは屋台の人気メニュー「葱抓餅(ツォンヂュアビン)」。小麦粉料理なのですが、生地に葱を混ぜ込み、鉄板で焼き上げる時に、生地を抓むようにして焼いていくことで、パイのような層ができ、サクモチな食感が楽しめるB級フード。台北の永康街にある屋台が特に有名で、いつも行列の人気店。焼きたて熱々の味は格別で、わたしも好きでよく食べていました。


両面に焼き色が付いてきたらヘラなどで抓むと層が出来ていく。強くやりすぎると破れるので注意 著者撮影

こちらの商品もパッケージの表示を見ると「原産国:台湾」とあり、間違いなく本格的な味わいが楽しめます。値段は5枚で388円(税込)。オリジナルとほうれん草を練りこんだ生地の2種類が販売されています。冷凍商品で、作り方は冷凍のままフライパンで焼くだけ。両面焼き色がついたら、優しく生地を抓むようにほぐしていくと、葱抓餅らしい層ができてくるので、ぜひこの工程をお忘れなく。


巻いてある方は卵とチーズをトッピング 著者撮影

食べ方はお好みで。ソースを塗ってシンプルに食べてもいいし、卵、チーズ、ハム、バジルなどの具材をお好みでトッピングすると屋台風のアレンジに。塗るソースはより本格的な味を楽しみたければ、台湾産のとろみ醤油「醤油膏」がおすすめ。日本にも流通していて、中華食材店などで手に入ります。

あとは、焼き上がりを4~6等分にカットして、中華系のおかずと一緒に食べるのも、いつもと違った食卓になり楽しめますよ。わたしは食べるタイプのラー油や辛いソースを用意して、それをつけながら食べるのがお気に入りの食べ方です。

 

ビーフンの名産地「新竹」のビーフン

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パッケージにも「本場台湾名産」の文字がありますが、この商品名「新竹米粉」の新竹は地名で、ビーフンの名産地。風が非常に強い土地なので、ビーフンを乾燥させるのに適しているそうです。ちなみに「米粉」がビーフンのこと。

ビーフンの作り方は意外と簡単で、この乾燥ビーフンをさっと水洗いした後、ぬるま湯で5分くらい戻し、好きな具材と一緒に炒めると完成です。イメージはチャーハンのお米をビーフンに置き換えるといいかも。味付けも塩・こしょうと顆粒スープの素などで美味しく出来上がります。独特の歯ごたえと、あっさりした味わいがさっと食べたいランチなどにぴったりで、我が家でもしょっちゅう登場する定番メニューです。

パッケージの裏には、炒めたものとスープビーフンの2種類のレシピが日本語で掲載されているのでその通りに作れば美味しいものが出来上がりますよ。

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1袋300g入りで235円(税抜)。300gだと大量に出来上がるので、いつも半分の150gで作っているのですが、これで2~3人分くらいの量が出来上がります。

この日は玉ねぎ、にんじん、小松菜、干しエビ、ツナで比較的シンプルに。トッピングにはパクチーを使いました。干しエビを入れると味わいが出るので、ビーフンの時には必ず使用しています。

 

「ピータン」は唐揚げアレンジで夜市風に

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好き嫌いはあるかと思うのですが、業務スーパーで売っているピータンも台湾からの輸入品。お値段は4個入りで321円(税込)。

定番の食べ方はお粥のトッピングにしたり、お豆腐にそのままのせて、タレをかけていただくピータン豆腐あたりでしょうか。

わたしが台湾で出会って気に入った食べ方は「唐揚げ」。好きな具材を選んで揚げてくれる「鹽酥鷄」の屋台でも、具材にピータンを置いてあるお店があり、注文してみたところ、カラッと揚げたピータンもなかなかビールが進む味わいで、おつまみとしてあると嬉しいメニューのひとつになりました。

今回は殻をむいたピータンを4等分にして、片栗粉と小麦粉を混ぜた粉をまぶし、180℃の油で揚げましたが、粗めのサツマイモ粉(地瓜粉)またはキャッサバ粉(樹薯粉)が手に入れば、そちらをまぶして揚げるとより本格的に。これらの粉も中華食材店などで取り扱っています。

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揚げたピータンは今回2種類の味付けを用意。1つは市販の味塩コショウに五香粉を少し混ぜたもの、もうひとつは葱抓餅のところでもご紹介したとろみ醤油「醤油膏」をかけて葱をトッピング。これだけで台湾らしさがぐっと増します。台湾の食堂でピータン豆腐を注文するとかかっているタレもこの醤油膏なので、ピータンとの相性は抜群。揚げすぎてしまうと、黄身のとろりとした部分が固くなってしまうので、揚げすぎないのがポイントです。

ぜひ色々なアレンジを楽しんでみてくださいね。

 
(text & photo : コバシイケ子)



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