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台湾に行けないいまこそ「行くべき場所」

台湾をチャージ!誠品生活日本橋お気に入りショップ3選

著者撮影

こんにちは。台湾ブロガーイケ子です。
先日、東京へ行く機会があり、そのタイミングでずっと行きたいと思っていた「誠品生活日本橋」を初めて訪れました。
9月27日で1周年を迎えた「誠品生活日本橋」。
すでに行かれた方も、そうでない方も開店当初は日本橋の「COREDO室町テラス」に台湾の大型書店が日本初進出ということで大きな話題になっていたので、メディアで目にしたことがある方も多いのでは。

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誠品生活日本橋フロアMAP 著者撮影

「誠品」と言えば台湾では知らない人はいない、台湾カルチャーの拠点的存在。モダンな店内には本だけではなく、メイドイン台湾の商品を中心とした雑貨や食品なども並び、大型店舗はまるで百貨店。台湾ブランドのショップが数多く入店し、フードコート、レストランなどの飲食も充実。センスのいいセレクトと、ブランディングは本当に見事で、わたしも台湾に行ったら必ず足を運ぶファンです。


Made in Taiwanの商品がずらりと並ぶ 著者撮影

「誠品生活日本橋」は「COREDO室町テラス」の2階。エスカレーターを上り、到着したとき感じた感想は「誠品そのもの」。当たり前かも知れませんが、大好きで何度も足を運んだ台湾の誠品書店と同じ空気感を感じることができ、このまま外に出たら台北のいつもの景色が見られるではと思うほど。
すごく不思議な感覚で、でも本当に誠品が日本に来たのだということを一年越しにようやく実感することができました。


台湾茶専門店「王德傳(ワンダーチュアン)」 著者撮影

台湾の誠品を訪れたことがない方はただのお洒落な書店と思ってしまうかもしれない。
でも、台湾の誠品が好き、台湾のことをもっと知りたい、台湾旅行で味わったお茶や食べ物、ショッピングをまた楽しみたいと思っている方には、台湾に行けないいまこそ「行くべき場所」。それくらい台湾を感じられ、わたしはなんだか満たされました。

 

「誠品書店」と「誠品生活市集」で台湾ショッピング


台湾の書籍が並ぶコーナー 著者撮影

今回の3選は「イケ子的誠品生活日本橋お気に入りショップ」。
まずはやっぱりメインの「誠品書店」&「誠品生活市集」から。店内をぐるり1周してみると、台湾関連書籍の品揃えがやはり抜群。他の書店ではあまり目にする機会のなかったタイトルも見つけることができました。


わたしの著書「台北ぐるぐるバスの旅 食べまくり!」も置いていました! 著者撮影

台湾旅行のガイド本はもちろんのこと、料理、エッセイ、小説、歴史関連。台湾で出版された中国語書籍や、今だと蔡英文総統やデジタル大臣オードリー・タンさんに関連する本も多い印象。ここなら確実に探していたものや、お気に入りの1冊にきっと出会えることでしょう。


台湾の食にまつわる商品が揃う「誠品生活市集」 著者撮影

キッチンが設置され、ずらりと並ぶ台湾の調理家電「電鍋」が目を引く「誠品生活市集」ではもちろん電鍋も実物を見て購入可能。そのほか、やっぱりうれしいのは厳選された台湾食材が手に入ること。調味料、お菓子、ドライフルーツ、クラフトビールなどなど、品数はそこまで多くはありませんが、他の輸入食材店では目にしたことのない商品との出会いもあり。ちょっと割高ではあるけれど、お家でも台湾の味を楽しみたくて、案の定、ここでは財布の紐が緩んでしまいました(笑)。


台湾ではお馴染みの調味料がずらり 著者撮影

 

富錦樹台菜香檳(フージンツリー)で台湾料理


著者撮影

台北「富錦街」にある、創作台湾料理の店「富錦樹台菜香檳」。
“シャンパンに合う台湾料理”というコンセプト、お洒落な店内、そして何より味がいいことから地元のグルメ層にも人気のレストラン。わたしも行ったことがありますが、何度でも行きたいと思うほど大好きなお店のひとつです。
すっかり台湾料理がご無沙汰だったので、誠品に行ったなら絶対にフージンツリーで食事すると決めていたのですが、初めて行ったディナーで、台湾と変わらぬ味を堪能できたことに満足し、その後も短いスパンでランチ、そしてまたディナーと訪れるくらいにはまりました……!


シグネチャー「カキと揚げパンのにんにくソース」のランチセット 著者撮影

ランチは1,800円でメイン、スープ、前菜3種盛り、台湾揚げ出し豆腐がセットに。メインは「台湾ビーフン」、「台南式魯肉飯」、「台湾産カラスミ炒飯」、「カキと揚げパンのにんにくソース(ライス付き)」から選べます。
ディナーは台北のお店と同じメニューがずらり。大好物の「花ニラとピータン豚挽肉のピリ辛炒め(松花蒼蠅頭)」はもちろんマストオーダーです。一皿ごとの量が多めなので、2人だと3皿くらいの注文でお腹がいっぱいに。


手前から時計回りに「台湾揚げ出し豆腐」、「花ニラとピータン 豚挽肉のピリ辛炒め」、「台湾ビーフン」。どれもおすすめ 著者撮影

店内の所々にあるアート作品は台北のお店と同じアーティストによるもので、日本をイメージし制作したそう。開放感があって雰囲気のいいテラス席もあり、スタッフのみなさんも感じのいい方ばかり。
台北が誇るフージンツリーの味とスタイルを、こうして日本で味わえる幸せ。台湾料理が初めての方にも自信を持っておすすめしたいお店です。


天気のいい日はテラスが人気 著者撮影

富錦樹台菜香檳 コレド室町テラス店

住所 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1COREDO室町テラス 2F
電話番号 03-6262-5611
営業時間 11:00~23:00
HP https://fujintree.jp/
地図 GoogleMapで確認する

 

「DAYLILY」で漢方を日常に

著者撮影

台湾で生活して感じていたことは、「薬膳」や「漢方」が身近にあったこと。
ローカルな漢方薬局はあちこちに、観光地となっている迪化街を歩けば、薬膳の食材がずらり。コンビニやスーパーでも身近に取り入れられる薬膳ドリンクや食品などを取り扱っていて、体の調子に合わせてみな上手に取り入れていた印象です。

「DAYLILY」は台湾人と日本人女性の2人が「女の子のための漢方のライフスタイルブランド」として2018年に台湾で立ちあげたブランド。
お洒落なパッケージや日常に取り入れやすい商品のラインナップは発売当初から話題になっていましたが、こうして日本で陳列されている商品はより輝きを増しているように見えました。


著者撮影

飲んでキレイになれる薬膳茶や食べることでカラダを整えることができる薬膳食材。生薬を使用した漢方コスメも自然由来のものだから安心感があります。
今回はカラダの気を巡らせたり胃の働きを高めて消化を促進すると言われている「山査子スティック」とビタミンⅭたっぷり「ローゼルの砂糖漬け」を購入。
どちらも食べやすく、常備しておきたい薬膳おやつ。眺めているだけでもうれしくなります。

誠品生活日本橋

住所 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1COREDO室町テラス 2F
電話番号 03-6225-2871
営業時間 11:00~19:00
HP https://www.eslitespectrum.jp/
地図 GoogleMapで確認する

 
(text & photo : コバシイケ子)



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