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- 韓国味噌と野菜のピビンバ! テンジャン定食の名店
著者撮影
「テンジャン芸術と酒」は地下鉄1号線「鐘閣駅」が最寄駅。「青春通り」と呼ばれる屋台が並ぶストリートや居酒屋、飲食店が密集している繁華街の中にある。
看板メニューは韓国味噌テンジャンを豆腐などとしっかり煮込んだカンテンジャンをごはんに混ぜ、ビビンバにして食べる「テンジャン定食(9,000ウォン)」、鮮度のいい旬の生ワタリガニをしょうゆ漬けにした、韓国料理のカンジャンケジャンがいただける「カンジャンケジャン定食(22,000ウォン)」も人気メニューだ。
テンジャン定食 著者撮影
カンテンジャン 著者撮影
お店は1999年にスタートし、今年でちょうど20周年。店内は2012年に改装を行い、それまでの掘りごたつ式からテーブルスタイルに。清潔感があり、木材の温かみを感じられる雰囲気となっている。
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テーブルに並ぶ豊富なパンチャンも評判で、数種のキムチにナムル、チャプチェ、韓国のりと10種類以上の小皿のほかに、ザルに盛り付けられているのはニラなどの刻み野菜と青唐辛子。さらに干しスケトウダラのスープ、プゴクも後から運ばれてくるのでとにかくテーブルの上は他のものを置くスペースがないほどにいっぱいだ。
著者撮影
著者撮影
熱々のカンテンジャンと黒米などがブレンドされた雑穀米が届いたら、いよいよビビンバの作成だ。色鮮やかな刻み野菜とカンテンジャンをごはんの上に。好みで小皿の一品を追加してもいいだろう。それらをよく混ぜたらカンテンジャンビビンバの完成だ。味噌のいい香りが食欲をそそり、たっぷりの豆腐と野菜がなんともヘルシーで食感もいい。
ランチ時は店内はほぼ満席、老若男女問わずほとんどの客がこのカンテンジャン定食を頬張っている。平日は近隣会社員の姿も多く、まさにランチにもぴったりな一品だということが伺える。
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もうひとつの人気メニュー、カンジャンケジャンもやはり押さえておきたい一品だ。小ぶりだが殻のままかぶりつくと濃厚な海の香りととろっとなめらかなカニ肉が舌の上に広がる。しっかり濃いめの味付けはきっと酒飲みにはたまらないことだろう。
一通りそのままの味を堪能した後は、蟹味噌をごはんに混ぜピビンバに。さらにそれを甲羅に入れて味わい尽くすのがカンジャンケジャンの食べ方だ。
食堂風の店内はひとりでも入りやすい。ヘビーな食事が続いたり、あっさりとした体に優しいごはんが食べたくなった時に訪れたい繁華街の名店である。
(text & photo : Keiko Ohashi)
INFORMATION
名称 | テンジャン芸術と酒 |
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住所 | ソウル特別市鍾路区貫鉄洞12-7 |
電話番号 | (+82)2-733-4516 |
営業時間 | 11:00~23:00 |
地図 | Googleマップで確認する |
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