香港
グルメ
西環の人気麺食堂

香港で意外に珍しい“揚げ雲呑麺”の店「英記麵家」

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「英記麵家」は、西環エリアにある麺料理の専門店。ここでは、“揚げ雲呑麺”が食べられる。香港では意外にも珍しい揚げ雲吞を用いた麺は、一度は食べてみたい逸品だ。

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お店に入ると大鍋で肉やモツ類が煮込まれており、店内には八角の香りが漂っているため、八角ラバーには堪らないはず! 否応なしに食欲が刺激されてしまう。

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お店の方の雰囲気が柔らかくフレンドリーで町の食堂ならではの雰囲気を感じられる。食堂といっても店内は清潔。トイレも狭いながらも清潔を保っており、女性同士でも気兼ねなく訪問できるのも魅力だ。

 

個性が光る、麺料理のかずかず

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「炸雲吞麺」 $41

お目当ての揚げ雲呑麺(炸雲吞麺)をオーダーすると、麺&スープと、揚げ雲吞が別々に登場。

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たっぷりの薬味と青菜が入ったスープはコクが深く、しかも複雑で、更にスパイスと胡椒が利いている。これは自慢の煮込みスープをブレンドしているためだろう。甘みはそこまで強くなく、旨味と香りでけん引するスープだ。

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極細で軽くちぢれた麺は、そこまで硬くはないのにプチプチした食感が気持ち良く個性的。

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揚げ雲吞もまた絶妙。カリカリ、サクサクした食感は揚げならではで、海老と肉の味わいがしっかりした雲吞。味わいに加えて揚げる事による香りがアクセントとなり、箸が止まらない程。今回は、昼時の少し前に訪問したところ、タイミング良く揚げ立てだったのが嬉しい。

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ちなみに、麺も具もボリュームがあるため、間食よりも食事で伺った方がベターだ。

 

「叉焼湯麺」 $41

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「炸雲吞麺」に加えて、地元の雑誌でも取り上げられている「「叉焼湯麺」もおすすめ。叉焼はトロトロで甘みがある豚トロ叉焼で、ホロッとした良い歯切れで、すぐにスープに味が滲む。スープの甘みが弱い分、叉焼の甘みが活きており、まろやかな味わいの叉焼麺だ。

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尚、最寄り駅はMTR・西營盤駅。B出口からもC出口からも徒歩5分弱のところにあるが、B出口からは、急な坂と階段を登る必要があるので、行きはC出口から、帰りはB出口を使用することをおすすめしたい。

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麺:★★★★

湯:★★★★★

具:★★★★★

薬味:青ネギ、青梗菜

 
(text : yuya)

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