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- ソウル南大門市場の冷麺専門店「プウォン麺屋」
著者撮影
ローカルな雰囲気を味わいながら、衣料品やアクセサリーなどの格安ショッピングや屋台フードに地元人御用達の食堂など韓国らしいグルメも楽しめる南大門市場。ソウルに行ったら一度は訪れたい活気溢れるスポットだ。
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グルメ通りと呼ばれるものがあるくらい飲食店が多いエリアだが、中でも「プウォン麺屋」は冷麺の専門店。地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅5番出口から徒歩わずかという便利な場所にある。
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南大門市場観光案内所などがあるメイン通りを曲がった路地にあり、メニュー写真なども掲げていないハングルのみの看板と、周辺の衣料品店が閉店した夕方以降はどちらかというと閑散としており、本当にここに店があるのだろうかという気分にさせられるかもしれないが、入り口上にある黄色に赤い文字のハングルが書かれた看板が目印だ。
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2階へ進むと雑誌などの掲載記事や厨房用品が見え、一気に店らしくなる。店内への入り口は右手。中の雰囲気はまさに街の食堂。余計な装飾などはなく、壁に貼られた有名人のサインや冷麺や一品料理をつまみながらマッコリを楽しむ中高年のグループなどがまたいい味を出している。
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「プウォン麺屋」は創業50年以上、現在は4代目がその味を守っている老舗である。蕎麦を原料とした平壌式の冷麺を味わえるのが特徴で、細めでコシのある蕎麦の感じがわかる色をした麺や、牛ベースの旨味とほんのりとした酸味と甘みのバランスが絶妙なひんやり冷たいスープ、他店に比べると比較的リーズナブルな価格が人気の理由だ。トッピングは茹で豚ときゅうり、大根のキムチとシンプルだが、そのシンプルさが逆に麺とスープの美味しさを引き立てる。
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テーブルの上には酢やからし、コチュジャンなどの調味料が置かれているので、そのままの風味を十分に味わったら、後半は好みの調味料を加え、味変を楽しもう。
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水冷麺と呼ばれる上記の冷麺の他には辛い調味料で和えた真っ赤な色がインパクト大の汁なし混ぜ麺の「ビビン冷麺」、具沢山でカリっと焼き上げられた「緑豆チヂミ」が人気商品。人数のいる時にはいくつかのメニューを注文し、地元客のように一杯飲みながらサイドメニューも合わせて堪能するのがおすすめだ。
(text & photo : Keiko Ohashi)
INFORMATION
名称 | プウォン麺屋 |
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住所 | ソウル特別市中区南倉洞47-10 2F |
電話番号 | (+82)2-753-7728 |
営業時間 | 11:00~20:00(第1・3日曜休み) |
地図 | Googleマップで確認する |
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