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リピート決定!1946年創業焼肉店の冷麺

食べるべき逸品!老舗焼き肉店「又来屋」の「平壌式冷麺」

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「又来屋 / ウレオク / 우래옥」は1946年に創業された焼肉の老舗店。韓国の友人からこちらの「平壌式冷麺」をおすすめされたので、今回訪問した。

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なお、奇しくも訪問の約1ヶ月前に歴史的な南北首脳会談が行われたため(取材は5月中旬)、その直後は平壌式冷麺のお店に大行列ができたそう。こちらのお店も元々、北朝鮮に帰れなくなった人々に愛されてきたお店とのことで、今後「平壌式冷麺」が平和の象徴になれば良いと強く感じる。

貫禄のある外観と高級感漂う店内

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店内に入ると早くも牛骨の香りに食欲をそそられる。高級感漂うお店のため、価格もまた然り。今回のお目当てである「伝統平壌式冷麺」は13,000円W。肉類のメニューも高額であるが、国産の韓牛(ハヌ)のみを使用している。

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オーダー後、蕎麦湯のような麺の茹で汁を飲んで待つ。
 
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「伝統平壌式冷麺」

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まずはスープを頂いてみると、旨味の強さに驚く。美しく澄んでいるが牛肉の旨味がじっくりと抽出されており、臭み雑味は皆無!塩気は強すぎず、あくまでも旨味で構成されたキレのある味わい。
 
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そして、麺を頂いてみると、こちらも香り、食感、歯切れを兼ね揃えた秀逸な麺。

艶めかしい舌触りで張り付くような滑らかさを持ち、噛みしめるとむっちりと反発する食感。もぎゅもぎゅ、ブチッと切れる歯切れも魅力的だ。そして、蕎麦粉70%、サツマイモでん粉30%をブレンドしているため、蕎麦の香りも柔らかく漂う。具の牛肉は歯応えが十分あり、咀嚼すると香りが広がり、非常に強い旨味が舌を喜ばせる。
 

卓上には調味料とキムチのサービスも


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卓上調味料も用意されているが、絶妙なバランスのスープなので、是非とも途中まではデフォルトの味わいで楽しんで欲しい。

(text: yuya)

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