行ってきました！「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」

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アジア屈指の国際都市、香港。特に、金融・商業の分野では世界とアジアを繋ぐハブとしてアジアの国々をリードし続けています。世界中のビジネスマンや旅行者が行き交う香港だから食の分野だって超一流。美食大国として知られていることはご存知の通り。

そんな香港で毎年開催されているワインの祭典が面白い！と聞いて編集部は、いざ香港へ。2018年10月23日から10月28日まで４日間に渡って開催された「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル 2018」に行ってきました！

香港でワイン？ その理由とは

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香港では、アルコール度数30％未満の酒類の輸入については物品税がかかりません。そのため、世界各国のワインやビールがお手頃価格で楽しめるんです！ 日本にはまだ入ってきていないワインやビールも多数。ワインに対する物品税が撤廃されたのが2008年で、それを記念して2009年から「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」がスタートしました。2018年は記念すべき10回目の開催ということもあり、来場者は約168,000人！例年に比べてさらに盛り上がりを見せました。
 

目の前はビクトリア・ハーバー！
香港島のハーバーフロントに世界の美酒美食が集結

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「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」の会場となるのは、ビクトリア・ハーバーを一望する香港島の「セントラル・ハーバーフロント・イベントスペース」。夜になると空高くそびえ立つ摩天楼が光を放ち、美しい夜景がお目見え。ちなみに、ビクトリア・ハーバーの夜景は世界三大夜景のひとつ。そんな絶景の中でワインと料理を楽しめるのは、このイベントの大きな魅力。色鮮やかな夜景に囲まれているだけで心が躍ります。

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アジア最大級のワインイベントだけあって、会場には400以上のワインや料理のブースが出店。テーマ毎に４つのゾーンに分かれ、来場者がまわりやすいように工夫がされています。

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さらにワインのブースは生産国ごとにわかれているのもわかりやすい。今年は10カ国以上が出店していました。各国のブースではワインはもちろん、ワインに合う名物料理を提供しているところもあり、いい匂いが漂い活気溢れる雰囲気にテンションアップ！ 豪華なメインステージでは生演奏が披露され、フォトジェニックな会場内の装飾もお祭り気分をさらに盛り上げてくれます。

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ブースには各国からワイン醸造家も来場していて、どのワインを飲むか迷った場合は、思い切って相談をしてみると皆さん丁寧に教えてくださいました。そんな会話のひとつひとつが「ワイン＆ダイン・フェスティバル」に参加する醍醐味。

生産者さんと話して、編集部が特に気になったのが“バイオダイナミック農法”を用いたイタリアのビオワイン ©TRIPPING!

尚、米国ワイン評論家ロバート・パーカー氏の「ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト」によって選ばれたパーカーポイント88点以上のワインが並ぶコーナーも人気でした。

世界中の高級ワインが勢揃い
「グランドパビリオン」がすごい！

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とにかく広い会場内。『どこから見てまわろうか……。』となるわけですが、『まずは「グランドパビリオン」へ！』という有力な情報を得ていた編集部は、早々に「グランドパビリオン」へ。

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ここは、1ボトルHK$900（約13,000円）以上のプレミアムワインを揃えたスペシャルな場所。中にはHK$3,600（約50,000円）以上の高級ワインも！ 入場できるのは「パーフェクト10」という特別なチケットの購入者のみというエクスクルーシブな空間です。

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「グランドパビリオン」の中には、プレミアムワインが並ぶブースが並び、アジアNo.1のワイン評論家との呼び声高いジェームス・サックリング氏がセレクトしたワインや、大手インポーター「ENOTECA」、さらに香港のインポーターが厳選したワインがずらり。フランスやイタリア、スペイン、チリ、南アフリカなど世界各国のプレミアムワインが一堂に会するとあってワイン愛好家には堪らないはず。

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パビリオンの中ではチーズや生ハムメーカーも出店していて、クーポンと引き換えに試食ができるので、チーズや生ハムとのマリアージュをテーマにワインを選んでみたりと贅沢で楽しいひとときを満喫！

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各国の行列点も出店！
「インターナショナル・ストリート・イート」でグルメ体験

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ワインのみならず、世界各国のグルメを味わうことができるのも「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル 2018」の魅力のひとつ。「インターナショナル・ストリート・イート」は、世界各国のストリートフードが楽しめるコーナー。

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シンガポールで連日行列のできるチキンライス専門店「天天海南鶏飯」や、ミシュラン掲載の韓国ストリートフード店「Kelly’s Cape Bop」をはじめ、台湾やヨーロッパ、ラテンアメリカを含む10店舗が出店。香港にいながらにして、各国人気店の料理を味わえることもあり、終始賑わいをみせていました。

ワインだけじゃない！
クラフトビールにウィスキー、カクテルも楽しめる

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会場にはクラフトビールやウィスキー、日本の焼酎や酒が並ぶゾーンもあり、ワイン以外のお酒も味わうことができます。中には、香港で製造しているクラフトビールメーカーも！ 作り手にそれぞれの特徴を伺いながら好みの１杯を選び、初めて飲む香港のクラフトビールを堪能。ちなみに、同じゾーンには、シャンパンとスパークリングワインだけ揃えた「バブルワイン」コーナーがあるので、泡好きはぜひこちらへ。

2018年に新設！
ファミリーフレンドリーな「コーヒー・フィエスタ」

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芝生が広がり、会場内でもひときわコージーな雰囲気だったのが、香港で人気のコーヒーショップやベーカリーなどが出店しているコーナー「コーヒー・フィエスタ」。ここでは、ハンドクラフトコーヒーとスイーツとのペアリングが体験できます。お酒が飲めない人でも楽しめるので、家族で来場している人も見かけました。

食通を唸らせる！
「テイスティングルーム」のスペシャルコース

©CCB (Asia) Hong Kong Wine & Dine Festival Celebrates 10th Birthday

イベントのみどころのひとつが、会場内の特設ダイニング「テイスティングルーム」で提供される一夜限りのワインペアリングコース。世界のミシュランシェフ５名と香港のミシュランシェフ２名がコラボレーションした料理と、ソムリエが厳選したワインが味わえるスペシャルコースが話題に。コラボレーションシェフは「マンダリンオリエンタル香港ホテル」からピエール・ガニェール氏、シンガポールの「四川飯店」から陳健太郎氏、さらにタイで今注目の女性シェフ、「ペースト」のビー・サトンガン氏など、名立たるシェフばかり。今回はスケジュールの関係で訪れることができなかったのですが、夢のコラボレーションは、想像するだけでワクワクしてしまいました。
 

入場チケットや支払い方法は？

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「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」に参加するなら、会場でお得に試飲、試食ができるワインとフードのトークンがセットになったワインパスを購入するのがおすすめです。ワインの試飲にはトークンが使われるので、事前にトークンを購入するシステムです。ちなみにトークンというとコイン型の代用貨幣を思い浮かべる人が多いと思うのですが、当イベントでは全て、トップアップ可能なスマートカードにチャージされます。

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気になるワインがあった場合は、スマートカードを渡して支払い、その代わりにグラスにワインを注いでもらう流れ。必要なトークンの数は、ボトルやタグに記載されています。一回の試飲につき、ワインは40mlほど。

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今回わたしたちは、「グランドパビリオン」に入場することのできる唯一のワインパス「パーフェクト10」を利用。料金は、入場料（HK$30(約435円)）、HK$400（約5,800円）相当の20ワイントークンとHK$200（約2,100円）相当の10フードトークン、ラウンジでのウェルカムドリンク、さらに「ルカリス」のワイングラス１つが付いて、HK$800（約11,600円）。

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その他にも、入場料（HK$30(約435円)）、HK$160（約2,300円）相当の８ワイントークンとシュトルツルのワイングラスが付いた「クラシックワインパス」（HK$200 約2,900円）やHK$100（約1,400円）相当の５ワイントークンとプラスチックグラスが付いた「クラシックワインパス・ライト」（HK$100 約1,400円）もありました。ちなみに、ワイントークンは、会場内のキャッシャーコーナーで１トークンHK$20（約290円）から追加購入が可能です。

尚、ワインパスの購入は事前にウェブサイトで申し込むと当日スムーズ。2018年はワインパス付の日本発着パッケージツアーを販売している旅行代理店もありました。

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“100万ドルの夜景”を背にした香港らしいドラマティックなムードと、ワイン好きが集まる陽気でインターナショナルな雰囲気が魅力の「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」。実際に参加してみると、盛りだくさんの内容に大満足。毎年訪れているファンが多いことにも納得です。2019年は、極上のワインを求めて「香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」に足を運んでみるのはいかがでしょうか。
 

香港最大級のワイン&ダイン・フェスティバル開催

写真提供：香港政府観光局 香港最大級のワイン&ダインイベント「CCB（Asia）香港ワイン＆ダイン・フェスティバル」が2018年10月25日（木）から10月28日（日）まで香港島のセント...続きを読む >