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土鍋炊き込みご飯や火鍋など、冬の絶品香港グルメも登場!

香港流クリスマスを大特集! ビクトリア・ハーバーが期間限定で美しく変身


写真提供:香港政府観光局
今年もやってきたクリスマスシーズン! イルミネーションやクリスマスツリーで街中が飾り付けられる様子は、日本各地だけでなく世界中で見られるこの時期だけのスペシャルな光景だ。

香港は、アジアのなかでもとりわけクリスマスを盛大に祝う都市のひとつ。コロナ禍を経て再び活気を取り戻しつつある香港では、今まさにクリスマスから新年までをリアルにお祝いする準備が進められている。

そこで今回は、そんな香港ならではのクリスマスシーズンの楽しみ方をご紹介していく。


写真提供:香港政府観光局

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「ウエストカオルーン(西九龍)」に現れた“クリスマス・タウン”


写真提供:香港政府観光局
2021年11月26日(金)〜2022年1月2日(日)の期間限定で開催されている、「2021香港ウィンター・フェスタ」。今年新たにその中心となっているのが、西九龍文化地区一帯だ。

西九龍文化地区は、香港の国際的な芸術文化における新しい中心地とされるエリア。2021年11月にはアジア最大級の視聴覚美術館「M+」がオープンするなど、今世界的に注目を集めるカルチャースポットとなっている。


写真提供:香港政府観光局
香港を象徴するスカイラインやビクトリアン・ハーバーをバックに、「西九龍文化地区アートパーク」には7階建てビルに相当する全高20mのクリスマスツリーが登場。その周りには8つのウッドロッジも配置され、まるで絵本の世界に入り込んだかのようなクリスマス・タウンに変身した。


写真提供:香港政府観光局

また、サーチライトやレーザー、LEDスクリーンを使ってビクトリア・ハーバーを照らし出す「ア・シンフォニー・オブ・ライツ」も実施。香港フィルハーモニー管弦楽団が奏でる音楽にのせた、壮大な光のショーをお届けする。


写真提供:香港政府観光局
このほかにも、「2021香港ウィンター・フェスタ」は気になるイベント等が盛りだくさん! 香港政府観光局の特設サイトに詳細があるので、こちらもチェックしてみて。

 

クリスマスツリーにも、香港ならではの飾り付けを


写真提供:香港政府観光局
クリスマスツリーの飾り付けにも、香港ならではのオーナメントが登場。120年の歴史を誇る老舗ステーショナリーショップ「The Lion Rock Press」では、二階建てトラムをはじめ香港文化にインスピレーションを受けた、かわいらしい特別なオーナメントを販売している。

そのほかにも小さなお子さん向けとして作られた木製の点心セットなど、ユーモラスな玩具はクリスマスプレゼントにもぴったりだ。


写真提供:香港政府観光局
■The Lion Rock Press
https://www.thelionrockpress.com/

 

香港で味わう冬の味覚


写真提供:香港政府観光局
香港ではこの時期どんな美食が楽しめるのだろう? そこで寒い冬にこそ味わいたい、絶品グルメ&レストランをご紹介!

土鍋ごはん「煲仔飯」
①「坤記煲仔小菜(Kwan Kee)」

お米にさまざまな具材をのせて土鍋で炊き上げる、香港料理・煲仔飯。この名物料理がいただけるレストラン「坤記煲仔小菜」には、この時期冷え込む夕方に長蛇の列ができる。明るく賑やかな店内で多くのテーブルから注文が入るのは、やはり煲仔飯。スペアリブのトウチ蒸し、腸詰と卵、白うなぎなどがトッピングされた炭火炊きの煲仔飯を、熱々のうちにいただこう。

②「CHOP CHOP 食神叉燒」


写真提供:香港政府観光局
焼き物専門店「CHOP CHOP 食神叉燒」では、8種類もの冬期限定煲仔飯が登場! 「牛ミンチの卵とじ」「鶏肉と長芋と椎茸」「豚ミンチの塩辛とひしの実」など、胃袋も大満足のメニューが並ぶ。お店は比較的リーズナブルでファストフード感覚で利用できるので、次の香港旅行の際に立ち寄ってみるのもおすすめだ。
■CHOP CHOP 食神叉燒
https://www.chopchophongkong.com/

ガチョウのロースト
「鏞記酒家 (Yung Kee)」


写真提供:香港政府観光局
クリスマスの定番料理のひとつ「ガチョウのロースト」は、大切な人と楽しむとっておきのごちそうだ。一般的には西洋風のものをイメージする方が多いかもしれないが、香港で食べられる広東風もおすすめしたい。


写真提供:香港政府観光局
香港の代表的なレストランで、“ヨンキー”の愛称でも知られる「鏞記酒家」は、これが名物メニューとして評判のお店だ。今年大規模な改装で一新された店内では、約80年に渡り変わらず愛され続けるガチョウのローストがいただける。

燻製後はその独特な風味を保つため、炭火のオーブンで鴨肉を焼き、脂身、肉の柔らかさ、皮のパリパリ感がどれも絶妙にマッチ。添えられた酸味のあるプラムソースが、この濃厚な料理を完璧なものへと仕上げてくれる。数多くの食通をうならせた絶品メニューを召し上がれ。
■鏞記酒家 (Yung Kee)
https://yungkee.com.hk/en/home/

火鍋
①「酒鍋(The Drunken Pot)」

近頃日本でもよく目にするようになった火鍋。「酒鍋」はそんな火鍋を、ナイトクラブのような雰囲気の店内でいただけるレストランだ。遊び心のあるファンキーなインテリアにドラマチックな演出で、香港の若者たちから厚く支持されている。また1つの鍋に5種類のスープを入れることができるのも人気の理由。広東の伝統を再構築したモダンスタイルな火鍋を食べるなら、まずはこのお店をチェック。
■酒鍋(The Drunken Pot)
https://www.tdpdelivery.com/

②「怡紅院火鍋料理(Yi Hung Yuen)」


写真提供:香港政府観光局
「怡紅院火鍋料理」があるのは、香港の人気ナイトスポット「蘭桂坊(Lan Kwai Fong)」の中心部。中国の古典小説『紅樓夢』からインスピレーションを受けて作られたレストランで、いわゆる“香港らしさ”を演出してくれるようなネオンサインが、フォトジェニックだと人気を集めている。食事もビジュアルを見ただけで食欲がそそられるものばかりだ。
■怡紅院火鍋料理(Yi Hung Yuen)
https://www.yihungyuen.com/

 

香港のニューイヤーカウントダウン


写真提供:香港政府観光局
昨年は新型コロナウイルスの影響により、残念ながら中止となってしまった香港のニューイヤーカウントダウン。今年は開催場所を西九龍文化地区のアートパークに移し、華やかなコンサートと共に復活を果たす。

イベントでは香港の人気アーティストたちによるパフォーマンスや、香港フィルハーモニー管弦楽団がクラシック演奏を披露。さらにビクトリア・ハーバーの新名所となった美術館「M+」では、巨大ファサードにカウントダウンの時計が表示され、2022年の訪れをみんなで一緒に迎える予定だ。

日本からも下記URLより、ライブストリーミングでカウントダウンの瞬間を共に体験できる。香港と日本の時差は1時間。香港旅行が待ち遠しい方は、ライブ映像を観ながら香港での年越し旅行気分を味わってみてはいかが?
https://www.discoverhongkong.com/countdown


「The Lion Rock Press」が販売しているキャンドル 写真提供:香港政府観光局
なお買い物天国としても有名な香港では、近年香港発のオリジナルブランドが急成長しており、これまで以上にスタイリッシュでクリエイティブ、かつユニークなギフトが発見できる。オンラインショッピングなどを利用しながら、まもなくやってくるだろう香港旅行の再開を楽しみに待とう。



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