- TRIPPING! トップ
- 南アジアトップ
- ブータン
- ブータンのグルメ
- 唐辛子のオンパレード!意外と知られていない辛〜い料理が美味しい国といえば!?
日本列島もいよいよ梅雨明け、本格的な夏の幕開けです!
暑い日に、さっぱりとした冷たい料理、例えば素麺、冷やし中華あたりで涼をとるのも魅力的なのですが、夏だからこそモーレツに辛いものが食べたくなってしまう私。
「辛い〜」を連呼し、大量の汗を流しながら舌鼓を打つ。
そこにキンキンに冷えたビールがあればパーフェクト。
そんな方は多いのではないでしょうか?
さて、そんな中先日発売された「BRUTUS」
特集タイトルはその名も「辛いから。旨いから。」
絶妙なその響きに胸打たれ、本屋さんで早速購入。
その中で、フィーチャーされている「辛い」代表の国は、TRIPPING!でも情報掲載をスタートした「ブータン」なのです。
ブータン料理が「世界一辛い料理」と言われることもあることはご存知でしたか?
その秘密は唐辛子にあります。
とにかく唐辛子を大量に消費するのです。
唐辛子の入っていない料理はないのではないかというほど、とにかく唐辛子を使った料理が多い多い。
唐辛子を大量に消費する国は他にも多々ありますが、ブータンにおいては唐辛子の概念が他の国々とは少し異なるようです。
日本を含む多くの国で唐辛子といえば「スパイス」のカテゴリーに入るのですが、ブータンではあくまでも「野菜」の1つという考え方。
丸ごとそのまま使用する料理も多くあります。
ブータン料理の中でも代表的な料理である「エマ・ダツィ」もその1つ。
エマ=とうがらし ダツィ=チーズ その名の通り唐辛子とチーズを煮込んだ料理で、ご飯に合うということで、愛されています。
そもそも、ブータンで唐辛子が普及したのには、特徴的な自然環境に理由があります。
標高が高く、決して肥沃ではなかったブータンの土地では、荒れた土地でも育ちやすく栽培しやすい唐辛子が非常に重宝されたのです。
しかも乾燥させて長期保存も可能。
そんな背景もあり、ブータンの食文化には唐辛子が欠かせない食材となりました。
現在ブータンでは、あらゆる地域で様々な唐辛子が収穫されています。
国土の小さいブータンですが、標高差から、地域によって気候は大きく異なり、それに伴い、採れる唐辛子の種類、その調理法もバラエティ豊かとのこと。
ちょっとおっかなびっくりではありますが、ブータンでそんな唐辛子を使った辛〜い料理を食べてみたいな〜と真夏本番前のここ日本で思いを馳せてみたり。
編集部AI
INFORMATION
名称 | ブータン政府観光局 |
---|---|
URL | http://www.travel-to-bhutan.jp/about_bhutan/文化と伝統 |
何を読む?
国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます