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買い物
わざわざ足を運ぶ価値あり!

陶磁器の街、鶯歌のおすすめショップ3選

著者撮影

台湾鉄道を利用して台北駅から約30分。鶯歌は陶磁器の街と呼ばれ、焼き物が盛んです。陶磁器の博物館があったり、陶芸体験ができたりと幅広い体験ができますが、やはり楽しみたいのがショッピング。台北市内よりもリーズナブルな価格設定のところも多いのでわざわざ足を運ぶ価値ありと個人的には思います。

著者撮影

ただ、似たような商品を扱う店が多く、情報もさほど多くないので、実際に行ってみたけれどどこで何を買ったらいいのかわからなかったという声もよく耳にします。

今回は鶯歌駅から徒歩約15分、陶磁器ショップが並ぶストリート、鶯歌老街にあるお店でわたしが行ったら必ず訪れるお店を3店ご紹介。どこもリーズナブルに茶器や食器を手に入れられるお店です。ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

著者撮影

台湾を代表する茶器ブランドEilong(宜龍)の大型ショップ


Eilong(宜龍)外観 著者撮影

台北や九份にもショップがあり、茶器を扱うお店でも目にすることの多い「Eilong(宜龍)」は台湾を代表する茶器ブランド。比較的リーズナブルな価格でデザイン性も高く、品質もいい茶器が手に入るので、台湾へ旅行に来て、茶器を探している方にはおすすめすることの多いブランドです。


おしゃれな店内 著者撮影

そんなEilongのフラッグシップ店が2017年鶯歌老街にオープン。おしゃれで広い店内には所狭しと茶器が並べられ、これだけの品揃えならば必ずお気に入りに出会えそう。必要なものがすべて一式揃い、箱入りになったものなどもあるのでギフトにもぴったりです。


人気の伝統柄、客家花布柄の茶器もある 著者撮影

また、1階から壁一面に素焼きの茶器が飾られた階段を下りていくと、そこにはカフェレストランが。茶葉を使用したお料理や台湾茶などが楽しめます。もちろんお茶はEilongの茶器で提供されますので、どんな茶器で運ばれてくるのか、そんな楽しみもこちらでは味わえます。


地下1階にあるレストランでは茶葉料理や点心が楽しめる 著者撮影

鶯歌老街では食事ができるとこがさほど多くはないのでショッピングにごはんにと幅広く利用できるお店ですよ。

Eilong宜龍鴬歌店

住所 新北市鶯歌區重慶街62-1號
電話番号 (+886)2-2679-1917
時間 10:00~19:00
HP https://www.eilongshop.com.tw
地図 GoogleMapで確認する

 

ほっこり優しい雰囲気の手書きの器が可愛らしい「立晶窯」


立晶窯外観。器のイラストが目印 著者撮影

ぽってりと厚みのある水色の縁の器は台湾で昔から使用されている日常使いの器。食堂や台湾伝統スイーツのお店などで使用されているのをよく見かけます。


立晶窯店内 著者撮影

立晶窯はそんな馴染みのある器に果物や野菜、エビやカニなど柔らかな色合いのイラストをひとつひとつ手書きで描いたものが人気のお店で、台湾雑貨を取り扱うセレクトショップで販売していたり、ガイドブックをはじめとした雑誌などにも掲載される機会も多いので目にしたことがある方は多いかもしれません。


カゴの中にある商品がお買い得。どれも可愛いので迷います! 著者撮影

わたしもこの優しいテイストが好きで、行くたびに買い集めているのですが、窯元のこちらはやはり品揃えが違います。小ぶりなものから大きなものまで椀や平皿、そして、150元前後のお値段でカゴにわっさり入っているディスプレイなどを見ると、こちらの器が気になっていた方はきっと冷静ではいられないはず(笑)。


この日買ったものなど。台湾らしい温かみが感じられるお気に入り 著者撮影

営業時間が他のお店よりも短めなので、そこだけが注意点。日本語が少し話せる奥さんが優しい笑顔で迎えてくれますよ。 

立晶窯

住所 新北市鶯歌區重慶街64號
電話番号 (+886)2-2679-1356
時間 14:00~18:30
HP https://www.facebook.com/lijinkiln.fans/
地図 GoogleMapで確認する

 

宝探し感覚で訪れるのが楽しい「滿月圓陶瓷」


滿月圓陶瓷外観 著者撮影

時間のない方やちょっと高級感のある茶器などを探している方にはおすすめできないのですが、掘り出し物を探すのが好きな方やデットストック、日本や台湾のレトロ食器にどこかときめくというような方はぜひ訪れてみて欲しいのがこちらの「滿月圓陶瓷」。


日常使いの器がずらりと並ぶ店内 著者撮影

入口から見た感じの雰囲気は他のお店とさほど変わらず、日本や台湾製の家庭用食器がずらりと並んでいるのですが、一番奥まで進むと正面からは見えない右手に、ほぼ倉庫といったような空間が現れ、どっさりと食器の山が!


お茶を入れると鯉が泳いでいる様に見える茶器は人気商品 著者撮影

はじめて訪れた時はまさかこんな空間が広がっているとは思いもよらなかったのでかなり興奮。どうやって見て回ろうと戸惑いながらも目はおそらくギラついていたのではと思います(笑)。


正面からは見えない奥のスペース。まさに宝探し気分が味わえます 著者撮影

ただ、旅行者にとってはほとんどが台湾らしさのない家庭用食器ですので、さほど魅力を感じないかもしれませんが、ひとつひとつじっくり見ていくと、日本の有名ブランドの型落ち品や一体何年前のものなんだろう!というようなデットストック品が発掘できたりするので毎回宝探しをするような気分でこちらを訪れます。


この日の戦利品。昔の焼きもの皿、大同の豆皿、「開運」というパッケージに包まれていた龍の箸置き 著者撮影

台湾の食器ブランド大同のレトロな柄の豆皿やレンゲ、昔、台湾の家庭で使用されていたと言われる優しい色合いの焼き物の器などこれまでいくつかのお気に入りを嬉しいお値段で手に入れました。
そう考えると眠っている商品のほとんどが1点もの。本当は内緒にしておきたいとっておきですが、お時間のあるときなどにぜひどうぞ。

滿月圓陶瓷

住所 23942新北市鶯歌區尖山埔路32號
電話番号 (+886)2-2677-6526
時間 10:00~19:00
地図 GoogleMapで確認する

 
(text & photo : コバシイケ子)

 



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