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ヘビロテすぎてSNSアップを自粛中!

台北のマイパワーフードB級グルメ3選

天天利美食坊外観。ピーク時には行列ができるが回転は速い。 著者撮影

こんにちは!台湾ブロガーのコバシイケ子です。
台湾といえばB級グルメも堪能しておきたいもののひとつ。安うまごはんのコスパの高さにはわたしもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。お気に入りのお店は繰り返し何度も行ってしまうので今回ご紹介するお店は正直ヘビロテすぎて、あまりにもくどいかしらとSNSにアップするのも自粛中(笑)。それくらいお気に入りで、なんだかへとへとになったとき、元気をだしたくなったときにはつい足を運んでしまうパワーフードのお店でもあります。気軽に立ち寄りやすいので台湾ごはんに迷ったときなどぜひ行ってみてくださいね。

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滷肉飯を食べるなら絶対にここ!
不動のお気に入り№1 西門「天天利美食坊」

滷肉飯は卵焼きトッピングで小35元、大55元。 著者撮影

豚肉の細切れを台湾エシャロットなどと一緒にとろとろに煮込みごはんにかけていただく「滷肉飯」。こちらもまた台湾B級グルメの代名詞。旅行で来ていた当初から台湾に来たならば食べねばと食べ続けていましたが正直、ふーん、こんな感じかー、とそこまでの感動を得られなかったのですが、天天利の滷肉飯をはじめて食べたときはがつんと衝撃を受けました。

左から時計回りに「蘿蔔糕」、「魚丸湯」、「筍 絲滷」、「滷肉飯」。 著者撮影

脂身の少ないお肉に甘辛い濃いめの味付け、八角などのスパイスの味はほぼ感じられないのでとにかく食べやすく、日本のそぼろごはんを彷彿させるどこか馴染みの味。さらに、ここでは半熟目玉焼きのトッピングをすることができ、とろりと流れる黄身と滷肉のコンビネーションにもう完全ノックアウト。原宿や渋谷のような雰囲気で若者の街と呼ばれる西門ですが「天天利美食坊」がある限り、この街には通い続けることでしょう。2種類のソースがかかった大根もち「蘿蔔糕」なども美味なので合わせてぜひ!

注文はテーブルに着いてから伝票に記入。注文時に会計もする。 著者撮影

天天利美食坊

住所 台北市萬華區漢中街32巷1號
電話 (+886)2-2375-6299
時間 9:30~22:30(月曜定休)
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からりとスパイシーな排骨とおかずのっけごはんのバランスが最高な「君悦排骨」

「排骨飯(160元)」を注文するとこのセットで届く。+10元で煮卵を追加。 著者撮影

ポークリブの唐揚げ「排骨」。その存在は知っていましたが、なかなかヘビーそうな見た目からお食事のセレクトとしての優先順位は低く、はじめて台湾で口にするまでに結構な時間を要したのですが、ある日、君悦排骨の衡陽店の前を通りがかったとき、昭和レトロを彷彿させるような看板や店構えがとても素敵で店頭写真をインスタにアップしたところ、台湾好きの多くの方が「このお店は美味しい!」とコメントをくださって、えー!そんなに人気なんだ!と後日駆けこみ、看板商品の「排骨飯」をいただいてみたところ、確かに美味しい!!フライでも唐揚げでもない、例えるのならばフライドチキンの豚肉版。スパイシーな衣をまとったポークリブは骨付の部分は端だけで脂身がほとんどないので食べやすく、止まらぬ美味しいさ。

「君悦排骨 衡陽店」の外観 著者撮影

ごはんとは別のお皿で提供されるので、別々に食べてもいいし、ごはんにのっけてかきこんでもよし。ごはんの上には3種のおかずが盛り付けられていて、こちらは日によって変動しますが、いつ食べてももしっかり味のおかずでこちらももれなくおいしいのが素晴らしいところ。レトロな雰囲気の店内はいつでも幅広い年齢のお客さんで賑わっていて、そんなところにもまたぐっとくるお店です。

どこか懐かしい雰囲気の店内。どの時間帯でも人が途切れない。 著者撮影

君悦排骨 衡陽店

住所 台北市中正區衡陽路37號
電話 (+886)2-2313-1198
時間 10:45~20:45
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具材と味に台湾フードの“好き”がぎゅっとつまった麻膳堂の「麻辣麺」

「麻辣麺」は単品210元、セットは250元、蒸し餃子やスイーツがついてくる。 著者撮影

辛さとスパイシーさが堪らない「麻辣火鍋」が好物で、人数がいればみんなで食べに行ったりするのですが、あの火鍋のスープが恋しい!と思ってもなかなかひとりでは難しいのが火鍋の残念なところ。台湾にはひとり鍋があるじゃない!と思われるかもしれませんが、鍋はどちらかというとスローフード。ちゃんと時間があるときじゃないとやはり厳しいものなのです。ですが、麻辣麺をはじめて食べた時、すぐに出てくる上に、辛くてスパイシーなスープも堪能でき、時折訪れる麻辣火鍋を食べたい欲がこれで解消されるかも!とほっとしたのをいまでも覚えています。

麻膳堂外観。台北駅の真向かいという好立地。 著者撮影

麻膳堂は台湾に何店舗かありますがHOYII北車站店は台北駅の真向かいという素晴らしい立地の良さ。店内もお洒落できれいなので利用しやすのも魅力です。「麻辣麺」は辛さが選べるスパイシーな麻辣スープにもちもちの特製麺、具材のお肉は牛、豚、羊から選べ、大きな湯葉を揚げた「豆皮」と「鴨血」がたっぷり入っています。「鴨血」は字の通り鴨の血を固めたものなのですが、麻辣火鍋ではマストの具材。レバーのような見た目ですが全くの別物、味はほとんどなく、スープの味がほどよく染み込み、食感はぷるぷる。はじめ抵抗があっても、一度口にすると大抵の人は好きになる魅惑の食材。興味のある方はここでファーストチャレンジをしてみるのもいいかもしれませんね!

清潔感のあるおしゃれな店内。 著者撮影

もし食べられない食材があればはずすことも可能。日本語メニュー完備。 著者撮影

麻膳堂 HOYII北車站店

住所 台北市中正區忠孝西路一段36號
電話 (+886)2-2311-5420
時間 11:00~22:00
HP http://www.mazendo.com.tw/
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(text & photo : コバシイケ子)

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