韓国
グルメ
おいしいパンとコーヒーを♪

ソウル聖水で話題のベーカリーカフェ「Cafe Onion」

著者撮影

地下鉄2号線聖水駅2番出口から徒歩にて5分もかからない場所にある、話題のベーカリーカフェ「cafe onion聖水店」。
ソウル中心部の賑やかさに比べるとローカル感を感じる町並み。もともとこの辺りは工業地区となっており、それらしき建物が立ち並ぶ。

本文を読む


近年、この辺りは「聖水洞カフェ通り」と呼ばれ、話題になるようなおしゃれなリノベーションカフェが多い地域となっているがcafe onionはその先駆け。ソウルの人気ショップ「chuu」が手がけ、2016年にオープンしたが今でも客足は途絶えることはなく、ソウルのおしゃれスポットの代名詞にもなっている。

レンガの壁に一際目立つ「onion」の文字

著者撮影

入口から入るとまず広がるのがベーカリーショップとドリンクバー。内装は想像以上に手を加えていない、古びた建物そのものだが、中央に陳列された人気ベーカリー「BREAD05」が手がけるバラエティ豊かなパンとシンプルながらも店名入りのエスプレッソマシンなどが陳列されオシャレ感が醸し出されているバーカウンターが上手く融合し、話題になるのも頷けるアーティスティックな空間となっている。

著者撮影

ここで押さえておきたいパンは真っ白な粉糖と煙突のような形が特徴の「パンドール」や1番人気の「あんバター」。大きめカットのバターとあんのバランスが絶妙。いずれも写真映えも間違いなしなcafe onionのおすすめ商品だ。

著者撮影

商品を受け取り、客席へと進むと、異なる3つの空間でゆったりとしたひとときが味わえるようになっている。
1つは隣の棟にある店内席。ビックテーブルやプライベート感が味わえるようなボックス席にテーブル席もいくつかとニーズに合わせて使い分けられるような設計で、古びた水色のタイルもなんともフォトジェニックだ。


著者撮影

著者撮影

また、天気のいい日には中庭にある大きなテーブルで工場跡地の雰囲気を感じながらのんびりするのもいいし、開放的な屋上ではローカルな街並みとソウルの生活感を感じながら、おいしいパンと自慢のコーヒーを味わえる。

著者撮影

ソウルでいま最も勢いを感じられるcafe onion、1号店であるこちらの聖水店の他には、現在ソウル北部の弥阿洞に2号店、2019年3月には韓国の伝統家屋である韓屋をリノベーションした3号店の安国店をオープン。カフェ好きならばcafe onion巡りを旅のプランに入れてもきっと満足できるに違いない。

(text & photo : Keiko Ohashi)



何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます