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空港から市内への移動も紹介!

事前にチェックしてスムーズに移動! バンコク市内の交通手段

photo : TRIPPING!

タクシーや電車に加え、お馴染みのトゥクトゥクや意外と便利な水上バスまで、バンコクの交通手段は様々。今回は、初めてタイに訪れる方のためにも、バンコクの玄関口となるスワンナプーム国際空港から市内へのアクセスと、市内の交通手段を紹介する。

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スワンナプーム国際空港からバンコク中心部へのアクセス

空港から市内までのアクセスは、荷物の持ち運びが苦でなければ、リーズナブルで分かりやすいのは電車。とはいえ、早くホテルで休みたい方や目的地までスムーズに移動したい方には、タクシーがおすすめだ。


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■エアポート・レイルウェイ・リンク

エアポート・レイルウェイ・リンクは、空港ビルの地下3階にあるスワンナプーム国際空港駅とバンコク中心にあるパヤタイ駅を結ぶ鉄道。終点のパヤタイ駅までは約26分の道のりで、パヤタイ駅からはバンコク市内を走る鉄道・BTS(スカイトレイン)に乗り換えることができる。運行本数は1時間に4~5本で、空港からパヤタイ駅までの料金は45THB(約160円)。

■リムジンタクシー

とにかく快適に旅を始めたい方には、リムジンタクシーがおすすめ。申し込みは空港ビル2階の到着口にある専用カウンターで。車種や距離によって変動があるが、空港からバンコク中心部までの料金の目安は、900THB(約3,150円)〜11,200THB(約39,200円) ※高速代込み ほど。先払い制。

■タクシー

メーター式の一般的なタクシーを利用する場合は、空港ビル1階の専用乗り場へ。まずは乗り場に設置されている自動発券機で整理券を発行。その後、自分の整理番号が電光掲示板に表示された場所に停車しているタクシーに乗車する。空港から市内の中心部までの料金の目安は、300THB(約1,050円)〜400THB(約1,400円) ※高速料金・手数料込み 。これに、空港使用料の50THB(約180円)が追加される。

トラブルを避けるためにも、空港の出入り口付近で客待ちをする“白タク”は利用しないように。

 

バンコク市内で使える交通手段

市内の移動には、電車や路線バスの他、トゥクトゥクや水上バスなどバンコクならでは交通手段が利用できる。目的地に合わせて、最適な交通手段を選ぼう。

■BTS(スカイトレイン)

BTSは、バンコク市内を走る高架鉄道で、市内の観光には欠かせない乗り物のひとつ。路線はナショナルスタジアム駅〜バーンワー駅を結ぶシーロム線と、モーチット駅〜ケーハ駅を結ぶスクンビット線の2路線がある。電車は約5分〜8分間隔で運行しており、運賃は16THB(約60円)〜44THB(約150円)。(スクンビット線は2019年〜2020年にかけてモーチット駅からさらに延伸予定。)

滞在期間が長くなる場合や、BTSを何度も利用する可能性がある場合は、140THB(約490円)で購入できるワンデイ・パスや、便利なICカード「ラビット・カード」を購入しておくのも手だ。「ラビット・カード」は駅構内の窓口で購入でき、値段は発行手数料100THB(約350円)+初回チャージ料金(100THB〜)。尚、カードの登録にはパスポート(コピーでも可)が必要となる。

■MRT(地下鉄)

MRTは、バンコク市内を走る地下鉄。BTSとは、シーロム駅やスクンビット駅、チャトチャック駅で接続している。電車は約5分〜10分間隔で運行しており、タッチパネル式の自動券売機でトークンを購入して乗車する。運賃は16THB(約60円)〜42THB(約150円)。尚、2019年8月以降、MRTは新駅が続々と誕生予定。

■タクシー

タイのタクシーは、初乗り1kmまでが35THB(約120円)。乗車時にはメーターが使われていることを確認しよう。基本的にチップは不要だが、細かいお釣りは受け取らないのがマナー。

■トゥクトゥク

トゥクトゥクは屋根付きの三輪バイクで、小回りが利くため、近距離の移動に便利だ。交通量の多い街中を駆け抜ける爽快感は、東南アジア旅行の名物とも言える。


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料金は市内の移動であれば50THB(約180円)〜500THB(約1,750円)と言われているが、あくまでも目安。ドライバーに行き先を告げ、料金交渉にチャレンジしてみて。

■エクスプレスボート


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エクスプレスボートは、バンコク市内を横断するチャオプラヤー川を走る水上バス。バンコクの三大寺院と呼ばれるワット・アルン、ワット・ポー、ワット・プラケオへのアクセスにも便利だ。


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ボートは、約5分〜20分の間隔で運行しており、料金は10THB(約40円)〜31THB(約110円)。チケット購入は乗船前/後のどちらでも可能。なお、エクスプレス・ボートは船尾の旗の色によって、停泊する駅の数が異なる。全ての船着場に停まるローカルラインは旗が無い。青い旗のチャオプラヤー・ツーリストボートは、20THB(約70円)〜。お得な1日乗車券もある。

■市バス

初心者にはハードルが高いかもしれないが、よりローカルな体験をしてみたい方には路線バスも有効な交通手段だ。行き先はフロントガラスと側面に記載されており、多くの場合はタイ語だが、アルファベットで書かれているバスもある。路線によって車両や料金は異なるため、詳しい路線図について知りたい方は、書店で路線図を購入するのがベター。

また、乗車の際はバスが停留所に近づいて来たら手をあげるなどして、乗る意思を示そう。

鉄道やタクシー、路線バスなど、多様な交通手段を擁するバンコク。現地に足を運ぶ機会があれば、トゥクトゥクや水上バスなど、バンコクならではの乗り物にもぜひトライしてみて。

※料金ならびに路線については、2019年7月時点の情報になります。

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