タイ
カルチャー
タイ映画の世界に浸ろう!

2016年の春はタイ映画の春!注目の3作品が日本で劇場公開

surechigai©2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

タイはアジアでも指折りの映画製作国。特に2010年以降は毎年50~70本の長編作品を世に送り出していたり、日本をはじめ世界各地の映画祭で賞を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せています。

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そんなタイ映画作品がこの春、3作品立て続けに日本の劇場で一般公開される予定です。これまでにもタイ映画の劇場公開はありましたが、これほど集中して公開されるのはおそらく初めてのこと。ぜひ足を運んで、タイ映画の世界に浸っていただきたい! 

というわけで、今日はその3作品について紹介していきます。

 

世界から注目を浴びるタイの天才、アピチャッポン監督最新作
『光りの墓』 3月26日公開

光りの墓_メイン
© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)

1月に書いた記事「タイエンタメ界、2016年はこの人たちに注目!」でも紹介した、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督による最新長編作品。

監督の生まれ故郷であるタイ東北部・コーンケーンの病院を舞台に、謎の眠り病にかかってしまった男たちと、彼らの世話をする女性、彼らの魂と交信する特殊な能力をもつ女性とが織りなす不思議な物語を描きます。「アピチャッポン史上最高傑作」との呼び声も高い作品です。

光りの墓_サブ3

こちらは3月26日、東京・渋谷の映画館シアター・イメージフォーラムを皮切りに各地の映画館で順次公開される予定です。

また、すでに東京での上映は終了してしまいまいましたが、アピチャッポン監督の幻の名作(2006年に製作されたものの、タイ国内の検閲により劇場未公開)である『世紀の光』も、各地の映画館で公開中なので、これもあわせて観てはいかがでしょうか?

 
『光りの墓』公式サイト
http://www.moviola.jp/api2016/haka/index.html

『光りの墓』予告編

『世紀の光』公式サイト
http://www.moviola.jp/api2016/seikino/

『世紀の光』予告編

 

オネエのバレーボール・チームが夢とタマを追いかける!
『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』 4月30日公開

メイン© 2015 Phranakorn Film

こちらは2000年に公開されて大ヒットし、日本でも2001年に劇場公開されて話題になった映画『アタック・ナンバーハーフ』のリメイク作品です。

これは、実際にタイの国体で優勝した「オネエ」たちのバレーボールチーム「サトリーレック(鋼鉄の淑女)」にヒントを得て制作されたスポーツ・コメディ作品。パッと見はなよなよしているけれど、実力はそこらのオトコ以上というオカマチームが活躍するという話ですね。

サブ5© 2015 Phranakorn Film

天真爛漫な妹キャラ、口が悪いトラブルメーカー、見た目は超マッチョなのにハートは超乙女チックなど、チームメイト全員がそれぞれキャラが立っていて、最初から最後まで楽しめる娯楽作品になっています。

こちらの作品は4月30日、シネマート新宿ほか全国で順次公開予定です。

 
『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』公式サイト
http://www.attackdx.com

『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』特報

 

筏(いかだ)の学校を舞台にした、恋と成長の物語
『すれ違いのダイアリーズ』 5月公開

surechigai©2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

こちらは2014年にタイで公開されて大ヒットした作品で、2015年のアカデミー賞外国語映画部門のタイ代表にも選ばれました。また、日本でもすでに「先生の日記」というタイトルで2014年の東京国際映画祭や2015年のしたまちコメディ映画祭in台東でも上映されていて、その時に好評だったため、劇場公開が決まったようです。

この作品の舞台となるのは、タイ北部ランプーン県にある巨大な湖に浮かぶ筏の学校。この湖には水上で暮らすタイ人が多数いて、彼らの子供たちを教えるため、教室一つと教員が暮らすスペースだけがある小さな小学校があるんです。

そこに新任教師のソーンという男性が赴任してくるのですが、このソーンは元レスリング選手で、筋肉はあるけど教える方はいまいち。そのため、どこの学校もクビになってしまって、この僻地の学校に流れ着いてくることになり、教師の卵として1年間教え始めるわけです。

その後、田舎の生徒たちと体当たりで触れ合いながらソーンの教師生活が始まるわけですが、ある日、その教室の片隅で1冊の古い本を見つけるんです。

それは、ソーンの前の年に赴任していた女性教師エーンの日記です。そこには僻地の学校にやって来たエーンの心細い気持ちや自分自身を励ます言葉、毎日の教師生活のあれこれなどが細かく書かれていて、ソーンはそれを読むことで自分が励まされたり、田舎の子供たちとの接し方や教え方のコツを覚えたりして徐々に一人前の教師に成長していくわけです。

そしてソーンはその日記を読むうちにエーンという女性に心惹かれていくわけですが、果たして2人は巡りあうことができるのか? という内容になっています。

この映画はメインとなる主役の2人の田舎の学校での成長物語や恋の行方に、田舎の子供たちの教育問題、タイの美しい自然などの要素がうまく組み合わさっていて、本当に完成度の高い1本に仕上がっています。ぜひ観てほしい作品のひとつですね。

この『すれ違いのダイアリーズ』は今年5月、シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショーされる予定です。

 
『すれ違いのダイアリーズ』公式サイト
http://www.moviola.jp/diaries2016/

 
(text : fuku)

 
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